【MLB】1月5週目のFA・トレード情報

MLB

皆さん、こんにちは!Chanです。

いよいよ2月になり、スプリングトレーニングも近づいて来る中、1月最終週も続々と契約が決まりました。

今回は1月5週目にあった主なFA移籍やトレード情報についてまとめましたので、興味のある方は是非最後までご覧ください。

主なFA移籍

※選手名の横の表記はポジション SP: 先発投手、RP:リリーフ投手、RF:ライト、CF:センター、LF:レフト、OF:外野、2B:セカンド、1B:ファースト、SS:ショート、3B:サード、IF:内野手、C:キャッチャー

※AAV: Average annual value(平均年俸)選手の契約総額からボーナスを引いた額を契約年数で割ったもの。

  • ティム・カールソン(CF)
チーム
年数総額AAVオプション等
ボルティモア・オリオールズ
1
97万5000ドル97万5000ドル


  • カービー・イェーツ(RP)
チーム
年数総額AAVオプション等
ロサンジェルス・ドジャース
1
1300万ドル1300万ドルインセンティブあり
  • ティム・メイザ(RP)
チーム
年数総額AAVオプション等
ピッズバーグ・パイレーツ1
115万ドル115万ドル
  • アダム・フレイジャー(2B)
チーム
年数総額AAVオプション等
ピッズバーグ・パイレーツ1
152万5000ドル152万5000ドル
  • オースティン・ヘイズ(LF)
チーム
年数総額AAVオプション等
シンシナティ・レッズ1
500万ドル500万ドル
  • エリアス・ディアズ(C)
チーム
年数総額AAVオプション等
サンディエゴ・パドレス
1
350万ドル350万ドル
  • キム・ハソン(SS)
チーム年数総額AAVオプション等
タンパベイ・レイズ22900万ドル1450万ドル打席数インセンティブあり

25年オプトアウト
  • ライアン・スタネック(RP)
チーム
年数総額AAVオプション等
ニューヨーク・メッツ
1
450万ドル450万ドル
  • トミー・ケインリー(RP)
チーム
年数総額AAVオプション等
デトロイト・タイガース
1
775万ドル775万ドル
  • カルロス・エステベス(RP)
チーム
年数総額AAVオプション等
カンザスシティ・ロイヤルズ
2
2220万ドル1110万ドル2027年クラブオプション
  • マックス・シャーザー(SP)
チーム
年数総額AAVオプション等
トロント・ブルージェイズ
1
1550万ドル1550万ドル
  • ホルヘ・ポランコ(3B)
チーム
年数総額AAVオプション等
シアトル・マリナーズ
1
775万ドル350万ドルインセンティブあり

契約用語やオプションついて知りたい方はMLBの契約用語と契約に重要なオプションの意味をご覧ください。

先週の主なFA移籍情報です。

キム・ハソン、レイズと2年2900万ドルで契約

パドレスからFAとなっていたキム・ハソンはレイズと2年2900万ドルで契約合意しました。

契約には25年シーズン終了後にオプトアウトがついており、打席数によってインセンティブも発生します。

キム・ハソンは23年にアジア人内野手としてユーティリティ部門で初めてゴールドグラブ賞を獲得していて非常に守備に定評があります。

打撃でも23年シーズンは打率.260、OPS.749、wOBA.330、wRC110を記録し、17ホームラン、38盗塁を決めており、rWAR4.9をマーク。

守備評価が高いことからMLB4年間でrWAR15.3を積み上げています。

24年は8月に右肩炎症によりIL入りし、121試合の出場にとどまり、右肩の手術を行ったため今季の開幕には間に合わないと見られます。

カルロス・エステベスはロイヤルズと2年2200万ドルで契約

フィリーズからFAとなったエステベスはロイヤルズと契約に合意しました。

契約には26年シーズン終了後のグラブオプションが含まれています。

エステベスは24年、エンジェルスとフィリーズに在籍し、2チームでの成績は54試合に登板し、防御率2.45、FIP3.24、WHIP0.909、rWAR2.1をマークしています。

24年シーズンは対戦打席に占める四球の割合BB%が5.7%と低く、WHIPが0点代と特にランナーを出さないピッチングを披露しました。

移籍先のロイヤルズは24年シーズン、リリーフピッチャーが課題となっていましたので、エステベスの加入により、アーセグとのダブルクローザー、もしくは8回のセットアッパーを任せられますので、ブルペン陣の強化に成功したと言えます。

マックス・シャーザー、ブルージェイズと1年1550万ドルで契約

サイ・ヤング賞3回、オールスター出場8回、ワールドシリーズ2回出場のベテラン右腕、マックス・シャーザーはブルージェイズと1年1550万ドルで契約に合意しました。

24年シーズンは怪我に苦しみ9試合のみの登板となりました。成績は43.1イニングで40奪三振、防御率3.95、FIP4.18、WHIP1.154をマーク。

40歳となり、衰えは隠せませんが、いまだにスライダーの精度は抜群で、プラスのバリューを記録しています。

今季で41歳となるシャーザーですが、どのようなパフォーマンスを見せるか期待です。

主なトレード情報

  • アスレチックス⇔マイアミ・マーリンズ
チームトレード内容
アスレチックスIN: ジョニー・ペレダ(C)
マーリンズIN: 金銭
  • サンフランシスコ・ジャイアンツ⇔シンシナティ・レッズ
チームトレード内容
ジャイアンツIN:ブラクストン・ロクスビー(P)
レッズIN:テイラー・ロジャーズ(RP)
  • ヒューストン・アストロズ⇔シカゴ・カブス
チームトレード内容
アストロズIN:フアン・ベロ(RP)
カブスIN:ライアン・プレスリーRP)

ライアン・プレスリーはカブスへトレード

2回のオールスター出場を誇る、ベテランクローザー、ライアン・プレスリーがカブスへトレードとなりました。

24年はジョシュ・ヘイダーの加入により、主に8回を任されることが多かったプレスリーですが、59試合に登板し、56.2イニングで58奪三振、防御率3.49、FIL3.10、WHIP1.341を記録。

24年はGB%50.9%と、被打球の半分以上がゴロという投球を見せました。

4シームの球速が落ちてきていますが、カーブとスライダーはプラスのバリューを記録しています。

まとめ

主なFA移籍

  • ティム・カールソン⇨ボルティモア・オリオールズ
  • カービー・イェーツ⇨ロサンジェルス・ドジャース
  • ティム・メイザ⇨ピッズバーグ・パイレーツ
  • アダム・フレイジャー⇨ピッズバーグ・パイレーツ
  • オースティン・ヘイズ⇨シンシナティ・レッズ
  • エリアス・ディアス⇨サンディエゴ・パドレス
  • キム・ハソン⇨タンパベイ・レイズ
  • ライアン・スタネック⇨ニューヨーク・メッツ
  • トミー・ケインリー⇨デトロイト・タイガース
  • カルロス・エステベス⇨カンザスシティ・ロイヤルズ
  • マックス・シャーザー⇨トロント・ブルージェイズ
  • ホルヘ・ポランコ⇨シアトル・マリナーズ

主なトレード

  • ジョニー・ペレダ⇔金銭
  • ブラクストン・ロクスビー⇔テイラー・ロジャーズ
  • フアン・ベロ⇔ライアン・プレスリー

ドジャースはカービー・イェーツの獲得により、既に枠が埋まっていたロスターからライアン・ブライジャーをDFAとしています。

ブライジャーに興味を示すチームはありそうですので、他チームへの移籍もありそうですね。

またパドレスのディラン・シースのトレード話しが出ており、メッツやカブスが興味を示しているとの報道も出ています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

選手の契約情報の参考:Spotrac

各スタッツの参考: FanGraphs, Baseball Reference, Baseball Savant

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