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みなさん、バキバキに割れた腹筋に憧れたことありませんか?
そんなバキバキの腹筋を最速で手に入れるためのアイテムがアブローラー(腹筋ローラー)です。アブローラーはスポーツ用品店を始め、ドン・キホーテなどでも売られており、気軽に購入することができます。
しかしアブローラーを買ったものの、正しい使い方がわからないと言う方もいるのではないでしょうか?
アブローラーは正しい使い方をしないと肩や腰を痛めてしまいます。
私は2021年から自重トレーニングを始め、自重トレ歴5年です。
本記事では、アブローラーで鍛えられる部位、正しい使い方とよくあるエラー動作まで解説していきます。
この記事を読んでいただくとアブローラーを使った正しい腹筋トレーニングの方法がわかり、効果的な腹筋トレーニングができるようになります。是非最後まで読んでいただけると幸いです。
この記事で分かること
✅アブローラーの基本的な使い方と正しいフォーム
✅初心者から上級者まで対応した段階的トレーニング方法
✅よくある間違いと怪我を防ぐポイント
✅効果を最大化するためのコツとプログラム
アブローラーを使用したトレーニングはレベル別で2通りの方法があります。
- 床に膝をついた状態でアブローラーを前方へ転がしていく方法(通称・膝コロ)
- 直立した状態からアブローラーのみを床面につけて、前方へ転がしていく方法(通称・立ちコロ)
本記事では床に膝をついた状態(膝コロ)でのアブローラーの使い方にフォーカスしていきます。
アブローラーとは?基礎知識を理解しよう

アブローラーの構造と特徴
アブローラー(腹筋ローラー)は、中央のホイール部分と左右のハンドルで構成されたシンプルなフィットネス器具です。
英語で腹部を意味する「Abdominal」と「Roller(ローラー)」組み合わせてアブローラーという名称で呼ばれています。
アブローラーは腹筋群を効率的に鍛えることができる器具として、高い評価を得ています。
なぜアブローラーが効果的なのか?
通常の腹筋運動(クランチなど)とは異なり、アブローラーには以下の特徴があります。
1. 複数の筋肉を同時に鍛えることができる
- 腹直筋(お腹の前面)
- 腹斜筋(お腹の側面)
- 腹横筋(体幹の安定性)
2. 機能的な動作パターン
実生活やスポーツで使う動きに近い、体幹の安定性を高める運動ができます。
3. 高い負荷効率
短時間で高い効果が期待できるため、忙しい方の腹筋トレーニングとして最適です。
アブローラーで鍛えられる部位

主要ターゲット:腹直筋

腹直筋は、胸の下から恥骨まで伸びる長い筋肉で、いわゆる「シックスパック」を形成する部位です。腹直筋を横切る腱画(けんかく)という腱により、鍛えることで美しい割れた腹筋が浮き出てきます。
腹直筋の主な機能
- 体幹の屈曲動作
- 姿勢の維持
- 呼吸のサポート
サブターゲット:腹斜筋

腹斜筋は外腹斜筋と内腹斜筋の2層構造になっており、お腹の側面に位置しています。
腹斜筋の主な機能
- 体幹の回旋動作
- 側屈動作
- ウエストの引き締め
- 姿勢の安定性向上
アブローラーの正しい使い方:レベル別完全ガイド

超初心者向け:壁を使った練習法
まずは動作に慣れることから始めましょう。
準備と実施方法
1. スタートポジション
- 壁から1メートル程度離れて立つ
- アブローラーを胸の高さで持つ
- 足は肩幅程度に開く
1. 動作の実行
- ゆっくりとアブローラーを壁に向けて押し出す
- 壁にローラーが触れたら、ゆっくりと元の位置に戻す
- 腹筋に意識を集中させる
目標回数:15〜20回 × 2セット
初心者〜中級者:膝つきアブローラー(膝コロ)

準備
- ヨガマットやクッションを膝の下に敷く
- 膝をついて、太ももが地面と垂直になるようにセット
- アブローラーを膝の前に置き、両手でハンドルを握る
スタートポジション
- 背中を少し丸めて猫背気味にする
- 腰を反らさない(重要!)
- 肩の力を抜いてリラックス
- 膝は肩幅程度に開く

前方への動作
- 膝を支点に、腹筋を意識しながらゆっくりと前方に体を倒していく

- 腹筋の伸展を意識する
- お尻が後ろに残らないよう、体全体を前に移動

- 太ももが床に軽く触れる程度まで前方に倒れる

戻りの動作
- 腹筋の収縮を強く意識して元のポジションに戻る
- お尻から戻るのではなく、お腹から戻る

- 膝と腕が八の字になるまで体を起こす
目標回数: 8〜12回 × 3セット
中上級者向け:つま先立ち膝コロ
膝コロに慣れてきたら、負荷を上げていきましょう。
やり方
- 基本的な膝コロと同じ動作
- つま先を立てて、かかとを上げた状態で実行
- より体幹と腹筋の安定性が要求される
目標回数: 10〜15回 × 3セット
アブローラーを使ったトレーニングによくある間違いと改善策

❌ 腰が反ってしまう

- 腹筋への効果が半減
- 腰痛や怪我のリスク増加
✅ 改善策
- 常に背中を丸めて猫背を意識
- へそを覗き込むような姿勢を保つ
- 腹筋に力を入れ続ける
❌ 脇を締めすぎる

- 肩や腕の筋肉に負荷が分散される
- 腹筋への刺激が不十分
✅ 改善策
- 脇は軽く開き、自然な位置に保つ
- 肩の力を抜いてリラックス
- 腕に過剰に力が入らないようにする(腕は添えるだけの意識)
❌ 動作が速すぎる
- 反動を使ってしまい効果が低下する
- 怪我のリスクが増加する
✅ 改善策
- ゆっくりと動作をコントロールする
- 特に戻りの動作は丁寧に
- 2秒で前進動作、3秒で復帰動作を目安にする
❌ お尻から戻ってしまう
- 腹筋の収縮動作が不十分になる
- トレーニング効果が大幅に低下
✅ 改善策
- お腹から引き上げる意識
- 腹筋の収縮を強く意識
- 膝と腕が八の字になるまで戻る
効果的なトレーニングプログラム

初心者向けトレーニングプログラム
- ウォールロール:15回 × 2セット
- 膝コロ(ハーフレンジ):5-8回 × 2セット
セット間休憩:60〜90秒
トレーニング頻度:週3回、隔日で実施
中級〜中上級者向けトレーニングプログラム
- 膝コロ(フルレンジ):10-15回 × 3セット
- つま先立ち膝コロ:8-12回 × 2セット
セット間休憩:60秒
トレーニング頻度:週3〜4回実施
アブローラーを安全に行うための注意点

トレーニング前の準備運動
- キャットアンドカウ(背中の動的ストレッチ)
四つん這いになり、背中を丸めたり反らしたりを10回行う
- プランク(体幹の活性化)
30秒間のプランクポーズで体幹に意識を向ける
- 膝回し
膝への負担軽減のため、軽く膝を回して関節をほぐす
こんな時はトレーニングを中止しよう
- 腰に痛みを感じた時
- 翌日以降も筋肉痛が続く時
- 正しいフォームが維持できない時
- 体調が優れない時
まとめ
アブローラーは正しく使えば、短期間で高い効果が期待できる優秀なトレーニング器具です。重要なのは以下の3点です。
- 正しいフォームの習得:怪我なく効果的に鍛えるための基本
- 段階的なレベルアップ:無理をせず着実に強化
- 継続的な取り組み:3ヶ月以上の継続で確実な変化を実感
効果実感の目安は
- 2週間 :動作に慣れ、筋力の向上を感じる
- 1ヶ月 :腹筋の張りや引き締まりを実感
- 3ヶ月:見た目の変化が明確に現れる
※効果は個人差があります
効果を実感するのに3ヶ月もかかるの?と思った方は是非この記事を読んでみてください。
まずは自分のレベルに合った方法から始めて、理想の腹筋を手に入れましょう。
アブローラーを使わない腹筋トレーニングはこちらの記事で解説していますので参考にしてみてください。
この記事があなたの役に立てば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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