【NPB2025-2026年】プロ野球新外国人選手まとめ!各球団の外国人補強情報・外国人枠をわかりやすく解説

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現在オフシーズンのNPBは各球団が続々と新外国人選手の補強を進めており、契約合意の発表がされています。

「来シーズン注目の新外国人選手は?」

「贔屓チームの新外国人選手はどんな選手?」

本記事では 12球団の新外国人選手を一覧で整理し、特徴や実績についてわかりやすくまとめました。

また、外国人選手には「外国人枠」や「日本人扱い選手」という制度があります。
この制度も初心者向けにわかりやすく解説しています。

この記事を読めば、2025-2026年の助っ人外国人補強の全体像が一目で理解できます。

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  1. 外国人選手の概要
    1. 外国人枠
      1. 投手・野手の組み合わせ
    2. 日本人扱いとなる外国人選手
      1. NPBでFA権を取得した選手
      2. 日本の学校(小・中・高など)に通算3年以上在学した選手
      3. 日本の大学に4年以上在学した選手
      4. 日本に5年以上居住し、社会人野球チームに3年以上在籍した選手
  2. 2025-2026年 各球団が獲得した新外国人選手一覧
    1. 福岡ソフトバンク
      1. 徐若熙(シュー・ルオシー)(25)ー投手 右投右打 出身:台湾
    2. 北海道日本ハム
      1. サウリン・ラオ(26) 投手 右投右打 出身:ドミニカ共和国
    3. オリックス
      1. ボブ・シーモア(27) 内野手 右投左打 出身地:アメリカ
    4. 東北楽天
      1. カーソン・マッカスカー(27) 外野手 右投右打 出身地:アメリカ
      2. ロアンシー・コントレラス(26) 投手 右投右打 出身地:ドミニカ共和国
    5. 埼玉西武
      1. アラン・ワイナンス(30) 投手 右投右打 出身地:アメリカ
      2. アレクサンダー・カナリオ(25) 外野手 右投右打 出身地:ドミニカ共和国
    6. 千葉ロッテ
      1. ホセ・カスティーヨ(30) 投手 左投左打 出身地:ベネズエラ
      2. サム・ロング(30) 投手 左投左打 出身地:アメリカ
    7. 阪神
      1. ダウリ・モレッタ(29) 投手 右投右打 出身地:ドミニカ共和国
      2. キャム・ディベイニー(28歳) 内野手 右投右打 出身地:アメリカ
      3. イーストン・ルーカス(29) 投手 左投左打 出身地:アメリカ
    8. 横浜DeNA
      1. ホセ・ルイーズ(31) 投手 右投右打 出身地:ベネズエラ
      2. オースティン・コックス(29) 投手 左投左打 出身地:アメリカ
      3. ショーン・レイノルズ(27) 投手 右投左打 出身地:アメリカ
      4. クーパー・ヒュンメル(31) 外野手 右投両打 出身地:アメリカ
    9. 読売巨人
      1. フォレスト・ウィットリー(28) 投手 右投右打 出身地:アメリカ
      2. ボビー・ダルベック(30) 内野手 右投右打 出身地:アメリカ
    10. 中日
      1. ミゲル・サノ(32) 内野手 右投右打 出身地:ドミニカ共和国
    11. 広島東洋
      1. フレディ・ターノック(26) 投手 右投右打 出身地:アメリカ
    12. 東京ヤクルト
      1. ヘスス・リランゾ(31) 投手 右投右打 出身地:ドミニカ共和国
      2. ホセ・キハダ(30) 投手 左投左打 出身地:ベネズエラ
  3. まとめ

外国人選手の概要

NPBにおける外国人選手の定義は日本国籍を有していない選手です。

NPBには外国人選手枠があり、1軍登録人数ベンチ入り可能選手人数に制約があります

また外国人選手と育成契約を結ぶことも可能です。

外国人枠

1軍登録可能選手は最大5人。ベンチ入りできる外国人選手は4人までです。

投手・野手の組み合わせ

投手4人や野手4人など同じ区分に偏った登録はできません。

日本人扱いとなる外国人選手

一定の条件を満たす外国人選手は外国人枠の制約を受けずに日本人扱いとなります

NPBでFA権を取得した選手

FA権を取得して日本人扱いとなった選手例
  • タフィー・ローズ(アメリカ)
  • アレックス・ラミレス(ベネズエラ)
  • リバン・モイネロ(キューバ)など

日本の学校(小・中・高など)に通算3年以上在学した選手

選手例
  • 林威助(台湾)
  • 陽岱鋼(台湾)など

日本の大学に4年以上在学した選手

選手例
  • 大豊泰昭(台湾)
  • ラファエル・フェルナンデス(ブラジル)など

日本に5年以上居住し、社会人野球チームに3年以上在籍した選手

選手例

玉木重雄(ブラジル)

また日本の小中高や大学の必要在籍年数に達しない選手でプロ野球のドラフト会議の指名を経て、学校在学期間と日本のプロ野球の在籍年数の合計が5年以上経過した選手も日本人選手扱いとなります。ただし適用は5年経過の翌年から)

※この例が適用された選手は2025年時点でいません

2025-2026年 各球団が獲得した新外国人選手一覧

今オフに各球団が獲得した外国人選手を紹介します。なお、球団から公式発表があった選手のみ紹介しています。

福岡ソフトバンク

徐若熙(シュー・ルオシー)(25)ー投手 右投右打 出身:台湾

台湾プロ野球(CPBL)のスター選手です。

スリークウォーターから投じる最速158キロのストレートとスプリットチェンジを決め球に、スライダーやカーブのコンビネーションで打者を翻弄します。

2025年シーズンは19試合に先発して114回で120奪三振、防御率2.05をマーク。

日米争奪戦の末、ソフトバンクと3年総額15億で契約合意したと報道されています。

北海道日本ハム

サウリン・ラオ(26) 投手 右投右打 出身:ドミニカ共和国

持ち球は投球の約半数を占めるスライダーとストレート、シンカー、チェンジアップ。

ゴロを打たせるタイプの投手です。

2025年はマリナーズとナショナルズに所属、8試合11回を投げて防御率4.91、9奪三振を記録しています。

マイナーでは19試合に先発していますので、先発・中継ぎどちらでも起用できそうです。

オリックス

ボブ・シーモア(27) 内野手 右投左打 出身地:アメリカ

パワーが魅力の27歳。

2025年にレイズでメジャーデビューを果たしています。

トリプルAでは30本塁打を放ち、OPS .881をマーク。

三振が多めですが、長打力は非常に魅力的です。

東北楽天

カーソン・マッカスカー(27) 外野手 右投右打 出身地:アメリカ

身長203センチの長身スラッガー。

2025年はツインズでメジャーデビューを果たしています。

トリプルAでは22本塁打を放つパワーを見せました。

その長身からは想像できない俊足の持ち主ですが、盗塁技術はあまり高くありません。

ロアンシー・コントレラス(26) 投手 右投右打 出身地:ドミニカ共和国

投球の約半分を占める平均153.2キロのストレートが最大の武器で、スライダー、カーブ、チェンジアップ、シンカーが持ち球です。

メジャーでもストレートの指標が良く、日本でもその威力を発揮できるか期待されます。

埼玉西武

アラン・ワイナンス(30) 投手 右投右打 出身地:アメリカ

サイドスローに近いスリークウォーターからチェンジアップ、シンカー、スイーパー、ストレート、カーブと多彩な球種を投げ分けます。

球速は決して速くありませんが、技巧派のグラウンドボーラーで、トリプルAでは圧倒的な投球を見せています。

2026年シーズンはローテーションの一角として期待されます。

アレクサンダー・カナリオ(25) 外野手 右投右打 出身地:ドミニカ共和国

パワー、スピード、肩が魅力の25歳の外野手です。

バットスピードの速さはメジャーでもトップクラスで、爆発的なパワーを持っています。

コンタクト能力に不安がありますが、パワー・身体能力に抜群のポテンシャルを秘めています。

千葉ロッテ

ホセ・カスティーヨ(30) 投手 左投左打 出身地:ベネズエラ

左のスリークウォーターからスライダー、シンカー、ストレート、チェンジアップを投げ込みます。

2025年はメジャー4球団を渡り歩き、29試合に登板して防御率3.94をマークしました。

シンカーで多くのゴロを打たせることに長けた投手で、ブルペン強化に最適です。

サム・ロング(30) 投手 左投左打 出身地:アメリカ

角度のあるオーバーハンドからストレート、スライダー、カーブ、シンカー、スプリットを投げこむ左腕です。

2024年にはロイヤルズで43試合に登板し、防御率3.16と好成績を残しています。

カスティーヨとともに外国人左腕2人がロッテのブルペン陣を引っ張る存在となるでしょうか。

阪神

ダウリ・モレッタ(29) 投手 右投右打 出身地:ドミニカ共和国

モレッタの投球割合はスライダー56%、ストレート42%、チェンジアップが2%のほぼ2ピッチです。

スライダーが特に特徴的で、通常のスライダーとは逆方向に変化する「逆スライダー」は空振り率38.7%、三振率は38.1%という驚異的な数値を誇る魔球です。

阪神の強力ブルペン陣がより強固なものとなりそうです。

キャム・ディベイニー(28歳) 内野手 右投右打 出身地:アメリカ

2025年にメジャーデビューを果たした、強打の内野手です。

トリプルAでは20本塁打を放ちOPS .846をマーク。

守備はサードをメインにセカンド、ショートをこなすユーティリティ性があります。

イーストン・ルーカス(29) 投手 左投左打 出身地:アメリカ

191センチの長身から豪快に投げ下ろすサウスポー。

平均球速151キロのストレートを軸にチェンジアップ、スライダー、スイーパー、カッターを投げ分けます。

2025年はトリプルAで19試合に登板し、そのうち13試合は先発登板でした。69.2回を投げ74奪三振、防御率3.71をマーク。

先発・中継ぎどちらでも起用できそうです。

横浜DeNA

ホセ・ルイーズ(31) 投手 右投右打 出身地:ベネズエラ

MLB通算282登板を誇る実績あるリリーフ投手です。

ストレートの平均球速は95.7マイル(約154キロ)という剛腕投手で、カーブ、シンカー、チェンジアップ、スイーパー、スライダーと球種も豊富です。

四球がやや多めですが、試合終盤を任せられる頼もしい存在です。

オースティン・コックス(29) 投手 左投左打 出身地:アメリカ

高い角度のオーバーハンドから投げ下ろす193センチの長身左腕です。

球速はそれほど速くありませんが、スライダー、カーブ、スプリット、カッターを操り、制球もまとまっています。

ショーン・レイノルズ(27) 投手 右投左打 出身地:アメリカ

203センチの長身右腕で、高校時代は二刀流選手でした。

プロでは一時、野手登録でしたが、投手へ転向。

2024年にメジャーデビューを果たし、9試合11回を投げ、21奪三振をマーク。将来を有望視されました。

しかし2025年は故障者リストからの復帰後調子が上がらず、メジャーとマイナーを行き来する形となりました。

最速160キロのストレートとスライダーを武器に、日本で飛躍できるか、注目の投手の1人です。

クーパー・ヒュンメル(31) 外野手 右投両打 出身地:アメリカ

175センチと小柄なスイッチヒッターで、スピードと肩の強さに定評があります。

ボール球のスイングが少なく、四球が多い選手で、マイナーでは長打率も高く、OPS 1.074をマークしています。

日本でも持ち味を活かして活躍が期待できそうです。

読売巨人

フォレスト・ウィットリー(28) 投手 右投右打 出身地:アメリカ

2016年のドラフトでアストロズから1巡目指名。

大谷翔平やアクーニャJr.、ゲレーロJr.らがランクインしていた栄光の2018年のプロスペクトランキング9位に入っていた有望株です。

ストレートの平均球速が150キロを超える剛腕ですが、空振りが奪えず、制球に課題がありました。

巨人では駒不足の先発ローテーションの一角として期待されます。

ボビー・ダルベック(30) 内野手 右投右打 出身地:アメリカ

193センチの長身で、パワーが持ち味の一塁手です。

レッドソックス時代の2021年に25本塁打を放ち、OPS .792をマーク。

2022年以降はメジャーでの出場機会が減少し、2025年は主にトリプルAで活躍しています。

空振りと三振が多いという明確な弱点はありますが、長打力は非常に魅力で、ポスト岡本として期待がかかります。

中日

ミゲル・サノ(32) 内野手 右投右打 出身地:ドミニカ共和国

193センチ、123キロの大柄の体格から圧倒的な速度の打球を放つスラッガーです。

ツインズ時代には本塁打30本以上を2度達成しています。

2022年に左半月板断裂以降、出場機会が激減し、2024年がメジャーでの最終出場となりました。

メジャーでは主に三塁の守備についていましたが、お世辞にも守備がいいとは言えません。

日本で心機一転、自慢のパワーで中日打線の起爆剤となれるか。

広島東洋

フレディ・ターノック(26) 投手 右投右打 出身地:アメリカ

2025年はマーリンズに所属。メジャー登板はわずか5試合ながら、高い奪三振能力を誇ります。

平均153.5キロのストレートを軸に、チェンジアップ、カーブ、スライダー、シンカーを操ります。

ゴロ率も非常に高く、安定した投球が期待できます。

東京ヤクルト

ヘスス・リランゾ(31) 投手 右投右打 出身地:ドミニカ共和国

メジャー未登板の右腕。

2025年はトリプルAで48登板、58.1回を投げて64奪三振をマークする奪三振能力を見せています。

試合中盤から終盤を投げる貴重な戦力として期待されます。

ホセ・キハダ(30) 投手 左投左打 出身地:ベネズエラ

メジャー通算7年間で142試合に登板した実績のある左腕です。

スリークウォーターから力強いストレートとチェンジアップの2球種を投げ込みます。

制球に課題はあるものの、高い奪三振能力が非常に魅力的です。

まとめ

来シーズンも多くの外国人選手がNPBにやってきます。

メジャー経験豊富な選手から、未完の大器など個性はさまざま。

新外国人選手たちがどのような活躍を見せ、チームにどこまで貢献できるのか、シーズン開幕がますます楽しみです。

気になる選手がいれば、ぜひ今後の動向をオープン戦から注目してみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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