こんにちは!Chanです。
2025年のレギュラーシーズンは開幕していますが、今更ながら今シーズンの順位予想をしてみたいと思います。
まずは全チームの球団紹介が終了しているナ・リーグ東地区から行います。
オフシーズンの各チームの選手の去就を踏まえて戦力を分析し、順位予想を行いました。
早速、順位予想に見てみましょう。
5位 マイアミ・マーリンズ
先ずはマーリンズがオフに獲得・放出した主な選手を見ていきましょう。
※前チーム横の表記内容は獲得経緯です。FA: フリーエージェンシー、Tr: トレード、W: ウェイバー、d: ルール5ドラフト
名前 | ポジション | 前チーム | 契約内容 |
カル・クアントリル | SP | ロッキーズ(FA) | 1年 350万ドル |
エリック・ワガマン | INF/OF | エンゼルス(FA) | 1年 77万ドル(メジャー) |
スターリン・カバ | SS | フィリーズ(Tr) | |
エマリオン・ボイド | OF | フィリーズ(Tr) | |
マックス・アコスタ | 2B/SS | レンジャーズ(Tr) | |
マット・マービス | 1B | カブス(Tr) | |
コナー・ガレスピー | RHP | ブレーブス(W) | |
ブレット・デガース | RHP | パイレーツ(W) | |
ロニー・ヘルナンデス | RHP | ツインズ(W) |
名前 | ポジション | 移籍先 |
マイク・バウマン | RHP | 東京ヤクルトスワローズ |
ジェイク・バーガー | 1B/3B | レンジャーズ |
ビダル・ブルハン | UT | カブス |
ヘスス・ルザード | SP | フィリーズ |
ロッデリー・ムニョス | SP | カージナルス |
チームはまだ再建の真っ只中。野手ではバーガーを放出。
投手では故障が多いルザードを同地区のフィリーズに放出。対価で2人のマイナー選手を獲得しています。
FAで獲得した選手はクアントリルとワガマンのみで、トレードやウェーバーで選手を獲得していますが、
昨年100敗を喫しているチームに大きな戦力の上積みは期待できそうもないので、5位予想としました。
しかしマーリーンズは何年かに一度強いシーズンがあり、
そういったシーズンはワールドシリーズ制覇も達成するほどの勢いがありますので、そろそろ「その時」が来るかもしれません。
今季トミージョン手術からの復帰イヤーとなるサンディ・アルカンタラはマーリンズとの契約を後一年残していますが、
チーム状況によっては夏のトレードデッドラインまでにトレードがあるかもしれません。
マーリンズのチーム紹介はこちらから⇩
マイアミ・マーリンズのキャップです。アジャスターでサイズを調節可能!オールブラックのデザインがかっこいいです!
4位 ワシントン・ナショナルズ
先ずはナショナルズがオフに獲得・放出した主な選手を見ていきましょう。
名前 | ポジション | 前チーム | 契約内容 |
トレバー・ウィリアムズ | SP | ナショナルズ(再契約) | 2年 1,400万ドル |
マイケル・ソロカ | RHP | ホワイトソックス(FA) | 1年 900万ドル |
ジョシュ・ベル | DH | ダイヤモンドバックス(FA) | 1年 600万ドル |
カイル・フィネガン | RHP | ナショナルズ(再契約) | 1年 600万ドル |
小笠原慎之介 | LHP | 中日ドラゴンズ(P) | 2年 350万ドル |
ホルヘ・ロペス | RHP | メッツ(FA) | 1年 300万ドル |
ルーカス・シムズ | RHP | レッドソックス(FA) | 1年 300万ドル |
アーメッド・ロサリオ | 3B | レッズ(FA) | 1年 200万ドル |
ポール・デヨング | SS/3B | ロイヤルズ(FA) | 1年 100万ドル |
ナサニエル・ロウ | 1B | レンジャーズ(Tr) |
名前 | ポジション | 移籍先 |
パトリック・コービン | RHP | レンジャーズ(FA) |
ジェイコブ・バーンズ | RHP | ブルージェイズ(FA) |
ロバート・ガルシア | LHP | レンジャーズ(Tr) |
ジョーイ・メネセス | 1B | メッツ(FA) |
ジョーイ・ギャロ | SP | ホワイトソックス(相互オプション破棄) |
ナショナルズは再建期脱出まで後一歩というところでしょうか。
投打に若い選手が数多く在籍しており、それらの選手たちが育ってきている印象です。
先発投手の補強はFAとなったトレバー・ウィリアムズと再契約。
マイケル・ソロカを1年900万ドルを獲得しています。
野手では来年まで保有できるナサニエル・ローやポール・デヨング、アーメッド・ロサリオといったソリッドな選手を獲得しています。
怪我人が少なくシーズンを戦うことができれば、プレーオフ争いには加われそうですが、
本格的にコンテンダーとして戦うのは来季以降と見ています。
というのも、マックス・シャーザーとパトリック・コービンの後払いが今季まで残っており、
来季は余剰資金を確保できるのでFAで大物選手を獲得に動くこともできます。
ここで補強ポイントを埋められれば今後のナショナルズはナ・リーグ東地区で一気に飛躍していきそうです。
ナショナルズのチーム紹介はこちらから⇩
赤地にWの文字が白のナショナルズのオーソドックスなデザインのキャップです。
2025年版の選手名鑑が発売されました。より詳しく各チームの選手を知りたい方は手に取って見るとMLB観戦がより楽しくなります。
3位 アトランタ・ブレーブス
ブレーブスがオフに獲得・放出した主な選手です。
名前 | ポジション | 前チーム | 契約内容 |
ジュリクソン・プロファー | OF | パドレス(FA) | 3年 4,200万ドル |
アレックス・バードゥーゴ | OF | ヤンキース(FA) | 1年 1,500万ドル |
ブライアン・デラクルーズ | OF | パイレーツ(FA) | 1年 86万ドル |
スチュアート・フェアチャイルド | OF | レッズ(Tr) | |
ニック・アレン | SS | アスレチックス(Tr) |
名前 | ポジション | 移籍先 |
チャーリー・モートン | RHP | オリオールズ(FA |
マックス・フリード | LHP | ヤンキース(FA) |
ジョン・ブレビア | RHP | タイガース(FA) |
ルーク・ジャクソン | RHP | レンジャーズ(FA) |
AJ・ミンター | LHP | メッツ(FA) |
トラビス・ダーノウ | C | エンゼルス(クラブオプション破棄) |
ジオ・アーシェラ | INF | アスレチックス(FA) |
アダム・デュバル | OF | レッドソックス(FA) |
ホルヘ・ソレア | OF/DH | エンゼルス(Tr) |
ラモン・ラウレアーノ | OF | オリオールズ(FA) |
昨シーズンは怪我人に泣かされたブレーブス。それでもプレーオフに進出する自力の強さはさすがでした。
今季はインターナルブレーズ手術からスペンサー・ストライダーと左膝十字靭帯断裂からロナルド・アクーニャJr.という投打の柱が戻ってきます。
アクーニャが戻ればMLBでも屈指の強力打線が完全体となるところですが、復帰直後でパフォーマンスが戻るかが懸念点。
また開幕直後に禁止薬物によりジュリクソン・プロファーが80試合の出場停止を課せられ、チームとしてはかなりの痛手となりました。
投手陣はオフにマックス・フリードとチャーリー・モートンがFAで移籍。
昨シーズン、ブレイクを果たしたシュワレンバックは今季も期待できそうですが、
昨年サイ・ヤング賞を受賞したセールは今季で36歳となり、近年は怪我で稼働も少なかったことから、今季も昨シーズンのようなパフォーマンスが発揮できるか気になるところです。
またストライダーも手術明け復帰1年目のシーズンとなりますので、今季は様子見のシーズンとなりそうです。
そんな不安要素を抱える投手陣を打線が2023年シーズンのような破壊力で援護ができれば話は別ですが、
再現は簡単ではないと思いますので、ブレーブスは3位予想としました。
ブレーブスのチーム紹介はこちらから⇩
サイドにパッチをあしらった黒とネイビーのブレーブスのキャップです。
2位 ニューヨーク・メッツ
メッツがオフに獲得・放出した主な選手です。
名前 | ポジション | 前チーム | 契約内容 |
フランキー・モンタス | RHP | ブルワーズ(FA) | 2年 3,400万ドル |
クレイ・ホームズ | RHP | ヤンキース(FA) | 3年 3,800万ドル |
グリフィン・キャニング | RHP | ブレーブス(FA) | 1年 425万ドル |
ショーン・マネイア | LHP | メッツ(再契約) | 3年 7,500万ドル |
ライン・スタネック | RHP | メッツ(再契約) | 1年 450万ドル |
ドリュー・スミス | RHP | メッツ(再契約) | 1年 100万ドル |
AJ・ミンター | LHP | ブレーブス(FA) | 2年 2,200万ドル |
ジャレッド・ヤング | 1B/LF/3B | KBO 斗山ベアーズ(FA) | 1年 115万ドル |
ピート・アロンゾ | 1B | メッツ(再契約) | 2年 5,400万ドル |
ニック・マドリガル | IF | カブス(FA) | 1年 135万ドル |
フアン・ソト | RF | ヤンキース(FA) | 15年 7億6,500万ドル |
ジェシー・ウィンカー | LF/DH | メッツ(再契約) | 1年 750万ドル |
ホセ・シリ | CF | レイズ(Tr) | |
マックス・クラニック | RHP | パイレーツ(W) |
名前 | ポジション | 移籍先 |
ルイス・セベリーノ | RHP | アスレチックス(FA) |
ホセ・キンタナ | LHP | ブルワーズ(FA) |
アダム・オッタビーノ | RHP | ヤンキース(FA) |
フィル・メイトン | RHP | カージナルス(FA) |
ブルックス・レイリー | LHP | KBO(FA) |
ホセ・イグレシアス | INF | パドレス(FA ) |
ハリソン・ベイダー | CF | ツインズ(FA) |
JD・マルティネス | DH |
オフのFA最注目選手のフアン・ソトを獲得。
ピート・アロンゾとも再契約を結び、メッツを地区優勝と予想したいところでしたが、
先発の補強はショーン・マネイアとの再契約、クレイ・ホームズの獲得。
そのほかはフランキー・モンタスとグリフィン・キャニングでした。
メッツには投手再生メソッドがあり、昨シーズンのルイス・セベリーノやマネイアと言った成功例はありますので、
期待したいところです。
今季のメッツはーナーのスティーブ・コーエンもワールドシリーズ制覇を目標に掲げていましたので、
そのためにはエースクラスの先発がもう1人欲しかったというのが率直な意見です。
ローテーションは現状がホームズ、メギル、キャニング、ピーターソン、千賀で現状先発の防御率がMLBトップと大健闘を見せています。
今後はマネイアとモンタスの復帰でまた再編される可能性もあります。
エースクラスの先発はトレードデッドラインでの獲得があるかもしれませんが、
ワールドシリーズを狙うと考えると先発が少し物足りないと感じましたので、
メッツは2位予想としています。
メッツのチーム紹介はこちらから⇩
メッツのキャップは個人的にこのシティコネクトのデザインが最もカッコいい!アジャスタータイプでサイズの調整も可能。
1位 フィラデルフィア・フィリーズ
フィリーズがオフに獲得・放出した主な選手を見ていきましょう。
名前 | ポジション | 前チーム | 契約内容 |
マックス・ケプラー | OF | ツインズ(FA) | 1年 1,000万ドル |
ジョーダン・ロマノ | RHP | ブルージェイズ(FA) | 1年 850万ドル |
ジョー・ロス | RHP | ブルワーズ(FA) | 1年 400万ドル |
ヘスス・ルザード | LHP | マーリンズ(Tr) | |
カルロス・ヘルナンデス | RHP | ロイヤルズ(W) |
名前 | ポジション | 移籍先 |
カルロス・エステベス | RHP | ロイヤルズ(FA) |
ジェフ・ホフマン | RHP | ブルージェイズ(FA) |
オースティン・ヘイズ | OF | レッズ(FA) |
ナ・リーグ優勝候補筆頭で、ワールドシリーズコンテンダーチームの一つです。
先発・打線ともにMLB屈指。先発にはヘスス・ルザードの加入で更に隙がなくなりました。
故障者リスト入りしているレンジャー・スアレスも4月下旬ごろには復帰が見込まれています。
打線はレフトにマックス・ケプラーを加え、更に強固なものとなっています。
ウィークポイントを挙げるとすればリリーフ陣ですが、先発ローテーションがMLBでも屈指ですので、
そこまで大きな懸念とはならないでしょう。
フィリーズのチーム紹介はこちらから⇩
フィリーズのオルタネイトキャップ。青と赤の二色使いが非常に映えます。
順位予想まとめ
- フィラデルフィア・フィリーズ
- ニューヨーク・メッツ
- アトランタ・ブレーブス
- ワシントン・ナショナルズ
- マイアミ・マーリンズ
上位3チームは今季もフィリーズ、メッツ、ブレーブスと予想しました。
筆者は個人的にナショナルズの躍進にも期待しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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