みなさんは家庭菜園をやってますか?我が家では去年からこの物価高の時代、ほんの少しでも家計の助けになればと野菜や果物の家庭菜園を始めました。
今年はニラとチンゲンサイを育ててます。
ニラは簡単でたくさん採れるときいたので始めたのですが、実際に種を蒔いてみるとニラよりチンゲンサイの方が発芽がよく、育っています。
今回は我が家の家庭菜園の中からチンゲンサイの栽培についてお話しします。
チンゲンサイの説明
チンゲンサイと言えば中華料理でよく使われるイメージがあると思います。
チンゲンサイはアブラナ科アブラナ属の中国が原産地です。
実は日本に入って来たのは中国との国交回復後の1972年以降と言われているそうです。
意外と日本に入って来てからそんなに経ってないんですね。
チンゲンサイは生育期間が40から50日と短く気温の変化にも強いため、ハウス栽培で育てられたチンゲンサイが一年中スーパーなどに出ています。
チンゲンサイの栄養成分
私のブログではダイエットも記事にしているので、チンゲンサイの栄養成分についてもご紹介します。
チンゲンサイ1株100gのうち可食部85gの栄養成分
参考: カロリーslism
- エネルギー:8kcal
- タンパク質:0.51g
- 脂質:0.09g
- 炭水化物:1.7g
なんと1株の可食部をまるまる食べても8kcalしかないのでこれはダイエット向きの野菜ですね笑
栄養素を見ていきましょう。
チンゲンサイはビタミンA、ビタミンK、葉酸、ビタミンCが多く含まれている事がわかります。
ちなみに各ビタミンの主な働きを簡単に説明すると…
- ビタミンA: 皮膚・粘膜を正常に保つ。暗順応や視力を保つ
- ビタミンK: 血液の凝固性を保つ。歯・骨の形成に役立つ
- 葉酸: たんぱく質を作るのに役立つ。正常な赤血球の生成に役立つ。
- ビタミンC: メラニン色素の生成を抑える。コラーゲンの生成に役立つ。エネルギー産生に関わるカルニチンの生成に役立つ。
ビタミンの働きから見たチンゲンサイを摂るべき人
- 薄暗いところで物が見えにくい人
- 肌が乾燥してカサカサする人
- 内出血しやすい人
- 抗生物質をのんでいる人
- 貧血気味の人
- 妊婦・授乳婦
- しみ・そばかすが気になる人
- タバコを吸う人
- 激しい運動をする人
参考: アリナミン ビタミン一覧表
チンゲンサイに含まれるミネラルはモリブデンが最も多くカルシウムも比較的多く含まれています。
モリブデンの働きは血液の生成を手助けし、鉄欠乏性貧血の予防をしたり、脂質や糖質の代謝を手助けしてくれます。
我が家のチンゲンサイ栽培
チンゲンサイの発芽温度は15-25℃で栽培適温は15-22℃。
乾燥を嫌うが暑さには比較的強い。
梅雨明けを待って種蒔きを開始。
種はホームセンターで98円のものを買いました。種はダイソーでも100円で売っています。
種蒔き時は35℃近い日が多く、発芽温度よりかなり気温が高い日が続いていたので、正直あまり発芽を期待していませんでした。
発芽するまではたっぷり水やります。
すると種まきから2、3日で発芽し、プランターびっしり芽が出ました。
チンゲンサイは乾燥させないようにしっかり水やりをしましょう。土の表面が乾いていたら株元に水やりをします。
チンゲンサイは間引きながら大きく育てて、株ごとに収穫するので、小さい株やあまり強そうじゃない株を間引きました。
本葉が3、4枚になったら株を間引くタイミングです。追肥もします。
それでもまだ株が多いのでプランターをもう一つ用意して、移植することにしました。
元々全ての株を栽培していたプランターにはここでまた追肥しました。
結論
- チンゲンサイはプランターでもよく育つ
- 夏場の暑さでも成長する
様子を見て茎が太くなったら収穫してみようと思います。
収穫してどう調理しようか今から楽しみです。