MLB 2025シーズン順位予想【ナ・リーグ東地区編】

MLB

こんにちは!Chanです。

2025年のレギュラーシーズンは開幕していますが、2025年シーズンの順位予想をしてみます。

今回の順位予想はナ・リーグ東地区です。

2024年シーズンはフィリーズが地区優勝。故障者が続出しながらもプレーオフ進出を決めたブレーブスが2位、6月からの怒濤の追い上げで最終戦にしてプレーオフが進出したメッツが3位と、プレーオフ進出チームを3チーム輩出した激戦地区です。

今シーズンもこの3チームによる三つ巴の戦いになるのか、ナショナルズ、マーリンズの巻き返しはあるのか?

オフシーズンの各チームの選手の去就を踏まえて戦力を分析し、順位予想を行いました。

エンタメとして最後までお楽しみいただければ幸いです。

5位 マイアミ・マーリンズ

マーリンズがオフに獲得・放出した主な選手を見ていきましょう。

※前チーム横の表記内容は獲得経緯です。FA: フリーエージェンシー、Tr: トレード、W: ウェイバー、d: ルール5ドラフト、P: ポスティング

主な獲得選手

名前ポジション前チーム契約内容
カル・クアントリルSPロッキーズ(FA)1年 350万ドル
エリック・ワガマンINF/OFエンゼルス(FA)1年 77万ドル(メジャー契約の場合)
スターリン・カバSSフィリーズ(Tr)
エマリオン・ボイドOFフィリーズ(Tr)
マックス・アコスタ2B/SSレンジャーズ(Tr)
マット・マービス1Bカブス(Tr)
コナー・ガレスピーRHPブレーブス(W)
ブレット・デガースRHPパイレーツ(W)
ロニー・ヘルナンデスRHPツインズ(W)

主な放出選手

名前ポジション移籍先
マイク・バウマンRHP東京ヤクルトスワローズ
ジェイク・バーガー1B/3Bレンジャーズ
ビダル・ブルハンUTカブス
ヘスス・ルザードSPフィリーズ
ロッデリー・ムニョスSPカージナルス

チームはまだ再建の真っ只中です。

野手ではバーガーを放出し、投手では故障が多いルザードを同地区のフィリーズに放出。ルザードの対価で2人のマイナー選手を獲得しています。

FAで獲得した選手はクアントリルとワガマンのみで、トレードやウェーバーで選手を獲得していますが、昨年100敗を喫しているチームに大きな戦力の上積みは期待できそうもないので、5位予想としました。

しかしマーリーンズは何年かに一度強いシーズンがあり、ワールドシリーズ制覇も達成するほどの勢いがあります。もしかしたら、そろそろ「その時」が来るかもしれません。

今季トミージョン手術からの復帰イヤーとなるサンディ・アルカンタラはマーリンズとの契約を後1年残していますが、チーム状況によっては夏のトレードデッドラインまでにトレードがあるかもしれません。

マーリンズのチーム紹介はこちらから⇩

マイアミ・マーリンズのキャップです。アジャスターでサイズを調節可能!オールブラックのデザインがかっこいいです!

4位 ワシントン・ナショナルズ

ナショナルズがオフに獲得・放出した主な選手を見ていきましょう。

主な獲得選手

名前ポジション前チーム契約内容
トレバー・ウィリアムズSPナショナルズ(再契約)2年 1,400万ドル
マイケル・ソロカRHPホワイトソックス(FA)1年 900万ドル
ジョシュ・ベルDHダイヤモンドバックス(FA)1年 600万ドル
カイル・フィネガンRHPナショナルズ(再契約)1年 600万ドル
小笠原慎之介LHP中日ドラゴンズ(P)2年 350万ドル
ホルヘ・ロペスRHPカブス(FA)1年 300万ドル
ルーカス・シムズRHPレッドソックス(FA)1年 300万ドル
アーメッド・ロサリオ3Bレッズ(FA)1年 200万ドル
ポール・デヨングSS/3Bロイヤルズ(FA)1年 100万ドル
ナサニエル・ロウ1Bレンジャーズ(Tr)

主な放出選手

名前ポジション移籍先
パトリック・コービンRHPレンジャーズ(FA)
ジェイコブ・バーンズRHPブルージェイズ(FA)
ロバート・ガルシアLHPレンジャーズ(Tr)
ジョーイ・メネセス1Bメッツ(FA)
ジョーイ・ギャロSPホワイトソックス(相互オプション破棄)

ナショナルズは再建期脱出まで後一歩というところでしょうか。

投打に若い選手が数多く在籍しており、それらの選手たちが育ってきている印象です。

先発投手の補強はFAとなったトレバー・ウィリアムズと再契約。マイケル・ソロカを1年900万ドルを獲得しています。

野手では来年まで保有できるナサニエル・ローやポール・デヨング、アーメッド・ロサリオといったソリッドな選手を獲得しています。

怪我人が少なくシーズンを戦うことができれば、プレーオフ争いには加われそうですが、本格的にコンテンダーとして戦うのは来季以降と見ています。

来季以降と見ている理由は、マックス・シャーザーとパトリック・コービンの後払いが今季まで残っており、来季は余剰資金を確保できるのでFAで大物選手を獲得に動くこともできます。

ここで補強ポイントを埋められれば今後のナショナルズはナ・リーグ東地区で飛躍しそうです。

ナショナルズのチーム紹介はこちらから⇩

赤地にWの文字が白のナショナルズのオーソドックスなデザインのキャップです。

2025年版の選手名鑑が発売されました。より詳しく各チームの選手を知りたい方はこちらを見てもらうと、MLB観戦がより楽しくなります。

3位 アトランタ・ブレーブス

ブレーブスがオフに獲得・放出した主な選手です。

主な獲得選手

名前ポジション前チーム契約内容
ジュリクソン・プロファーOFパドレス(FA)3年 4,200万ドル
アレックス・バードゥーゴOFヤンキース(FA)1年 1,500万ドル
ブライアン・デラクルーズOFパイレーツ(FA)1年 86万ドル
スチュアート・フェアチャイルドOFレッズ(Tr)
ニック・アレンSSアスレチックス(Tr)

主な放出選手

名前ポジション移籍先
チャーリー・モートンRHPオリオールズ(FA
マックス・フリードLHPヤンキース(FA)
ジョン・ブレビアRHPタイガース(FA)
ルーク・ジャクソンRHPレンジャーズ(FA)
AJ・ミンターLHPメッツ(FA)
トラビス・ダーノウCエンゼルス(クラブオプション破棄)
ジオ・アーシェラINFアスレチックス(FA)
アダム・デュバルOFレッドソックス(FA)
ホルヘ・ソレアOF/DHエンゼルス(Tr)
ラモン・ローレアーノOFオリオールズ(FA)

昨シーズンは故障者続出に泣かされたブレーブス。それでもプレーオフに進出する自力はさすがでした。

今季はインターナルブレーズ手術からスペンサー・ストライダーと左膝十字靭帯断裂からロナルド・アクーニャJr.という投打の柱が戻ってきます。

アクーニャが戻ればMLBでも屈指の強力打線が完全体となるところですが、復帰直後でパフォーマンスが戻るかが懸念点。

また開幕直後に禁止薬物によりジュリクソン・プロファーが80試合の出場停止を課せられ、チームとしてはかなりの痛手となりました。

投手陣はオフにマックス・フリードとチャーリー・モートンがFAで移籍。昨シーズン、ブレイクを果たしたシュワレンバックは今季も期待できそうですが、昨シーズン、サイ・ヤング賞を受賞したセールは今シーズンで36歳となり、近年は怪我で稼働も少なかったことから、今季も昨シーズンのようなパフォーマンスが発揮できるか気になるところです。

またストライダーも手術明け復帰1年目のシーズンとなりますので、今季は様子見のシーズンとなりそうです。

そんな不安要素を抱える投手陣を打線が2023年シーズンのような破壊力で援護ができれば話は別ですが、再現は簡単ではないと思いますので、ブレーブスは3位予想としました。

ブレーブスのチーム紹介はこちらから⇩

サイドにパッチをあしらった黒とネイビーのブレーブスのキャップです

2位 ニューヨーク・メッツ

メッツがオフに獲得・放出した主な選手です。

主な獲得選手

名前ポジション前チーム契約内容
フランキー・モンタスRHPブルワーズ(FA)2年 3,400万ドル
クレイ・ホームズRHPヤンキース(FA)3年 3,800万ドル
グリフィン・キャニングRHPブレーブス(FA)1年 425万ドル
ショーン・マネイアLHPメッツ(再契約)3年 7,500万ドル
ライン・スタネックRHPメッツ(再契約)1年 450万ドル
ドリュー・スミスRHPメッツ(再契約)1年 100万ドル
AJ・ミンターLHPブレーブス(FA)2年 2,200万ドル
ジャレッド・ヤング1B/LF/3BKBO 斗山ベアーズ(FA)1年 115万ドル
ピート・アロンゾ1Bメッツ(再契約)2年 5,400万ドル
ニック・マドリガルIFカブス(FA)1年 135万ドル
フアン・ソトRFヤンキース(FA)15年 7億6,500万ドル
ジェシー・ウィンカーLF/DHメッツ(再契約)1年 750万ドル
ホセ・シリCFレイズ(Tr)
マックス・クラニックRHPパイレーツ(W)

主な放出選手

名前ポジション移籍先
ルイス・セベリーノRHPアスレチックス(FA)
ホセ・キンタナLHPブルワーズ(FA)
アダム・オッタビーノRHPヤンキース(FA)
フィル・メイトンRHPカージナルス(FA)
ブルックス・レイリーLHPKBO(FA)
ホセ・イグレシアスINFパドレス(FA )
ハリソン・ベイダーCFツインズ(FA)
JD・マルティネスDH

オフのFA最注目選手のフアン・ソトを獲得。ピート・アロンゾとも再契約を結び、メッツを地区優勝と予想したいところでしたが、先発の補強はショーン・マネイアとの再契約、クレイ・ホームズの獲得の他はフランキー・モンタスとグリフィン・キャニングでした。

メッツには投手再生メソッドがあり、昨シーズンのルイス・セベリーノやマネイアと言った成功例はありますので、期待したいところです。

今季のメッツはオーナーのスティーブ・コーエンもワールドシリーズ制覇を目標に掲げていましたので、そのためにはエースクラスの先発がもう1人欲しかったというのが率直な意見です。

ローテーションは現状がホームズ、メギル、キャニング、ピーターソン、千賀で現状先発の防御率がMLBトップと大健闘を見せています。

今後はマネイアとモンタスの復帰でまた再編される可能性もあります。

エースクラスの先発はトレードデッドラインでの獲得があるかもしれませんが、ワールドシリーズを狙うと考えると先発が少し物足りないと感じましたので、メッツは2位予想としています。

メッツのチーム紹介はこちらから⇩

メッツのキャップは個人的にこのシティコネクトのデザインが最もカッコいい!アジャスタータイプでサイズの調整も可能。

1位 フィラデルフィア・フィリーズ

フィリーズがオフに獲得・放出した主な選手を見ていきましょう。

主な獲得選手

名前ポジション前チーム契約内容
マックス・ケプラーOFツインズ(FA)1年 1,000万ドル
ジョーダン・ロマノRHPブルージェイズ(FA)1年 850万ドル
ジョー・ロスRHPブルワーズ(FA)1年 400万ドル
ヘスス・ルザードLHPマーリンズ(Tr)
カルロス・ヘルナンデスRHPロイヤルズ(W)

主な放出選手

名前ポジション移籍先
カルロス・エステベスRHPロイヤルズ(FA)
ジェフ・ホフマンRHPブルージェイズ(FA)
オースティン・ヘイズOFレッズ(FA)

ナ・リーグ優勝候補筆頭で、ワールドシリーズコンテンダーチームの一つです。

先発・打線ともにMLB屈指。先発にはヘスス・ルザードの加入でさらに隙がなくなりました。

故障者リスト入りしているレンジャー・スアレスも4月下旬ごろには復帰が見込まれています。

打線はレフトにマックス・ケプラーを加え、さらに強固なものとなっています。

ウィークポイントを挙げるとすればリリーフ陣ですが、先発ローテーションがMLBでも屈指ですので、そこまで大きな懸念とはならないでしょう。

フィリーズのチーム紹介はこちらから⇩

フィリーズのオルタネイトキャップ。青と赤の二色使いが非常に映えます。

順位予想まとめ

  1. フィラデルフィア・フィリーズ
  2. ニューヨーク・メッツ
  3. アトランタ・ブレーブス
  4. ワシントン・ナショナルズ
  5. マイアミ・マーリンズ

上位3チームはフィリーズ、メッツ、ブレーブスと予想しました。

筆者は個人的にナショナルズの躍進にも期待しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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2025年のMLB選手名鑑です。人気MLB誌Sluggerが編集を手掛けています。

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