MLB 全30球団紹介!マイアミ・マーリンズ編

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こんにちは、Chanです。

近年、多くの日本人メジャーリーガーの活躍により、MLBを見る方も増えています。

「MLBに贔屓チームを持ちたい。」

「MLBは30チームもあるし、調べるのは大変。」そう思っている方も多いのではないでしょうか。

私は2001年から20年以上のMLBファン歴があります。

当ブログではMLBに興味を持ち始めた初心者の方から、すでにMLBファンの方にまでMLBの全30球団を紹介しています。

今回はナショナル・リーグ東地区から、マイアミ・マーリンズをご紹介します。

本記事ではマーリンズの球団概要から歴史、過去の名選手や日本人選手、2024年シーズンの成績、注目のプロスペクトまで網羅的に解説します。

この記事を読んでMLBのチームにさらに興味を持っていただけると幸いです。

マイアミ・マーリンズとは

マーリンズの球団概要

  • 創設: 1993年 (フロリダ・マーリンズとして創設)
  • 本拠地: フロリダ州マイアミ
  • ホーム球場: ローンデポ・パーク(2023年WBC決勝ラウンドの舞台でお馴染み)
  • 所属リーグ: ナショナル・リーグ(National League)
  • 地区: ナ・リーグ東地区(NL EAST)
  • 略称: MIA
  • チーム名の由来: マーリン「Marlin」はマカジキの意。フロリダ州マイアミはスポーツフィッシングが盛んで、地元の海洋文化が取り入れられています。また、過去にマイアミ・マーリンズと言うマイナーチームが存在し、受け継がれています。
  • オーナー: ブルース・シャーマン
  • ワールドシリーズ優勝2回(1997年、2003年)
  • リーグ優勝2回(1997年、2003年)
  • 地区優勝0回
  • ワイルドカード4回(1997年、2003年、2020年、2023年)

参考: Wikipedia

マイアミ・マーリンズの歴史

image for team history
生成AIによる画像を使用しています

マイアミ・マーリンズは1993年に「フロリダ・マーリンズ」として創設され、当初はマイアミ郊外の「ジョー・ロビー・スタジアム(現:ハードロック・スタジアム)」を本拠地としていました。

2012年に現在のローンデポ・パークに移転し、同時にチーム名を「マイアミ・マーリンズ」に変更しました。

マーリンズは創設から1993年の創設以来、地区優勝が一度もないにも関わらず、ワールドシリーズ制覇2回という記録を持っています。

また、チーム創設以来、大物選手を獲得しながらも、財政的な理由で度々主力をトレードする方針を取ってきました。

そのため、優勝後に主力選手の大量放出、所謂「ファイヤーセール」が行われ、チームが解体されることもあり、「リビルディング(再建)」が頻繁に行われるチームとして知られています。

マーリンズ創設期(1993年~1996年)

1993年、MLBエクスパンションにより、コロラド・ロッキーズと共に創設。

チームの初陣ではチャーリー・ハフが先発し、ロサンぜルス・ドジャースに6-3で勝利。

初年度の1993年シーズンは64勝98敗で終え、地区最下位となりました。

チーム初期はゲイリー・シェフィールドやジェフ・コーナインなどが中心選手でした。

投手陣では、ケビン・ブラウンがエースとして活躍。

1996年には、72勝90敗とチーム成績が上向き、チームの今後の飛躍が期待されていました。

初のワールドシリーズ優勝(1997年)

オフシーズンに積極的な補強を行い、ボビー・ボニーヤ、モイゼス・アルー、アレックス・フェルナンデスらを獲得。

シーズン成績は92勝70敗。ワイルドカードでプレーオフに進出します。

地区シリーズ(NLDS)ではジャイアンツを3勝0敗でスウィープ。

リーグ・チャンピオンシップシリーズ(NLCS)ではブレーブスを4勝2敗で破り、球団初のリーグ優勝を果たし、ワールドシリーズに進出します。

ワールドシリーズではクリーブランド・インディアンス(現:ガーディアンズ)と対戦し、シリーズは最終第7戦までもつれます。

第7戦ではエドガー・レンテリアのサヨナラヒットで決着。一気に初のワールドシリーズ制覇まで駆け上がりました。

「ファイアーセール」によるチーム解体 低迷と再建

優勝翌年の1998年、当時のオーナーのウェイン・ハイゼンガがケビン・ブラウン、ロブ・ネン、ゲーリー・シェフィールドら主力選手の大量放出を行います。

これはファイヤーセールと呼ばれるもので、スター選手の放出によりチームの解体が行われました。

結果、1998年シーズンは54勝108敗と大きく負け越し、ワールドシリーズ王者から一転、地区最下位に転落します。

1999年に新オーナー、ジョン・ヘンリーが就任。しかし、チームは2002年まで毎年勝率5割を切り、低迷します。

一方でこの間、ミゲル・カブレラ、ジョシュ・ベケット、ブラッド・ペニーらが台頭します。

2度目のワールドシリーズ優勝(2003年)

2003年はシーズン途中にジャック・マキーオン監督が就任し、チームが急成長します。

シーズン成績は91勝71敗で、ワイルドカードから久々にプレーオフ進出を決めます。

プレーオフではNLDSでジャイアンツを3勝1敗で撃破。

続くNLCSではシカゴ・カブスと対戦。マーリンズは2勝3敗とリーグ優勝に大手をかけられ、敵地リグリー・フィールドでの第6戦を迎えます。

試合は8回1アウトまで3-0とカブスがリードを奪います。あとアウト5つでカブスの1945年以来のワールドシリーズ進出が決まる状況です。

マーリンズは1アウトランナーなしからルイス・カスティーヨがレフト線へのファウルフライを打ち上げます。

カブスのレフト モイザル・アルーがキャッチしようとジャンプした瞬間、スタンドのカブスファンが手を伸ばしてボールを弾いてしまい、アルーはキャッチできませんでした。

マーリンズ側として命拾いした状況となり、カスティーヨは四球を選びます。

すると、マーリンズは打線が爆発し、次々に得点を重ね、8-3と大逆転で勝利。続く第7戦でもマーリンズが勝利し、2度目のワールドシリーズ進出を決めます。

結果的に試合の流れを変えることになった悲劇的なファンの妨害は「スティーブ・バードマン事件」として語り継がれています。

マーリンズはワールドシリーズでニューヨーク・ヤンキースと対戦。第6戦ではジョシュ・ベケットが完封し、シリーズ4勝2敗でマーリンズが2度目のワールドシリーズ制覇を成し遂げます。

ワールドシリーズMVPは第6戦で完封したジョシュ・ベケットが受賞。

2度目のファイアーセールと新球場「ローンデポ・パーク」への移転(2004年~2011年)

2005年、2度目のファイヤーセールが行われ、ジョシュ・ベケット、カルロス・デルガド、 フアン・ピエール、ルイス・カスティーヨらが放出されます。

その後、チームは勝率5割前後の成績を維持。しかし2007年オフにはミゲル・カブレラもタイガースへ放出されます。

移転の噂がささやかれる中、新球場ローンデポ・パークの建設計画が承認され、フロリダ州マイアミのオレンジボウルという球場の跡地に建設されることとなります。

マイアミ・マーリンズへの改称と3度目のファイヤーセール

2012年3月、ローンデポ・パークが完成し、チーム名を「マイアミ・マーリンズ」に改称。

チームは大型補強を行いますが、新球場移転元年は地区最下位に終わります。

シーズン中にはチームのスター選手であるハンリー・ラミレス、アニバル・サンチェスがトレード放出され、オフには大型補強で獲得したホセ・レイエス、マーク・バーリー、ジョシュ・ジョンソン、ヒース・ベルをトレードで放出し、3度目のファイヤーセールが行われました

このファイヤーセールにはファンだけでなく、自分たちが納めた税金が球場建設費に充てられた地元住民からも反発が起こり、メディアからもオーナーを非難する声が上がりました。

ホセ・フェルナンデスの台頭と事故死の悲劇

2013年は地区最下位に終わったものの、この年のプロスペクトランキングで全体5位にランクインしたホセ・フェルナンデスがメジャーデビューし、28先発で172.2イニングを投げ、12勝6敗、防御率2.19、WHIP0.98をマーク。

ナ・リーグのルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞サイヤング投票3位と鮮烈なデビューイヤーを飾りました。

2014年ごろからはマーセル・オズーナ、クリスチャン・イェリッチら若手が台頭し始め、2015年にはヤンキースからFAとなっていたイチローを獲得し、チーム史上初の日本人選手が誕生します。

2016年9月25日、マイアミビーチ付近でボート事故が発生、この事故によってボートに乗っていたホセ・フェルナンデスが24歳の若さで亡くなります。

マーリンズは当日の試合を中止し、他の14試合が行われた各球場では黙祷が捧げられました。

フェルナンデスは2016年シーズン、29試合に先発し182.1イニングを投げ、253奪三振、16勝8敗、防御率2.86、WHIP1.12を記録。2度目のオールスター出場も果たしており、若きスーパーエースの突然の訃報に世界中のファンが悲しみに暮れるとになりました。

球団からの正式な発表はありませんが、フェルナンデスの背番号「16」は現在まで使用されておらず、事実上の永久欠番となっています。

4度目のファイヤーセールと近年のマーリンズ

2017年、元ヤンキースのデレク・ジーターと実業家の投資家グループによりチームは買収され、前オーナーが多額の負債を残していたため、チームはペイロール削減に移行しました。

シーズンオフにはジャンカルロ・スタントン、ディー・ゴードン、マーセル・オズナ、クリスチャン・イェリッチというレギュラー外野手3人を含む主力選手達の放出による4回目のファイヤーセールが行われ、「球団史上最悪のバーゲン」と報道されました。

2018〜2019年はリーグワーストの敗戦数を記録して低迷しましたが、翌2020年には2003年のワールドシリーズ制覇から17年ぶりのプレーオフ進出。

ワイルドカード・シリーズではカブスをスウィープしNLDSへ進出するも、同地区のブレーブスに敗れ、プレーオフで初のシリーズ敗退となりました。

2020年オフにはキム・アングがMLB史上初の女性球団GMに就任しています。

過去に所属した主な名選手

  • ゲーリー・シェフィールド(OF)

93年途中にパドレスから加入。チーム初期の主力メンバーの1人で、97年の球団史上初のワールド・シリーズ制覇に大きく貢献。

1996年:オールスター選出、シルバースラッガー賞受賞

  • ジョシュ・ベケット(SP)

1999年のMLBドラフト全体2位指名。2003年にはポストシーズンで活躍し、ワールドシリーズではヤンキース相手に完封勝利を達成。

2003年:ワールドシリーズMVP

  • ミゲル・カブレラ(OF/3B)

2003年、20歳でメジャーデビュー。87試合の出場ながら、打率.268、HR12本、OPS.793をマークし、ルーキー・オブ・ザ・イヤー投票5位となる。ワールドシリーズではロジャー・クレメンスからホームランを放つなど、チーム2度目のワールドシリーズ制覇に貢献。

オールスター選出4回

シルバースラッガー賞2回

  • ハンリー・ラミレス(SS)

2005年オフにレッドソックスからトレードで加入。2006年に打率.292、17本塁打、51盗塁の活躍。2007年から2010年にかけて毎年打率3割以上、20HR以上を記録しリーグ屈指のショートストップに成長。

2006年:ナ・リーグ ルーキー・オブ・ザ・イヤー受賞

オールスター選出3回

シルバースラッガー賞2回

  • ジャンカルロ・スタントン(OF)

MLBでも屈指のパワーヒッター。2017年には打率.281、HR59本、132打点、OPS1.007をマーク。

2017年:ナ・リーグMVP

オールスター選出4回

シルバースラッガー賞2回

過去に所属した日本人選手

マーリンズには過去2人の日本人選手が所属していました。マーリンズはイチローのMLBで3チーム目の所属チームであり、2016年にはMLB通算3000安打を達成しています。

  • イチロー(2015〜2017年)
試合打席打率ホームラン打点盗塁
4321018.25656322
  • 田澤純一(2017〜2018年)
試合勝利敗戦イニング三振防御率
774575.1626.57

マーリンズの2024年シーズンの成績

チーム戦績

勝利敗戦勝率順位最終戦績
62100.383地区5位地区5位

100敗を記録し、地区最下位となりました。

打撃成績

試合数得点平均得点HR盗塁打率出塁率長打率OPS
1626383.93150125.244.300.378.678

チームアベレージや盗塁数は全体で中位ながらも出塁率・OPS・得点数・HRは下位と得点力不足に悩みました。

投手成績

イニング数平均失点防御率四球失点自責点
1437.15.194.73556842755

平均失点、防御率ともに全体29位で、投手力が課題となりました。

野手成績

名前(ポジション)年齢試合打席HR盗塁打率OPSwRC+rWAR
ニック・フォーテス(C)2711033540.227.57757
0.0
ジョシュ・ベル(1B)31104441140.239.69992-0.8
オットー・ロペス(2B)25117434620.270.690912.6
ゼイビアー・エドワーズ(SS)2470303131.328.820128
2.0
ジェイク・バーガー(3B)28137579291.250.760106
0.5
ニック・ゴードンLF)289527585.227.62769-1.7
ジャズ・チザムJr.(CF)261014301322.249.7301001.2
ヘスス・サンチェス(RF)261495371816.252.7311000.7
ブライアン・デラクルーズ(DH)27105454183.245.70792
-0.2
ビダル・ブルハン(UT)2610227825.222.622730.5
ジョナ・ブライド(1B)2871272110.276.8181230.8
コナー・ノービー(3B)243616273.247.7601080.2

チームは売り手にまわり、ジャズ・チザムやブライアン・デラクルーズらをトレードで放出。

ゼイビア・エドワーズやトレードで加入したコナー・ノービーといった若手選手の活躍が見られました。

投手成績

先発投手の成績

名前(役割)年齢登板投球回敗戦奪三振WHIP防御率FIPrWAR
トレバー・ロジャーズ(SP)2621105.129851.5284.534.431.4
エドワード・カブレラ(SP)262096.1481071.3704.954.680.7
ライアン・ウェザーズ(SP)241686.256   
80
1.1773.634.112.2
ロドリー・ムニョス(SP)241882.227701.5856.537.27-0.9
バレンテ・ベヨーゾ(SP)241368.234441.3113.675.731.5
ヘスス・ルザード(SP)261266.236581.2455.004.260.9

先発陣の防御率、WHIP、BB/9、K/9、H/9、HR/9は軒並み下位。エースのサンディ・アルカンタラはトミージョン手術のため、シーズン全休。

年間を通して稼働した先発はいませんでしたが、エドワード・カブレラやライアン・ウェザーズといった若手投手がローテーションを守れるようになると投手力が底上げされます。

先発ではトレバー・ロジャースはシーズン途中に、ヘスス・ルザードがオフにトレードされています。

ブルペン投手の成績

名前(役割)年齢登板イニングセーブ奪三振防御率FIPWHIPrWAR
タナー・スコット(CL)294445.26518531.183.251.0073.4
デクレン・クローニン(RP)265670.1340724.352.581.4220.5
カービン・フォウシェイ(RP)285353.2236633.192.501.3981.2
アンソニー・ベンダー(RP)295953.0521594.082.921.2830.9
アンドリュー・ノーディ(RP)255949.2320705.073.331.2480.2

支配力のあるクローザーのタナー・スコットはシーズン途中、パドレスへトレードされました。

2025年シーズンに向けて

予想ラインナップ

ポジション名前年齢打席
ショートゼイビア・エドワーズ25
サードコナー・ノービー24
ライトヘスス・サンチェス27
DHジョナ・ブライド29
ファーストマット・マービス26
セカンドオットー・ロペス26
レフトカイル・ストワーズ27
センターデーン・マイヤーズ29
キャッチャーニック・フォーテス28

ベンチメンバー

ポジション名前年齢打席
キャッチャー/ファーストリアム・ヒックス25
UTハビアー・サノハ22
UTエリック・ワガマン27
外野デレク・ヒル29

オフにトレードでマット・マービス、リアム・ヒックス、エリック・ワガマンを獲得。

FanGraphsのスタメン予想では30代のいない若手〜中堅選手のラインナップとなっており、エドワーズやサンチェスが攻撃の中心となります。エドワーズは今季本格的なブレイクイヤーとなるか注目です。

先発ローテーション

役割名前年齢
先発1サンディ・アルカンタラ29
先発2ライアン・ウェザーズ25
先発3エドワード・カブレラ26
先発4マックス・メイヤー26
先発5カル・クアントリル30
役割名前年齢
クローザーコービーン・フォウシェイ29
セットアッパーヘスス・ティノコ29
セットアッパーアンソニー・ベンダー30
リリーフデクレン・クローニン27
リリーフアンソニー・ベネジアノ27
リリーフレイク・ベイチャー29
リリーフロニー・ヘルナンデス24

2022年のサイ・ヤング賞投手、サンディー・アルカンタラがトミージョン手術から復活のシーズンとなりますが、チーム状況によっては夏のトレード候補となります。

2024年シーズン、メジャーデビューしたマックス・メイヤーがスプリングトレーニングでも3試合で防御率3.00と結果を残しており、ローテーションに加わると見られます。

オフにはロッキーズからクアントリルをFAで獲得しています。

予想ラインナップ・ベンチメンバー・先発ローテーションの引用:FanGraphs

マーリンズのトッププロスペクト

マーリンズにはMLB Pipelineのプロスペクトランキング100位以内に入る選手が3人います。

名前(ポジション)年齢プロスペクトランク順位
トーマス・ホワイト(LHP)2041
スターリン・カバ(SS)1980
ノーブル・メイヤー(RHP)2084
  • トーマス・ホワイト

2023年のドラフト全体35位指名。

2024年はAとA+で21登板、96イニングで120奪三振、防御率2.81と素晴らしいパフォーマンスを見せています。

まだ荒削りながら、20歳と若く、成長次第ではエース候補となれる逸材です。

  • スターリン・カバ

2023年の国際FAでフィリーズが獲得。オフにヘスス・ルザードとのトレード対価でエマリオン・ボイドと共にチームに加入。

2024年はマイナーで50盗塁を決め、成功率は80%以上と足で魅せました。スカウティンググレードでは守備力70と守備の評価が非常に高くなっています。 

A+では少し苦戦しましたが、19歳とまだまだ伸び代は十二分にあるため、パワーに磨きをかけ、ステップアップしたいところです。

  • ノーブル・メイヤー

23年ドラフト全体10位指名。

24年はAで8試合34イニングで43奪三振、防御率2.65と好成績でしたが、A +では四球率17.9%と制球難から防御率5.18と苦しみました。

今季は高卒2年目シーズンでまだ20歳と若いため、制球力を磨いて高いパフォーマンスを見せられるか、成長に期待がかかります。

ランキング引用:MLB.com Prospect Rankings2025

成績引用:Baseball Reference, FanGraphs

まとめ

マイアミ・マーリンズは1993年創設とMLBでは新しい球団で、地区優勝0回ながら2度ワールドシリーズ制覇の経験があるユニークなチームです。

過去にファイヤーセールと呼ばれる大規模な主力選手の放出を行っていて、その度に物議を醸すことも。

チームはまだ再建途中ですが、トレード放出した選手の対価選手や若手有望株を上手く育てて、再びプレーオフに進出し、97年や03年のような奇跡を起こせるか、マーリンズの今後に注目です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の記事が参考になれば幸いです。

チーム・選手成績参考:FanGraphs, Baseball Reference

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