こんにちは!chanです。
皆さん、今年のふるさと納税は済ませましたか?
筆者には先日、ふるさと納税で申込んだ返礼品の米とトイレットペーパーが届きました。
ふるさと納税の返礼品の選び方はそれぞれですが、私は基本、家計の助けにするため、米と日用品(ボックスティッシュとトイレットペーパー)を選んでいます。
今回の記事では、私が今年選んだふるさと納税の返礼品をご紹介します。
その前にふるさと納税の仕組みがわからないという方のために、ふるさと納税の仕組みを簡単に解説しますので、既にふるさと納税について知っているという方は説明を飛ばしてください。
ふるさと納税の仕組み
ふるさと納税の実際の流れは以下のようになります。
寄付先の自治体を選ぶ
寄付者は、全国の自治体(自分の住んでいる自治体以外も可能)から寄付をしたい自治体を自由に選ぶことができます。
ふるさと納税ポータルサイトや自治体の公式ウェブサイトを通じて寄付を行います。希望の返礼品を選択して寄付の申請をしましょう。
寄付額に制限はありませんが、控除される金額には上限があります。
寄付金額と返礼品の申込み
寄付後、自治体から寄付金受領証明書を受け取ります。
寄付金受領証明書は税金控除の申請の際に必要になるので保管しておきましょう。
返礼品を受け取る
ふるさと納税の申し込みをしてから数週間程度で自治体から返礼品が届きます。
税控除の申請
確定申告:所得税や住民税から控除を受けるため、確定申告を行います。確定申告書類と寄付金受領証明書が必要になります。
ワンストップ特例制度:確定申告が不要な給与所得者などは、この制度を利用します。寄付ごとに各自治体へ申請します。申請にはワンストップ特例申請書と各種書類(マイナンバーカードなど)が必要になります。
確定申告が必要な例
- 給与の年間収入が2000万円を超える
- 給与以外の収入(所得)が20万円を超える
- 医療費控除や住宅ローン控除(1年目)などで確定申告をする
- 1年間の寄付先が5自治体を超えている
上記のようなケースではワンストップ特例制度が無効になるので注意しましょう。
控除の仕組み
ふるさと納税では、自己負担額の2,000円を除いた額が控除対象となります。ただし、控除額は収入や家族構成によって上限が設定されています。
控除限度額を超えた寄付は全額自己負担となるので、注意しましょう。
各ふるさと納税のポータルサイトや自治体のウェブサイトで、自身の収入や家族構成などから寄付上限額をシュミレーション出来るので、必ず事前に確認しましょう!
住民税特例控除
控除分は住民税の特例控除として適用されます。
【控除の例】年収500万円の人が、3万円をふるさと納税した場合
- 自己負担額:2,000円
- 税金控除:28,000円(所得税+住民税から控除される)
ワンストップ特例制度
給与所得者など確定申告が不要な場合、ワンストップ特例制度を利用すると手続きが簡単になります。この制度を利用するには以下の条件が必要になります。
- 寄付先が5自治体以内であること
- 寄付する際に「ワンストップ特例申請書」を提出する
ワンストップ特例申請書の提出忘れがあると、確定申告が必要になるので注意!
ふるさと納税のメリット
- 地域貢献:自分のふるさとや応援したい自治体を直接支援できる。
- 返礼品:地域の特産品やサービスを楽しめる。
- 税負担の軽減:所得税・住民税の控除が受けられる。
- 手続きが簡単:ワンストップ特例制度を利用すれば確定申告が不要になる。
ふるさと納税の 注意点
- 控除上限額を超える寄付は全額自己負担となるため、事前に上限額を確認しておきましょう。
- 確定申告やワンストップ特例の手続き漏れがあると、控除を受けられない場合があります。
- 一部の自治体では返礼品の割合や内容に制限が設けられています(返礼品の金額が寄付額の3割以内であることなど)。
ふるさと納税は寄付先の自治体の税金の使い道を自分で選ぶ感覚で利用できる制度です。
専用のポータルサイト(例:ふるさとチョイス、さとふる、楽天ふるさと納税など)を活用すれば、自治体や返礼品を簡単に検索・選択できます。
筆者は楽天会員で楽天カードを所有していて、楽天市場でよく買い物をするので、楽天ふるさと納税を利用しています。
楽天会員や楽天カードで決済を行うとポイントの付与があり、その他のSPUの条件に該当していると、ポイント付与率が上がるのでおすすめです。
※ふるさと納税のポイント付与制度は2025年10月1日から禁止となるので、早めに活用しましょう。
楽天ふるさと納税を利用するメリット
楽天ポイントが付与される
楽天市場でのふるさと納税の最大の魅力は、寄付金額に応じて楽天ポイントが付与されることです。
- 還元率が高い:楽天スーパーセールや「お買い物マラソン」といったキャンペーン期間中に寄付すると、ポイント還元率がさらにアップします。これにより、実質的な負担額をさらに軽減できます。
- ポイント利用も可能:貯まった楽天ポイントをそのまま寄付に使うことができるため、支払額が抑えられます。
手続きが簡単
楽天のアカウントを使えば、ショッピング感覚で簡単に寄付ができます。
- 寄附する自治体や返礼品を選び、ショッピングカートに追加して決済するだけで申し込みが完了します。
- ワンストップ特例制度の申請書も楽天サイト内で簡単にダウンロードできるため、手続きがスムーズです。
豊富な返礼品
楽天ふるさと納税は日本全国の自治体から数多くの返礼品が掲載されています。
- 食品(米、肉、魚介類、フルーツなど)はもちろん、工芸品や体験型返礼品も充実しています。
- 楽天市場の検索機能を活用して、カテゴリや価格帯、レビュー評価を元に返礼品を簡単に比較できます。
他の楽天サービスとの連携
楽天市場でのふるさと納税は、他の楽天サービスとも連携しており、楽天経済圏を活用できます。
- SPU(スーパーポイントアッププログラム)対象:楽天カードや楽天銀行、楽天モバイルなどの利用状況に応じて、ポイント倍率が上がります。
- 楽天経済圏が活用できる:他の買い物やサービス利用で貯めたポイントを利用できるため、楽天経済圏ユーザーのメリットを活用できます。
2024年にふるさと納税で選んだ返礼品
その1:トイレットペーパー
こちらは静岡県富士宮市の返礼品です。
香り付きのトイレットペーパーで消臭効果があるので、トイレの消臭剤の節約にもなります。
1ロールの長さは通常の長さの1.5倍で37.5mあります。
8ロール×8パックで合計64ロール入っていますので、一人暮らしの方にも、家族が多い家庭にもおすすめです!
これで当分はトイレットペーパーを買う必要がなくなりそうです。
その2:ボックスティッシュ
栃木県佐野市の返礼品です。
内容は1箱 200組(400枚)が5箱×12パックで合計60箱です。
トイレットペーパー同様、生活必需品ですので単身者も人数が多い家庭にもおすすめの返礼品です。
その3:米
新潟県見附市の返礼品「こしいぶき」を選択しました。
こしいぶきはコシヒカリの系統を受け継ぐ新潟県のみで栽培されているブランド品種で、甘みが特徴だそうです。
米は精米種別と内容量を2kg〜10kgから選択できますので、お好みに合わせて選んでください。
米も以前より価格が高騰しているので、ふるさと納税の返礼品としてもらうのがおすすめです。
まだ食べてはいませんが、美味しかったらリピートしたいと思います。
まとめ
ふるさと納税制度は、好きな自治体に寄付をすることで、所得税や住民税が控除されるお得な制度です。
- 自治体に寄付 → 返礼品を受け取る → 税金控除の申請をする(確定申告またはワンストップ特例申請)。
- 自己負担2,000円を除いた寄付額が控除対象になる。控除額は収入や家族構成に応じた上限あり。
- 節税効果、地域貢献、返礼品がもらえる。
- 上限額を超える寄付は全額自己負担になる。税金控除の申請漏れに注意。
筆者がふるさと納税の返礼品としてもらったものを、それぞれ実際に購入すると、エリエールのトイレットペーパー64ロールが5700円、エルモアのボックスティシュ60箱が5940円、こしいぶき8kgが8640円で合計20280円です。
実質負担額が2000円と考えると、20280円−6000円で差分が14280円となるので、かなりお得です。
筆者は楽天市場で付与率が4%ですので、寄付額の合計49500円で1980ポイントが付与されました。
楽天市場でそれぞれの商品を普通に購入した場合は合計20280円の4%で811ポイントの付与となります。
楽天市場はポイント付与率が高いため楽天会員や楽天カードをお持ちの方は是非、楽天市場でふるさと納税をしてみてください。
筆者は寄付の上限額まで少しだけ余裕があるので、年内に何かもう一つ申込みを検討しています。
皆さんが今年申込んだ返礼品やおすすめの返礼品を是非コメント欄で教えてください。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。
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