知っておきたい筋トレのメリット10選

筋トレ

皆さん、筋トレはただ体を鍛えて筋肉を成長させるためにするものだと思っていませんか?

もちろん筋トレは筋力の強化や筋肥大させるためには欠かせないものですが、筋トレの効果はそれだけではありません。

筋トレには他にも身体的なメリットがあり、身体的メリットだけでなく精神的なメリットも数多くあります。

本日の記事では筋トレをすべき理由について、筋トレのメリットをご紹介しますので、これから筋トレをしようとしている方や筋トレにモチベーションを持たせたいという方は最後まで読んでいただけると幸いです。

基礎代謝の向上

基礎代謝とは

基礎代謝とは早朝空腹時の室内における安静時の代謝量のことを言います。

つまり、呼吸をしたり、心臓を動かしたりなど、生命を維持する為に必要最低限のエネルギー量のことを指します。

人は生命活動の中で、筋肉、肝臓、脳でエネルギーを消費しています。

筋トレを行い筋肉量を増やす事で基礎代謝量を向上させることが出来るのです。

さらに基礎代謝量が増える事で消費カロリーが増えるので、太りにくい体質になります。

体力の向上

アンチエイジング

人間は加齢と共に体力が低下してきます。体力が落ちると運動量も減るので、更に体力が低下するという負のスパイラルに陥ってしまいます。

筋トレをすることで筋力の維持・向上が期待できるので、体力低下に抵抗できます。

また、筋肉を使った負荷運動を行うことで骨が刺激され、骨密度の向上につながります。これによって骨粗鬆荘のリスクが低減でき、高齢者の不意な転倒予防が期待できます。

さらに、筋トレを行うと成長ホルモンやテストステロン(男性ホルモンの一種)の分泌が促進される効果が報告されています。

ホルモンの分泌によって体の若返りが起こるため、アンチエイジング効果が期待できます。

またテストステロンは男性機能に様々な影響を及ぼし、筋肉や骨格の成長を促したり、生殖機能の向上、やる気が出て行動力が高まるといった効果が期待できます。

テストステロンは20代をピークに加齢とともに減少してしまいます。

筋トレを行うことでテストステロンの分泌量をキープすることで若々しく、健康的なままでいることができます。

運動能力の向上

筋力はスポーツの競技パフォーマンスにおける基礎体力要素の一つです。筋肉の出力(パワー)を発揮させるためには筋肥大で筋肉を太く大きくする必要があります。

筋肥大・筋力アップはスピードの向上にもつながります。筋肥大することで、筋肉の出力が高まるので、重く感じていた負荷が軽くなり、一定の負荷を素早く、加速させることができるようになります。

筋トレをする事でスポーツにおけるパワーやスピードという機能的なメリットが得られることになります。

洋服が似合うようになる・メリハリがあるボディラインになる

筋トレをすることによって肩幅や胸板が厚くなり、腕も太くなるので、スーツやシャツが似合うようになります。

アスリートやボディビルダーを見るとわかると思いますが、シンプルな着こなしでもカッコよく見えるようになります。

また女性は筋トレによってウエストがくびれたり、背中のラインがすっきりしたり、ヒップラインが上がったりと、メリハリあるボディラインになり、スタイルが良く見えるようになります。

デメリット

一応、デメリットも書いておきます。筋トレで体が大きくなると今まで着ていた服が着られなくなります。

たとえば上半身だと肩・上腕・胸周り、下半身は太ももやお尻が突っ張って服やズボンがキツくなりす。

ただ、服がキツくなるほど体が大きくなるにはかなりの時間を要するので初心者はあまり気にしなくていいと思います。

ストレス解消とメンタルヘルスの向上

筋トレによって脳内でエンドルフィンやセロトニンなどの「幸福ホルモン」が分泌されます。セロトニンは精神を安定させる効果があります。

筋トレにはストレスを発散させる効果もあります。ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールの分泌が低下することで、ストレスを緩和する効果も期待できます。

自己肯定感の向上

筋トレを継続して効果が実感できてくると、自己肯定感が高まります。筋トレは継続していると必ず目に見えた成果が出ます。努力の成果と目標達成による自信がついてくるのです。

筋トレを1年間継続できる人の割合は4%未満しかいないという研究結果があります。1年間筋トレが継続したあなたは4%未満の希少な1人です。残りの96%のが達成できなかった筋トレを継続できたという事実に自信を持ってください。

筋トレが継続できない理由と継続する方法は初心者が筋トレを継続する方法で記事にしていますので、まだ読んでいない方は一度読んで見てください。

集中力と生産性の向上

運動は脳の血流を改善するため、認知機能を向上させる効果があります。さらに定期的な筋トレやエクササイズは仕事や勉強において集中力を高めることができ、効率の向上につながるのです。

筋トレは老若男女に身体的だけでなく精神的なメリットも数多くもたらすと言えます。

生活習慣病の予防

筋トレは血糖値を安定させ、インスリン感受性を向上させる効果があるため、糖代謝の改善による糖尿病の予防効果があります。

また、筋トレにより成長ホルモンが分泌されることによってLDLコレステロール(悪玉コレステロール)が原材料として使われるため、LDLコレステロールの減少が期待できます。

睡眠の質の向上

筋トレによって睡眠時の体温が上昇、心拍数の低下、成長ホルモンが増加します。これによってノンレム睡眠の深い眠りの時間が増加するため、睡眠の質が向上する効果があります。

筋トレによる睡眠の質の向上効果は、運動強度が高く、週3回以上行うことでより改善されます。米心臓協会(AHA)の予備研究論文では、筋トレには有酸素運動より睡眠促進効果がある可能性が示されています。

ただし、寝る前に激しい筋トレを行うと逆に睡眠の質を低下させてしまいます。激しい運動は体を興奮状態にしてしまうため、寝つきが悪くなり、睡眠時間を短くたり、夜中に目覚める回数が増える可能性があるのです。

また日中は交感神経が優位ですが、夜になるにつれて副交感神経が優位になり睡眠に入りやすくなりますが、激しい運動は再び交感神経が優位なるので、睡眠の質が低下してしまうのです。

寝る前は高強度の筋トレは避けて、睡眠の1時間〜30分前にストレッチを副交感神経を優位にして睡眠の質を高めましょう。

モチベーションの向上と習慣化

筋トレの習慣化は他の良い習慣を誘発させる好循環を生み出します。筋トレにより運動の習慣がつき、筋肉量の増加や体型が改善されるとモチベーションが向上し、体型を維持したいと考えるようになります。

これによって暴飲暴食を避けるようになるので、食生活も改善されます。

筋トレが継続している人は食事にも気を遣いますので、栄養素についても詳しくなり、高タンパクで低脂質な食生活を心がけるようになります。

食生活の改善は肥満などの生活習慣病防止を期待できるようになります。

筋トレには身体的メリットと精神的メリットがあり、生活習慣の改善や予防効果もあります。

身体的メリット

  • 基礎代謝の向上⇨消費カロリーが増えて太りにくい体質になる。
  • 体力の向上⇨筋力の維持・向上による体力低下への抵抗、骨密度向上による骨粗鬆症の防止、成長ホルモンやテストステロンの分泌によるアンチエイジング効果。
  • 運動能力の向上⇨筋トレにより筋肥大・筋力が増加し、パワー・スピードの運動機能が向上。
  • 洋服が似合うようになる・メリハリのあるボディラインになる⇨筋トレにより体の厚みが増すことで似合う服が増える。女性はメリハリのあるボディラインになる。

精神的メリット

  • ストレスの解消とメンタルヘルスの向上⇨筋トレにより幸福ホルモンが分泌されるため、精神的な安定感が得られる。
  • 自己肯定感の向上⇨筋トレを継続した事実により自己肯定感と自信が持てるようになる。筋トレを1年間続けられるのは4%未満しかいない。
  • 集中力と生産性の向上⇨脳の血流が改善するため認知機能が向上する。定期的な筋トレは集中力が高まり生産性が向上する。

生活習慣の改善と予防効果

  • 生活習慣病の予防⇨筋トレには血糖値を安定させる効果があり、糖代謝の改善による糖尿病予防効果がある。
  • 成長ホルモンの分泌によってLDLコレステロール(悪玉コレステロール)の減少が期待できる。
  • 筋トレにより睡眠時の体温上昇・心拍数の低下・成長ホルモンの分泌が起こり睡眠の質が向上する。
  • 適度な筋トレは睡眠促進効果がある。
  • モチベーションの向上と習慣化⇨筋トレによって改善した体型を維持するために食生活を気をつけるなど筋トレの習慣化による好循環が起きる。

いかがだったでしょうか。筋トレには数多くのメリットがあります。

筆者もここまで挙げてきたメリットはかなり感じています。特に精神的なメリットが大きく、ストレスを感じても筋トレで発散できていますし、私は4年近く筋トレを継続出来たので、自分自身に自信を持つことも出来ました。

変化した自分の体型を維持したくて、暴飲暴食することはなくなりましたし、高タンパク・低脂質のバランスの良い食生活を心がけるようになりました。

その甲斐もあって体の調子がいいですし、朝の目覚めも悪くありません。

しかし、筋トレを1年以上続ける人が4%未満しかいないというデータがある通り、筋トレを始めたものの続かないと言う人が多いのも事実です。

筋トレを継続する方法で筋トレが続かない理由と解決方法を書いていますので、是非読んで見てください。

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