MLB全30球団紹介!サンフランシスコ・ジャイアンツ編

MLB

こんにちは、Chanです。

当ブログでは、よりMLBを楽しむために全30チームを紹介しています。

シーズンは開幕しましたが、引き続きチーム紹介を行いますので、今年からMLBを見始めたという方も、そうでない方も是非MLBの各チームについて知っておいてください。

今回はナショナル・リーグ西地区のサンフランシスコ・ジャイアンツをご紹介します。

是非最後までお付き合いください。

サンフランシスコ・ジャイアンツとは

球団概要

  • 創設: 1883年 (ニューヨーク・ゴッサムズとして創設)
  • 本拠地: カリフォルニア州・サンフランシスコ
  • ホーム球場: オラクル・パーク
  • 所属リーグ: ナショナル・リーグ(National League)
  • 地区: ナ・リーグ西地区(NL WEST )
  • 略称: SFG
  • チーム名の由来: 1885年のある試合で勝利した後、当時の監督ジム・マトルビーが「My big fellows! My giants!(俺の大きな仲間たち!俺のジャイアンツ!)」とチームを称えたことがきっかけで、チームは「ジャイアンツ」と呼ばれるようになりました。
  • オーナー: サンフランシスコ・ベースボール・アソシエイツLLC
  • 監督: ボブ・メルビン
  • ワールドシリーズ優勝(8回)
  • 1905, 1921, 1922, 1933, 1954, 2010, 2012, 2014
  • リーグ優勝(23回)
  • 1888, 1889, 1904, 1905, 1911, 1912, 1913, 1917, 1921, 1922, 1923, 1924, 1933, 1936, 1937, 1951, 1954, 1962, 1989, 2002, 2010, 2012, 2014
  • 地区優勝(9回)
  • 1971, 1987, 1989, 1997, 2000, 2003, 2010, 2012, 2021
  • ワイルドカード獲得(3回)
  • 2002, 2014, 2016

球団の歴史

サンフランシスコ・ジャイアンツは、もともと1883年にニューヨーク・ゴッサムズとして創設され、1958年にカリフォルニア州サンフランシスコへ移転した伝統ある球団です。

ナショナルリーグで最も古い球団の一つであり、長年にわたって数多くの名選手を輩出してきました。

移転後はドジャースとのライバル関係がより一層激しくなり、西海岸野球の中心的存在となっています。

創設 ニューヨーク時代

1883年、ニューヨーク・ゴッサムズ(New York Gothams)として設立され、後にジャイアンツと 改称。

1888年と1889年にナショナル・リーグ優勝を果たします。

1904年にはAL王者ボストン・アメリカンズ(現レッドソックス)とのワールドシリーズを拒否したため、不開催となります。

1902年に名将ジョン・マグローが監督に就任し、チームの基盤を築くと、クリスティ・マシューソンなどの活躍で1905年に球団初のワールドシリーズ制覇を達成。

1921年・1922年にはワールドシリーズ連覇。

1933年・1954年にもワールドシリーズ制覇を達成し、年代でコンスタントに優勝を達成します。

サンフランシスコ移転

球団オーナーのホーレス・ストーンハムは、ファンの減少や球場問題を理由に、西海岸移転を決断。

ブルックリン・ドジャース(現ロサンゼルス・ドジャース)と共にカリフォルニアへ移動し、サンフランシスコ・ジャイアンツが誕生。

移転後の最初の本拠地はシールズ・スタジアム(仮の球場)で、1960年にキャンドルスティック・パークに移転。

ウィリー・メイズ、オーランド・セペダ、フアン・マリシャルらスター選手はいましたが、優勝には届きませんでした。

1989年には「ベイブリッジ・シリーズ」と呼ばれるアスレチックスとのワールドシリーズが実現。第3戦目開始前にロマ・プリータ地震が発生した影響でシリーズが10日間にわたり中断し、最終的にスイープされて敗退。

1993年、史上最強の打者の一人バリー・ボンズが加入。

2002年、ワールドシリーズに進出するもエンゼルスに敗退。

2007年、バリー・ボンズがMLB通算最多本塁打(762本)を記録。

2010年、21世紀初のワールドシリーズ制覇(レンジャーズを4勝1敗で撃破)すると、2012年ワールドシリーズでタイガースを4連勝でスイープで下し優勝。

2014年にも、ロイヤルズとの接戦を制し、マディソン・バムガーナーの活躍で優勝。2010年代前半で3度のワールドシリーズ制覇を達成し王朝を築きました。

過去の主な所属選手

  • ウィリー・メイズ(OF)

「史上最高のオールラウンドプレイヤー」と称される伝説的外野手

通算660本塁打、3,283安打、.302打率、1,903打点。

1954年のワールドシリーズ制覇に貢献。

「ザ・キャッチ」(1954年WSで見せた超人的な後方ジャンピングキャッチ)はMLB史に残るプレー。

MVP2回(1954, 1965)、ゴールドグラブ賞12回(1957-1968)。

オールスター選出24回(歴代2位)

背番号24は永久欠番

  •  クリスティ・マシューソン(RHP)

「ビッグ・シックス」の異名を持つ、史上最高の投手の一人

通算373勝188敗、防御率2.13、2,502奪三振(勝利数は歴代3位)

1905年のワールドシリーズでは3試合完封勝利を達成し、チームを優勝に導く活躍。

ナ・リーグ最多勝5回、防御率タイトル5回獲得。

  •  バリー・ボンズ(LF)

MLB通算本塁打記録(762本塁打)の保持者

2001年にシーズン73本塁打を記録し、MLB史上最多記録を樹立。

ジャイアンツ在籍1,951試合、586本塁打、1,440打点、打率.312。

7度のMVP受賞(MLB最多記録)(そのうちジャイアンツで5回受賞)

通算出塁率.444、敬遠四球688回(MLB最多記録)

  •  フアン・マリシャル(RHP)

ドミニカ共和国出身の史上最高の投手の一人。

通算243勝142敗、防御率2.89、2,303奪三振。

1960年代にジャイアンツのエースとして活躍(特に1966年は25勝6敗、防御率2.23)

オールスター9回選出。

1963年の16回完投試合は伝説的な投手戦(ウォーレン・スパーンと対決し、1-0で勝利)

  • バスター・ポージー(C)

2010年代のジャイアンツ黄金期を支えた正捕手。

2010年のルーキーイヤーでワールドシリーズ優勝に貢献し、ルーキーオブザイヤー獲得。

2012年に首位打者(.336)、MVP受賞、ワールドシリーズ優勝。

2014年にもワールドシリーズ制覇(3度目)。

通算成績:1,371試合、.302打率、158本塁打、729打点。

キャッチャーとして優れたリーダーシップを発揮、2021年に引退、2024年球団編成本部長就任が発表された。

過去に所属した日本人選手

ジャイアンツには現在まで日本人選手が5人在籍していました。

  • 村上雅則(1964-1965年)
  • 新庄剛志(2002年)
  • 藪恵壹(2008年)
  • 田中賢介(2013年)
  • 青木宣親(2015年)

2024年シーズンの成績

チーム戦績

勝利敗戦勝率順位最終戦績
8082.494地区4位地区4位

打撃成績

試合数得点平均得点HR盗塁打率出塁率長打率OPS
1626934.2817768.239.305.396.701

投手成績

イニング数平均失点防御率四球失点自責点
1433.24.314.10526699653

80勝82敗と2年連続で勝率5割を下回り、地区4位となりました。地区優勝を果たし、107勝をあげた2021年シーズン以降は勝ち越したシーズンがない状態です。

チーム打撃成績は軒並みリーグ平均以下ですが、本拠地オラクル・パークのパークファクターが97と投手有利なことを考慮する必要があります。特にHRは78とMLB全球場で最も出にくく、平均より22%低いということを考慮すると、HR数や得点数はリーグ平均程度はあったとも見れます。

投手陣先発陣の成績はリーグ中位でしたが、投手有利なことを考慮すると少し振るわなかったようです。

一方のブルペン陣はかなり優秀でK/9を除いては概ね上位の成績を残しました。

主な選手の紹介

野手

太字選手は新加入 成績は2024年シーズン

ポジション名前(年齢)打席試合打率HROPSrWAR
Cパトリック・ベイリー(25)121.2348.6371.8
1Bラモン・ウェードJr.(30)117.2608.7612.1
2Bタイラー・フィッツジェラルド(27)96.28015.8312.8
SSウィリー・アダメス(29)161.25132.7943.1
3Bマット・チャップマン (31)154.24727.7907.1
LFヘリオット・ラモス(25)121.26922.7922.3
CFイ・ジョンフ(26)37.2622.6410.1
RFマイク・ヤストレムスキー(34)140.23118.7392.1
DHウィルマー・フローレス(33)71.2064.595-0.6
Cサム・ハフ(26)3.0000.2500.0
内野ケイシー・シュミット(26)40.2526.7600.2
UTクリスチャン・コッス(27)88 ※マイナー成績.2999.873
OFルイス・マテオ(23)45.2135.584-0.2

オフにFA野手の目玉の1人、ウィリー・アダメスを7年1億8,200万ドルの大型契約で獲得。

HR30本台、OPS.700後半を期待できる強打のショートです。

2024年に72試合ショートとして出場していたフィッツジェラルドがセカンドへ回ります。フィッツジェラルドはメジャートップクラスのスプリントスピードを誇っており、外野もセンターで17試合、レフトで4試合守るユーティリティープレイヤーとして重宝します。

23年オフに6年1億1,300万ドルで契約したイ・ジョンフは怪我により37試合の出場にとどまりましたが、今季は開幕から出場し今シーズンは健康的にシーズンを送りたいところです。

投手

太字選手は新加入 成績は2024年シーズン

役割名前(年齢)試合イニング奪三振防御率rWAR
SP1ローガン・ウェブ(28)33204.21723.473.6
SP2ランダン・ループ(26)2350.1473.580.6
SP3ジャスティン・バーランダー(42)1790.1745.48-0.3
SP4ロビー・レイ(33)730.2434.700.0
SP5ジョーダン・ヒックス(28)29109.2964.100.9
CLライアン・ウォーカー(29)7680.0991.912.8
SUカミロ・ドバル(27)

6259.0784.88-0.5
SUタイラー・ロジャース(34)7770.1512.821.5
RPエリック・ミラー(27)7367.1873.880.4
RPラウ・トリビーノ(33)登板なし
SPヘイデン・バーズソング(23)1672.0884.750.3

課題の先発陣は今オフ、42歳のベテラン ジャスティン・バーランダーと1年1,500万ドルで契約。

昨季は怪我の影響もあり、メジャーデビューイヤーを除くと初めてのrWARマイナスを記録。

今季は開幕からローテーションに加わっています。キャリア最終盤に差し掛かっていますが、まだまだ高いパフォーマンスを見せられるか楽しみです。

昨季は肘とハムストリングスの怪我に苦しんだロビー・レイも本来なら支配力のある投球が出来るので、怪我なく健康にシーズンを送れればジャイアンツ投手陣にプラスに作用します。

今季のジャイアンツの先発ローテーションを両ベテランのバウンスバックにもかかっていると言えます。

プロスペクト

ジャイアンツにはプロスペクトランキング100位以内に入る選手がいます。

名前(ポジション)年齢プロスペクトランク順位
ブライス・エルドリッジ(1B)2023

ブライス・エルドリッジ

23年ドラフト1巡目全体16位指名。

24年はAからAAAまで駆け上がり、116試合で打率.289、23HR、wOBA.398、wRC+137を記録。

AAAでは8試合とサンプルは少ないですが、打率.226、wRC+46と若干苦しみました。

しかし四球率は11.4%と四球は選べていました。まだ20歳と若く、コンタクト率が向上すればパワーは申し分なくメジャーでも長打を量産できそうです。

ランキング引用:MLB.com Prospect Rankings2025

成績引用:Baseball Reference, FanGraphs

まとめ

サンフランシスコ・ジャイアンツは1883年にニューヨーク・ゴッサムズとして創設。

1958年に西海岸に移転し、サンフランシスコ・ジャイアンツとなりました。同地区のロサンゼルス・ドジャースとはニューヨークに拠点を置いていた時代からの長きに渡るライバル関係となっています。

大型補強によりワールドシリーズ制覇を達成したドジャースにパドレス、ダイヤモンドバックスがくらいつく激戦区となったナ・リーグ西地区ですが、シーズンオフにジャイアンツはウィリー・アダメス、ジャスティン・バーランダーを獲得。昨年は怪我にないたイ・ジョンフも開幕からスターティングラインナップに名を連ね、ナ・リーグ西は更に激戦地区となりそうです。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

この記事が参考になれば幸いです。

チーム・選手成績参考:FanGraphs, Baseball Reference

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