まだまだ暑い時期が続きますが、暦の上では秋。
秋が旬の食べ物といえばサツマイモです。
近年、サツマイモはスーパー以外にコンビニでも販売されており、一年中見かけるようになりました。
そんなサツマイモを自宅で調理して焼きいもや蒸しいもを作りたいけど、手間がかかりそうだと思っていませんか?
実は炊飯器で簡単にサツマイモは調理できます。
今回は自宅で簡単にしっとり・ホクホクのサツマイモの調理方法をご紹介しますので、是非最後までご覧ください!
サツマイモの品種
スーパーなどでよく売られていて、糖度が高く甘みの強い品種をざっとご紹介します。
★紅はるか:名前の由来は他の品種より食味や外見が「はるか」に優れている事から付けられました。しっとり甘さが濃厚で、夏場は冷やしても美味しく食べられます。
★安納芋:しっとり甘く他のサツマイモよりやや小ぶりな品種です。元々は鹿児島の種子島産のものだけを指していたようですが、現在はどこで作られていても「安納芋」と言うようになりました。
★紅あずま:関東を中心に東日本でよく栽培されている品種です。加熱するとホクホクになり繊維が少なめで、上品な甘さが特徴の品種です。
★シルクスイート:その名の通り、滑らかでしっとりした食感があり。濃厚ながら上品な甘さがあります。シルクスイートの収穫時期は9月下旬〜10月頃ですが、収穫されてから甘さを出すために寝かせておく期間がありますので、旬は冬場とされています。
蒸しイモの作り方
では、作り方の手順をご説明します。
今回調理に使うのはスーパーでもよく見かける「紅あずま」です。関東ではか特に茨城県や千葉県で栽培されています。
炊飯器にサツマイモをセットする
よく洗ったサツマイモを炊飯器に並べます。我が家の炊飯器は5合炊き用ですが、5合炊き用で写真の大きさのサツマイモで4本程度が目安です。
入れる水の量はサツマイモが半分浸かる程度です。
水の量で仕上がり方が変わりますので、お好みに合わせて水の量を調節してください。
しっとりした仕上がりにしたい方は水をサツマイモの1/2程度にします。
ホクホクした仕上がりにしたい方は水を1/4程度と少なめにします。
塩をひと摘み程度入れると、更に甘さが増します。
サツマイモを「玄米モード」で炊く
あとは炊飯ボタンを押すだけですが、ここでひとつポイントがあります。
炊飯器の設定の中から「玄米モード」を選んで炊いてください。
玄米モードで炊くと、時間をかけて加熱される為、サツマイモにじっくり熱が入り、しっとり甘く仕上がります。
出来上がったら、サツマイモを取り出します。
サツマイモを割ってみましょう。
しっとり甘い蒸しいもの出来あがりです!
オーブントースターで焼くと「スイートポテト」に
ここまでの炊飯器での調理だけでも十分甘く仕上がりますが、オーブンがある方は更にもう一行程加えると、「スイートポテト」のような仕上がりになります。
炊飯器から取り出したサツマイモをすぐにアルミホイルで包み、オーブントースターで約5分ほど加熱します。
するとスイートポテトのような仕上がりになります。
まとめ
- サツマイモを炊飯器に並べて「玄米モード」で炊く。
- 入れる水の量で仕上がり方が変わるので好みに合わせて水の量を調節する。
- さらにオーブントースターで5分ほど加熱するとスイートポテトのように仕上がる。
いかがだったでしょうか。全く手間をかけずに、準備時間およそ2分程度で自宅で簡単に蒸しいもが作れます。
是非一度、お試しあれ!
ちなみに炊飯器で蒸しいもが出来上がったら、すぐに取り出してください。
炊飯器は炊き上がると保温に切り替わりますが、サツマイモが内釜にこびりついてします。
また、炊飯器の蓋もよく洗ってから、お米を炊いてください。
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