こんにちは、Chanです。
当ブログでは、MLB初心者の方向けにMLBの全30チームを紹介しています。
いよいよ2025年シーズンが東京シリーズから始まりました!まもなく開幕を迎える2025年のMLBチームから今回はアメリカン・リーグ東地区のトロント・ブルージェイズをご紹介します。
是非最後までお付き合いください。
トロント・ブルージェイズとは

球団概要
- 創設: 1977年
- 本拠地: カナダ・オンタリオ州トロント
- ホーム球場: ロジャース・センター
- 所属リーグ: アメリカン・リーグ(American League)
- 地区: ア・リーグ東地区(AL EAST)
- 略称: TOR
- チーム名の由来: カナダでは一般的によく見られる青カケス(ブルージェイ)が由来
- オーナー: ロジャース・コミュニケーション
- ワールドシリーズ優勝: 2回(1992, 1993)
- リーグ優勝: 2回 (1992, 1993)
- 地区優勝6回 (1985, 1989, 1991, 1992, 1993, 2015)
- ワイルドカード: 10回(1985, 1989, 1991, 1992, 1993, 2015, 2016, 2020, 2022, 2023)
球団の歴史
トロント・ブルージェイズ(Toronto Blue Jays)は、カナダ・オンタリオ州トロントを本拠地とするメジャーリーグベースボール(MLB)の球団です。1977年に創設され、MLBのアメリカンリーグ(AL)東地区に所属しています。
ブルージェイズはカナダの球団として、MLB史上で唯一ワールドシリーズ制覇を成し遂げたチームです。
創設〜1991年
トロント・ブルージェイズは1977年にMLBのエクスパンションチームとして、モントリオール・エクスポズ(現ワシントン・ナショナルズ)に次ぐ、カナダ2番目のMLBチームとして誕生しました。
チームの初試合は1977年4月7日、スノービュー・スタジアムでシカゴ・ホワイトソックスと対戦。試合当日は雪が降るほどの気候の中、9-5で勝利を収めました。
初期のブルージェイズは戦績が振るわず、創設から6年間は毎シーズン負け越しが続きました。
1983年、89勝73敗で初めて勝率5割以上でシーズンを終えると、 1985年に初のア・リーグ東地区優勝を果たし、プレーオフに進出。しかし、カンザスシティ・ロイヤルズに敗退。 1989年、再び地区優勝するも、ALCSでオークランド・アスレチックスに敗退。 1991年、ロベルト・アロマーやジョー・カーターなどの補強により、再び地区優勝を果たし、徐々に強豪チームとして力をつけていきます。
ワールドシリーズ連覇
1992年、シーズン中にデーブ・ウィンフィールドやジャック・モリスらを補強し、チーム力を強化します。ALCSではオークランド・アスレチックスを破り、初のワールドシリーズ進出を果たします。
ワールドシリーズではアトランタ・ブレーブスを4勝2敗で破り、カナダの球団として初めてワールドチャンピオンに輝きました。
1993年にはポール・モリターを補強し、前年以上の強力打線を形成します。ワールドシリーズではフィラデルフィア・フィリーズと対戦。第6戦では、ジョー・カーターが9回裏に劇的なサヨナラ3ランホームランを放ち、2年連続のワールドシリーズ制覇を達成。
このホームランはMLB史上でも屈指の名場面として語り継がれています。
2015年 復活のプレーオフ
ワールドシリーズ連覇以降のブルージェイズは長い低迷期に入ります。
2015年、ホセ・バティスタ、ジョシュ・ドナルドソン、エドウィン・エンカーナシオンらの活躍で、22年ぶりの地区優勝を達成。
ALDSではレンジャーズとの激闘を制してチャンピオンシップ・シリーズに進出。ALCSではワールドシリーズ制覇を果たすカンザスシティ・ロイヤルズに敗れたものの、久しぶりにチームは浮上しました。
過去の主な所属選手
- ロイ・ハラデー(RHP)
球団歴代最多の通算148勝を記録。 完投数(49試合)、完封数(15試合)は球団歴代1位。2003年にはサイ・ヤング賞受賞。2017年に飛行機事故で亡くなり、2019年アメリカ野球殿堂入り。
- ジョー・カーター(OF/1B)
1993年ワールドシリーズ第6戦、9回裏にサヨナラ3ランホームランを放ち、ブルージェイズの連覇に貢献。MLB史上、ワールドシリーズで優勝を決めるサヨナラ本塁打を打ったのは、カーターを含め2人のみ(1960年のビル・マゼロスキー)。
- カルロス・デルガド(1B)
ブルージェイズ歴代最多の本塁打(336本)、打点(1,058)、出塁率(.392)を記録。 1999~2004年の6シーズン連続で30本塁打・90打点以上を記録。
- デーブ・スティーブ(RHP)
ブルージェイズ歴代最多の通算175勝を記録。 1980年代にチームのエースとして活躍し、7度のオールスター選出。 1990年9月2日、ブルージェイズ史上初のノーヒットノーランを達成。
- ホセ・バティスタ(RF)
2010年、MLB最多の54本塁打で本塁打王に輝く。 2011年も43本塁打で2年連続本塁打王。 2015年ALDSでの「HRバットフリップ」は2015年のプレーオフ名場面の一つ。
過去に所属した日本人選手
ブルージェイズには現在まで8人の日本人選手が所属していました。
- マイケル中村(2004年)
- 大家友和(2007年)
- 五十嵐亮太(2012年)
- 川崎宗則(2013-2005年)
- 青木宣親(2017年)
- 山口俊(2020年)
- 菊池雄星(2022-2024年)
- 加藤豪将(2022年)
2024年シーズンの成績

チーム戦績
勝利 | 敗戦 | 勝率 | 順位 | 最終戦績 |
74 | 88 | .457 | 地区5位 | 地区5位 |
打撃成績
試合数 | 得点 | 平均得点 | HR | 盗塁 | 打率 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
162 | 671 | 4.14 | 156 | 72 | .241 | .313 | .389 | .703 |
投手成績
イニング数 | 平均失点 | 防御率 | 四球 | 失点 | 自責点 |
1427.1 | 4.59 | 4.29 | 503 | 743 | 681 |
2024年は強豪ひしめく、ア・リーグ東地区5位に終わります。打撃成績は四球数のみリーグ平均以上でしたが、得点数・HR数・盗塁数は下位となりました。
一方、投手成績ですが先発陣は全体でも中位でしたが、リリーフ陣の防御率・K/9は全体29位、その他の成績も全体でも下位と振るいませんでした。
主な選手の紹介

野手
※太字選手は新加入 成績は2024年シーズン
ポジション | 名前(年齢) | 打席 | 試合 | 打率 | HR | OPS | rWAR |
SS | ボー・ビシェット(27) | 右 | 81 | .225 | 4 | .598 | -0.3 |
1B | ブラディミール・ゲレーロJr.(26) | 右 | 159 | .323 | 30 | .940 | 6.2 |
LF | アンソニー・サンタンデール(30) | 両 | 155 | .235 | 44 | .814 | 2.9 |
RF | ジョージ・スプリンガー(35) | 右 | 145 | .220 | 19 | .674 | 1.1 |
2B | アンドレス・ヒメネス(26) | 左 | 152 | .252 | 9 | .638 | 4.0 |
C | アレハンドロ・カーク(26) | 右 | 103 | .253 | 5 | .677 | 2.0 |
DH | ウィル・ワグナー(26) | 左 | 24 | .305 | 2 | .788 | 0.7 |
3B | アーニー・クレメント(29) | 右 | 139 | .263 | 12 | .692 | 3.4 |
CF | ジョーイ・ロペフィド(25) | 左 | 43 | .197 | 2 | .579 | 0.2 |
CF | ドルトン・バーショ(28) | 左 | 136 | .214 | 18 | .700 | 5.0 |
C | タイラー・ハイネマン(33) | 両 | 5 | .100 | 0 | .408 | 0.1 |
UT | デービス・シュナイダー(26) | 右 | 135 | .191 | 13 | .625 | 0.0 |
UT | アディソン・バーガー(25) | 左 | 69 | .197 | 7 | .601 | 0.4 |
ゲレーロJr.がバウンスバックし、2年ぶりの30HRを記録し、打率.323とハイアベレージをマーク。オフには年俸調停を回避し、2,850万ドルで合意。
今季はオリオールズからアンソニー・サンタンデール、ガーディアンズからアンドレス・ヒメネスを獲得。ゲレーロJr.、ボー・ビシェットのFA前に優勝を狙いたいところですが、バーショが肩の手術により故障者リスト入りしており、ライトのスプリンガーも35歳と衰えがみえてきています。
チームの状況次第ではビシェットとゲレーロJr.のトレードデッドラインでの放出もありそうです。
投手
※太字選手は新加入 成績は2024年シーズン
役割 | 名前(年齢) | 投 | 試合 | イニング | 奪三振 | 防御率 | rWAR |
SP1 | ホセ・ベリオス(30) | 右 | 32 | 192.1 | 153 | 3.60 | 2.3 |
SP2 | ケビン・ガウスマン(34) | 右 | 31 | 181.0 | 162 | 3.83 | 0.9 |
SP3 | クリス・バシット(36) | 右 | 31 | 171.0 | 168 | 4.16 | -0.1 |
SP4 | ボーデン・フランシス(28) | 右 | 27 | 103.2 | 92 | 3.30 | 1.6 |
SP5 | ヤリエル・ロドリゲス(26) | 右 | 21 | 86.2 | 85 | 4.47 | 0.0 |
SP | マックス・シャーザー(40) | 右 | 9 | 43.1 | 40 | 3.95 | 0.4 |
CL | ジェフ・ホフマン(32) | 右 | 68 | 66.1 | 89 | 2.17 | 2.0 |
SU | チャド・グリーン(33) | 右 | 53 | 53.1 | 46 | 3.21 | 0.7 |
SU | イーミ・ガルシア(34) | 右 | 29 | 39.0 | 49 | 2.70 | 0.7 |
RP | ニック・サンドリン(28) | 右 | 68 | 57.2 | 68 | 3.75 | -0.1 |
RP | リチャード・ラブレディ(29) | 左 | 35 | 34.1 | 26 | 4.46 | 0.2 |
RP | ブレンドン・リトル(28) | 左 | 49 | 45.2 | 36 | 3.74 | 0.1 |
先発陣は24年シーズン、192イニングを投げフル稼働したベリオスを中心にガウスマンとバシットのベテランイニングイーター2人を中心にローテーションを回しました。
今オフは先発にマックス・シャーザーを獲得しましたが、スプリングトレーニング中に親指を負傷し開幕に間に合うか微妙な状態です。
プロスペクト
ブルージェイズにはプロスペクトランキング100位以内に入る選手が2人います。
名前(ポジション) | 年齢 | プロスペクトランク順位 |
アージャン・二マラ(SS) | 19 | 86 |
トレイ・イェサベージ(RHP) | 21 | 87 |
- アージャン・ニマラ
With the 20th pick in the 2023 #MLBDraft, we've selected SS Arjun Nimmala from Strawberry Crest High School.
— Toronto Blue Jays (@BlueJays) July 10, 2023
Welcome, Arjun! pic.twitter.com/QJXF4z4SEV
23年ドラフト1巡目指名の高校生。パワーと守備力に定評があり。今季はA +からのプレーとなりそうですが、30%を超える三振率を改善し、コンタクトを上げられるか、これからが楽しみな19歳です。
ランキング引用:MLB.com Prospect Rankings2025
成績引用:Baseball Reference, FanGraphs
まとめ
トロント・ブルージェイズは1977年にカナダで誕生した現在ではアメリカ国外唯一のMLBチームです。
今季は野手の中心でスター選手のゲレーロJr.がFA前ラストイヤーとなりますので、なんとかプレーオフ進出を決めたいところです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回の記事が参考になれば、幸いです。
チーム・選手成績参考:FanGraphs, Baseball Reference

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