ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が現地25日のコロラド・ロッキーズ戦で50号、51号と1試合2ホーマーを放った。ここ10試合で9発とシーズン63本ペースで自身が2022年に達成したアメリカン・リーグのシーズン最多ホームラン62本を更新するペースだ。
ナショナル・リーグは現地24日にロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が41号を放ち、自身最多の50本ペースとなり、前人未踏の「50-50」に期待がかかる。
この記事では現地25日現在でのメジャーリーグのホームランランキングと主要打撃スタッツをご紹介。共に三冠王の期待がかかるジャッジ選手と大谷選手の現在の打撃成績が分かります。
目次
- ア・リーグ打撃成績
- ナ・リーグ打撃成績
ア・リーグ打撃成績
ホームラン
- ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)51本
- サンタンデール(ボリティモア・オリオールズ)38本
- ソト(ニューヨーク・ヤンキース)37本
ジャッジが2位のサンタンデールに13本差をつけて独走状態。自身の62本を更新し2年ぶりのホームランキングに期待がかかります。
打率
- ウィットJr.(カンザスシティ・ロイヤルズ).345
- ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース).333
- ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ).319
現在、打率トップはジャッジとMVP争いをしているロイヤルズのウィットJr.が.345とハイアベレージでトップ。ジャッジもハイアベレージだが、1分2厘差を付けられている。まだ30試合程度残っているので、好不調で入れ替わる可能性はあるでしょう。
打点
- ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)122打点
- ラミレス(クリーブランド・ガーディアンズ)103打点
- パスカンティーノ(カンザスシティ・ロイヤルズ)96打点
打点部門はジャッジが122打点とトップ。2位のラミレスも103打点と既に100打点を超えていますが、ジャッジが圧倒しています。
ナ・リーグ打撃成績
ホームラン
- 大谷(ロサンゼルス・ドジャース)41本
- オズーナ(アトランタ・ブレーブス)37本
- マルテ(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)30本
トップは大谷で現在41本、2位オズーナと4本差と少し引き離しにかかってきました。このままトップを維持し、ナ・リーグでもホームランキングのタイトルを獲得し、両リーグでホームランキングとなるでしょうか。
打率
- オズーナ(アトランタ・ブレーブス).305
- アラエズ(サンディエゴ・パドレス).303
- マルテ(アリゾナ・ダイヤモンドバックス).298
打率トップはオズーナ、2位は昨年のナ・リーグ首位打者のアラエズと続きます。ナ・リーグはリーディング・ヒッター争いが肉薄している為、最後まで分かりません。
打点
- 大谷(ロサンゼルス・ドジャース)94打点
- オズーナ(アトランタ・ブレーブス)94打点
- ボーム(フィラデルフィア・フィリーズ)88打点
大谷とオズーナが94打点でトップ。先日のサヨナラ満塁ホームランと翌日の2ランホームランで一気にトップに並びました。ブレーブスのオズーナはナ・リーグの主要打撃ランキングで全てトップ3に入っていますので、最も三冠王に近い打者といえるでしょう。
番外編 盗塁
- デ・ラ・クルーズ(シンシナティ・レッズ)61盗塁
- 大谷(ロサンゼルス・ドジャース)40盗塁
- タラング(ミルウォーキー・ブルワーズ)37盗塁
昨年ブレイクしたレッズのデ・ラ・クルーズが61盗塁でダントツのトップ。先日、40盗塁を達成した大谷が2位です。ちなみにナ・リーグだけでなく、メジャー全体でもこの順番です。
まとめ
- ホームラン争いはア・リーグがジャッジの61本、ナ・リーグが大谷の41本でトップ。
- 打率はア・リーグがウィットJr.の.345、ナ・リーグはオズーナの.305がトップ。
- 打点はア・リーグがジャッジの122打点、ナ・リーグは大谷とオズーナが94打点でトップ。
メジャーも残り30試合とシーズン終盤に入ってきました。まだまだ熾烈な争いは続きますが、ジャッジの63本のア・リーグ新記録達成か、大谷が50ホームラン・50盗塁に到達し、史上初の「50-50」達成なるか。さらに、両リーグで三冠王が誕生するのか、まだまだ目が離せません。
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