【2025年】MLB各アワード(表彰)まとめ!新人王、サイ・ヤング賞、MVP・オールMLB、ハンク・アーロン賞、エドガー・マルティネス賞の受賞者と選考方法を解説

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MLBでは2025年シーズンを締めくくる各アワード「ルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人王)」「サイ・ヤング賞」「MVP」が発表されました。

本記事では2025年の主要アワードの投票結果と選出方法、新人王の資格の基準、オールMLB、ハンク・アーロン賞、エドガー・マルティネス賞についても、初心者の方にもわかりやすく解説しています。

また、「シルバースラッガー賞」「ゴールドグラブ賞」については別記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでいただけると、より理解が深まります。

シルバースラッガー賞とゴールドグラブ賞についてはこちらの記事で解説しています

2025年シーズンの個人タイトルはこちらの記事で解説しています。

今年のMLBを振り返りながら、選手たちの偉業をご覧いただけると幸いです。

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Chanです。妻と子ども2人と暮らす、アラフォーの会社員です。MLB関連を中心に野球の情報と筋トレについても発信しています。私の記事がMLB観戦や筋トレの参考になれば幸いです。

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ルーキー・オブ・ザ・イヤー(最優秀新人選手賞)/ Rookie Of the Year(ROY)の受賞者発表!選出方法と資格要件

ルーキー・オブ・ザ・イヤー(最優秀新人選手賞)/ Rookie of the year(ROY)はレギュラーシーズンで最も優れた新人選手を称える賞で、日本プロ野球で言うところの新人王にあたります。

ルーキー・オブ・ザ・イヤーの選出方法は記者投票

ルーキー・オブ・ザ・イヤー(最優秀新人選手賞)/ Rookie of the year(ROY)は全米記者協会(BBWAA)に所属する各都市の記者2名の投票によって選出されます。

現在の投票システムでは、1位票が7ポイント2位票が4ポイント3位票が3ポイント4位票が2ポイント、5位票が1ポイントとして集計され、獲得ポイントの高い順で賞が決まります。

順位付与されるポイント
1位票7ポイント
2位票4ポイント
3位票3ポイント
4位票2ポイント
5位票1ポイント

ルーキー・オブ・ザ・イヤー候補の資格要件

MLBのルーキー・オブ・ザ・イヤー候補となるためには、以下のいずれかの基準を満たす必要があります。

  • 130打席
  • 50投球回
  • ロースター枠が拡大する9月1日以前にアクティブロースターで45日間登録される(故障者リスト等を除く)

アクティブロスターについてはこちらの記事で解説しています。

2025年ア・リーグのルーキー・オブ・ザ・イヤーはニック・カーツ

選手名1位票2位票3位票4位票5位票獲得ポイント数
ニック・カーツ(アスレチックス)30210
ジェイコブ・ウィルソン(アスレチックス)23411107
ローマン・アンソニー(レッドソックス)3155572
ノア・キャメロン(ロイヤルズ)378554
コルソン・モンゴメリー(ホワイトソックス)15923

アスレチックスのニック・カーツが2025年のア・リーグ ルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝きました。

カーツの2025年成績

試合数打数HR打率得点打点出塁率長打率OPSwRC +fWARrWAR
11742036.2909086.383.6191.0021704.65.4

カーツは4月23日にデビューすると、その高いポテンシャルを発揮します。

400打席以上立ったルーキーで史上8人目のOPS1.000超えと、2017年のアーロン・ジャッジ以来の快挙を達成します。

特に印象的だったのは7月22日のアストロズ戦にて6打数6安打4本塁打の大活躍を見せ、MLB史上初のルーキーによる1試合4本塁打を達成。

強烈なインパクトを残し、満票での受賞となりました。

2025年ナ・リーグのルーキー・オブ・ザ・イヤーはドレイク・ボルドウィン

選手名1位票2位票3位票4位票5位票獲得ポイント数
ドレイク・ボルドウィン(ブレーブス)219183
ケイド・ホートン(カブス)9164139
ケーレブ・ダービン(ブルワーズ)2139469
アイザック・コリンズ(ブルワーズ)2913162
ディレン・ライル(ナショナルズ)13817

ブレーブスのドレイク・ボルドウィンが2025年のナ・リーグ ルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝きました。

ボルドウィンの2025シーズン成績

試合数打数HR打率得点打点出塁率長打率OPSwRC +fWARrWAR
12440519.2745659.341.469.8101253.13.3

開幕ロスター入りを果たすと、開幕戦でメジャーデビュー。

シーズン開幕前は守備面での不安を懸念する声がありましたが、ブロッキングの指標はMLBトップクラスで不安を払拭。

打撃面でも高いポテンシャルを発揮してOPS.810、wRC+125と素晴らしいパフォーマンスを見せました。

wRC+とは?選手紹介で使用している各指標はこちらの記事で解説しています

ルーキー・オブ・ザ・イヤーの特典 サービスタイムの加算とPPIの付与

2022年以降の労使協定にてルーキー・オブ・ザ・イヤー2位以内に入ると2つの特典が得られるようになりました。

サービスタイムが1年加算される

ルーキー・オブ・ザ・イヤーの投票で1位と2位になったトッププロスペクト選手にはメジャー登録されていた日数に関係なくサービスタイムが1年加算されます。

サービスタイムについてはこちらの記事で解説しています。

この規定はトッププロスペクトを長期間保有する目的で各球団が選手のメジャーデビューを遅らせて、サービスタイムの操作をする行為を抑制する狙いがあります。

PPI(Prospect Promotion Incentive)が与えられる

PPIとは、有望な新人選手を育成した球団に対するインセンティブとして設けられた制度です。

プレシーズンにMLB Pipeline、Baseball America、ESPNの各機関がプロスペクトランキングを発表。

そのうち、2つ以上でトップ100プロスペクト入りした選手が開幕ロースターに登録され、年俸調停権獲得前(サービスタイム3年未満)に各アワードを受賞もしくは上位入賞した場合、その球団は1巡目終了後にドラフト指名権を獲得することができます。

PPI獲得となる各アワード
  • ルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人王)
  • MVP(投票で3位以内)
  • サイ・ヤング賞(投票で3位以内)

このシステムには、サービスタイムの調整により、有望選手のFA権獲得を遅らせることを防止し、積極的にメジャーで起用することを促進することで、ファンにとっても楽しみな新人選手を見る機会を増やす効果があります。

ボルドウィンのルーキー・オブ・ザ・イヤー受賞によりブレーブスがドラフト権を獲得

開幕ロスター入りを果たしていたドレイク・ボルドウィンはPPIの対象選手となるため、ブレーブスに来シーズンのドラフト指名権が付与されることになりました。

PPIの導入は選手にとっては早期のFA権獲得、球団にとってはドラフト権の獲得と、選手・球団双方にメリットをもたらします。

2025年の最優秀監督賞(Manager of the Year / MOY)の受賞者

最優秀監督賞はレギュラーシーズンで最も優れた監督に送られる賞です。

最優秀監督賞の選出方法は記者投票

最優秀監督賞/Manager of the Year (MOY)は全米記者協会(BBWAA)に所属する各都市の記者2名の投票によって選出されます。

投票システムは1位票が5ポイント2位票が3ポイント3位票が1ポイントとして集計され、獲得ポイントの高い順で賞が決まります。

順位付与されるポイント
1位票5ポイント
2位票3ポイント
3位票1ポイント

2025年ア・リーグ最優秀監督賞の投票結果 ガーディアンズのスティーブン・ボート監督が2年連続の受賞

ア・リーグ最優秀監督賞投票結果

監督名1位票2位票3位票獲得ポイント数
スティーブン・ボート(ガーディアンズ)1784113
ジョン・シュナイダー(ブルージェイズ )1011891
ダン・ウィルソン(マリナーズ)291350
アレックス・コーラ(レッドソックス)127
AJ・ヒンチ(タイガース)136
ジョー・エスパーダ(アストロズ)13

クリーブランド・ガーディアンズのスティーブン・ボート監督が2年連続となる最優秀監督賞を受賞しました。

ボート監督の率いるガーディアンズは昨シーズンの地区優勝から一転して、終盤まで苦しいシーズンとなりました。

特に守護神のエマヌエル・クラセとルイス・オルティーズが賭博疑惑により7月から休暇となり、トミー・ジョン手術からの復帰が目前となっていたシェーン・ビーバーがブルージェイズ にトレードされ、戦力が十分とは言えない状況でした。

シーズン終了まで残り1ヶ月を切った、9月5日時点で首位のタイガースと11ゲーム差をつけられ、ポストシーズン進出も危うい状況でした。

しかしその後、ガーディアンズは19勝4敗と驚異的な追い上げを見せて、地区優勝を果たします。

ボート監督のリーダーシップが高く評価される形となり、2年連続での受賞となりました。

2025年ナ・リーグ最優秀監督賞の投票結果 ブルワーズのパット・マーフィー監督が2年連続の受賞

監督名1位票2位票3位票獲得ポイント数
パット・マーフィー(ブルワーズ)272141
テリー・フランコーナ(レッズ)291249
ロブ・トムソン(フィリーズ)17632
クレイグ・カウンセル(カブス)7324
クレイトン・マカロー(マーリンズ)5722
トレイ・ロブロ(ダイヤモンドバックス)11
マイク・シルト(パドレス)11

ミルウォーキー・ブルワーズのパット・マーフィー監督が2年連続となる最優秀監督賞を受賞しました。

ブルワーズは開幕4連敗を喫し、6人の先発投手が故障者リスト入りするなど、序盤は苦戦を強いられました。

5月末時点では勝率5割を下回りっていましたが、チームは怒涛の追い上げを見せて、最終的に今シーズンのMLB最高勝率で地区優勝を達成。

ブルワーズは低予算でロスターを編成していますが、そのロスターを最大限に活用。予想を大きく上回る実力を見せ、マーフィー監督の手腕が高く評価されました。

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2025年のサイ・ヤング賞受賞者

サイ・ヤング賞はレギュラーシーズンで最も優れた投手を称える賞です。

サイ・ヤング賞の選出方法は記者投票

サイ・ヤング賞もルーキー・オブ・ザ・イヤーと同様に全米記者協会(BBWAA)に所属する各都市の記者2名の投票によって決められます。

記者は1位票から5位票を投票。1位票が7ポイント2位票が4ポイント3位票が3ポイントで、4位票2ポイント5位票1ポイントで、獲得ポイントの高い順で賞が決まります。

サイ・ヤング賞の選考材料となる基準は?

サイ・ヤング賞の選考には明確な基準はなく、防御率、奪三振数、投球回などに加え、近年ではWARが重視される傾向にあり、勝利数が少なくても受賞となるケースがあります。

サイ・ヤング賞の選考の基準や過去のサイ・ヤング投票の印象的な出来事について、こちらの記事で解説しています。

2025年ア・リーグのサイ・ヤング賞はタリク・スクーバル

選手名1位票2位票3位票4位票5位票獲得ポイント数
タリク・スクーバル(タイガース)264198
ギャレット・クロシェ(レッドソックス)426132
ハンター・ブラウン(アストロズ)243280
マックス・フリード(ヤンキース)620361
ブライアン・ウー(マリナーズ)51626

タイガースのタリク・スクーバルが2025年ア・リーグのサイ・ヤング賞を受賞しました。

昨年に続き2年連続のサイ・ヤング賞受賞です。

タリク・スクーバル 2025年成績

登板数投球回奪三振奪三振%与四球%防御率FIPfWARrWAR
31195.124132.3%4.4%2.212.456.66.5

スクーバルはWARで昨シーズンを上回るなど、勝利貢献度の高さは昨シーズンを凌ぐものでした。

5月25日に被安打2、13奪三振、無四球完封勝利を達成したアストロズ戦では、試合を締めくくる94球目に自身のキャリア最速を更新する102.6マイル(165キロ)を記録し、強烈なインパクトを残します。

スクーバルの投球の31%を占めるチェンジアップは、失点をどれだけ防いだかを評価するランバリューで25を記録(失点を25点防いだことになる)。空振り率は46.8%を記録し、MLB投手の中でも最高の球種の一つとなりました。

スクーバルはまさにMLB最高投手の名を欲しいままにしています。

2025年ナ・リーグのサイ・ヤング賞はポール・スキーンズ

選手名1位票2位票3位票4位票5位票獲得ポイント数
ポール・スキーンズ(パイレーツ)30210
クリストファー・サンチェス(フィリーズ)30120
山本由伸(ドジャース)1611272
ローガン・ウェブ(ジャイアンツ)106547
フレディ・ペラルタ(ブルワーズ)4111044

パイレーツのポール・スキーンズが2025年ナ・リーグのサイ・ヤング賞を受賞しました。

ポール・スキーンズ 2025年成績

登板数投球回奪三振奪三振%与四球%防御率FIPfWARrWAR
32187.221629.5%5.7%1.972.366.57.7

ナ・リーグで圧倒的なパフォーマンスを見せたスキーンズが満票でサイ・ヤング賞を受賞

ナ・リーグ新人王の翌年にサイ・ヤング賞を受賞したのは1984-85年のメッツのドワイト・グッデン以来2人目の快挙となりました。

スキーンズは1900年以降のパイレーツの投手では最高となるrWAR7.7を記録。216奪三振もパイレーツの右投手として最多記録を樹立。満票でのサイ・ヤング賞受賞もパイレーツ史上初の快挙です。

オールスターゲームでは2年連続で先発投手を務めた初の選手となり、MLBを代表する先発投手となりました。

山本由伸がサイ・ヤング投票3位に

ドジャースの山本由伸はサイ・ヤング投票3位でフィニッシュしています。

山本由伸 2025年成績

登板数投球回奪三振奪三振%与四球%防御率FIPfWARrWAR
30173.220129.4%8.6%2.492.945.04.9

山本由伸には3位票が16票入り、合計72ポイントを獲得してサイ・ヤング投票3位となりました。

過去の日本人投手のサイ・ヤング投票3位以内は、2013年のダルビッシュ有がア・リーグ2位、同2013年の岩隈久志がア・リーグ3位、2020年の前田健太がア・リーグ2位、同2020年のダルビッシュ有がナ・リーグ2位となっており、今シーズンの山本のナ・リーグ3位で、4人目の快挙です。

山本は今シーズンのドジャースの先発陣で唯一ローテーションを守り、防御率2.49はスキーンズに次ぐナ・リーグ2位、被打率.183はナ・リーグ1位と、エースの活躍を見せました。

今シーズンの山本は4シームのランバリューが17MLBトップクラスを記録。

スプリットもランバリュー9を記録するなど、MLBでもトップクラスのパフォーマンスを見せ、メジャー2年目でその輝きを放ちました。

2025年のMVP受賞者

MVPはMost Valuable Playerの略で、レギュラーシーズンで最も優れた選手を称える賞です。

メジャーでは週間、月間、オールスター、チャンピオンシップ・シリーズ、ワールドシリーズなど様々なMVPがありますが、一般的に「MVP」と言うとシーズンMVPを指すことがほとんどです。

MVPの選考方法は記者投票

MVPもルーキー・オブ・ザ・イヤー、サイ・ヤング賞と同様に全米記者協会(BBWAA)に所属する各都市の記者2名の投票によって決められます。

各記者は1位票から10位票を投票します。

1位に14ポイント2位に9ポイント3位に8ポイント4位に7ポイント5位に6ポイント6位に5ポイント7位に4ポイント8位に3ポイント9位に2ポイント10位に1ポイントが与えられ、トータル獲得ポイントで賞が決まります。

順位付与されるポイント
1位票14ポイント
2位票9ポイント
3位票8ポイント
4位票7ポイント
5位票6ポイント
6位票5ポイント
7位票4ポイント
8位票3ポイント
9位票2ポイント
10位票1ポイント

MVPの選考材料となる基準は?

MVPの選考にも明確な基準はなく、個人の成績や選手の人格、チームへの貢献度が選考材料となっており、近年ではWARが重視されるようになっています。

MVP選考の基準や過去のMVP投票で起きた論争をこちらの記事で解説しています。

2025年ア・リーグMVPはアーロン・ジャッジが受賞

選手名1位票2位票3位票4位票5位票6位票7位票8位票9位票10位票獲得ポイント数
アーロン・ジャッジ(ヤンキース)1713355
カル・ローリー(マリナーズ)1317335
ホセ・ラミレス(ガーディアンズ)1965224

ヤンキースのアーロン・ジャッジが昨年に続いて2025年、ア・リーグMVP受賞です。

 アーロン・ジャッジ 2025年成績

試合数打数HR打率得点打点出塁率長打率OPSwRC +fWARrWAR
15254153.331137114.457.6881.14420410.19.7

ア・リーグMVP投票は大接戦の末、わずか20ポイント差でジャッジがローリーを上回り、2年連続のMVP受賞となりました。

元々、守備面での評価が高かったローリーが今シーズンは打撃でも大躍進。

史上7人目の60本塁打は捕手、スイッチヒッター、マリナーズ史上最多記録を更新。

ア・リーグ最多の125打点で打点王のタイトルも獲得。チームを2001年以来の地区優勝にも導きました。

ローリーの残した実績は素晴らしいものですが、ジャッジの作った記録もまた素晴らしいものでした。

ジャッジは打率.331で首位打者を獲得首位打者と50本塁打を同年に達成したのは史上3人目の快挙です。

ジャッジは出塁率・長打率・OPS・wRC+、WARMLBトップ得点・四球・長打・塁打数でもトップと今シーズンも圧巻のパフォーマンスを見せました。

2025年ナ・リーグMVPは大谷翔平

選手名1位票2位票3位票4位票5位票6位票7位票8位票9位票10位票獲得ポイント数
大谷翔平(ドジャース)30420
カイル・シュワーバー(フィリーズ)33511260
フアン・ソト(メッツ)41592231

ドジャースの大谷翔平が昨年に続いて2025年、ナ・リーグMVP受賞です。

大谷翔平 2025年打者成績

試合数打数安打HR打率得点打点盗塁出塁率長打率OPSwRC +fWARrWAR
15861117255.28214610220.392.6221.0141707.56.6

大谷翔平 2025年投手成績

登板数投球回奪三振奪三振%与四球%防御率FIPfWARrWAR
1447.06233.0%4.8%2.871.901.91.1

2025年の大谷翔平は投手としての復帰シーズンとなり、二刀流復活でのMVP獲得となりました。

大谷は得点数でMLBトップ長打率、OPS、wRC+、WARでナ・リーグトップ本塁打数はキャリアハイの55本でナ・リーグ2位と今シーズンも打撃で圧巻のパフォーマンスを見せます。

投手としてはリハビリ登板をメジャーで行うという驚きのプランを実行しながら、14試合に登板、FIP1.90をマークします。

速球の平均球速は98.1マイル手術前の2023年の96.4マイルより上昇。4シームのランバリューは9をマーク。スイーパー、スライダー、カーブとブレイキングボールのランバリューも6と素晴らしいパフォーマンスでした。

大谷のMVP受賞は4回目で、史上最多8回のMVPを誇るバリー・ボンズに次ぐ歴代2位となりました。3年連続でのMVP受賞は大谷とボンズのみです。

さらに満票でのMVP複数回受賞は大谷のみで、満票でのMVP受賞を4回に伸ばしました

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2025年オールMLBチーム発表

オールMLBはレギュラーシーズンを通してベストな選手を表彰するために、2019年に導入されました。

オールスター選手が前半戦の成績を参考に選出されていることから、オールMLBはシーズンを通してのオールスターと言ったところです。

リーグ毎の選出ではなく、MLB全体から選手がノミネートされ、ファーストチームセカンドチームが選出されます。

オールMLBの選出方法は専門家パネルとファン投票

オールMLBはノミネート選手の中から、MLB.comでファン投票が行われ、ファーストチーム、セカンドチームを各ポジションとDH1名、先発投手5名、リリーフ投手2名から選出します。

2025年オールMLB ファーストチーム

2025年のオールMLB ファーストチームのメンバーが発表されました。

ポジション選手名(チーム名)
捕手カル・ローリー(マリナーズ)
一塁手ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ )
二塁手ケテル・マルテ(ダイヤモンドバックス)
三塁手ホセ・ラミレス(ガーディアンズ)
遊撃手ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)
外野手アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
外野手フアン・ソト(メッツ)
外野手フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)
DH大谷翔平(ドジャース)
先発投手ポール・スキーンズ(パイレーツ)
先発投手タリク・スクーバル(タイガース)
先発投手ギャレット・クロシェ(レッドソックス)
先発投手山本由伸(ドジャース)
先発投手マックス・フリード(ヤンキース)
リリーフ投手アロルディス・チャップマン(レッドソックス)
リリーフ投手ジョアン・デュラン(フィリーズ)

オールMLBファーストチームに大谷翔平と山本由伸が選出されました。日本人選手がファーストチームに複数人選出されるのは史上初です。

2025年オールMLB セカンドチーム

2025年のオールMLB セカンドチームのメンバーが発表されました。

ポジション選手名(チーム名)
捕手ウィル・スミス(ドジャース)
一塁手ニック・カーツ(アスレチックス )
二塁手ブライス・トゥラング(ブルワーズ)
三塁手ジュニア・カミネロ(レイズ)
遊撃手ボー・ビシェット(ブルージェイズ )
外野手コディ・ベリンジャー(ヤンキース)
外野手コービン・キャロル(ダイヤモンドバックス)
外野手ピート・クロウ=アームストロング(カブス)
DHカイル・シュワーバー(フィリーズ)
先発投手クリストファー・サンチェス(フィリーズ)
先発投手フレディ・ペラルタ(ブルワーズ)
先発投手ブライアン・ウー(マリナーズ)
先発投手ザック・ウィーラー(フィリーズ)
先発投手ハンター・ブラウン(アストロズ)
リリーフ投手エドウィン・ディアス(メッツ)
リリーフ投手アンドレス・ムニョス(マリナーズ)

ア・リーグ最優秀新人選手となったニック・カーツがセカンドチームに選出。

ワールドシリーズに進出したドジャースとブルージェイズからはウィル・スミスとボー・ビシェットが選出されています。

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2025年ハンク・アーロン賞発表

ハンク・アーロン賞はレギュラーシーズンで最も優れた打者を表彰する賞です。

ハンクアーロン賞とは?MVPとの違い

創設は1999年で、ハンク・アーロンがベーブ・ルースの通算最多本塁打記録を塗り替えてから25周年を記念して創設されました。

選出されるのはア・リーグ、ナ・リーグの両リーグから1名ずつです。

ハンク・アーロン賞は打撃に特化した評価がされる

ハンク・アーロン賞は打撃に特化した成績や指標を参考に選出され、MVPは打者だけでなく投手が選出されることもあり(投手のMVPは二刀流の大谷を除くと2014年のカーショウ以来受賞なし)、選手の成績やチームへの貢献度などが総合的に評価されます

  • ハンク・アーロンは打撃に特化した賞
  • MVPは個人成績とチームへの貢献などを総合的に評価した賞

ハンク・アーロン賞の選出方法

ハンク・アーロン賞は殿堂入り選手たちとファン投票によって決定されます。

ファン投票ではノミネートされた選手たちの中から各リーグ1名を投票し、受賞者が決定されます。

2025年ア・リーグのハンク・アーロン賞はアーロン・ジャッジが受賞

打率・出塁率・長打率・OPS・WRC+でトップ、53本塁打のジャッジが2年連続でア・リーグのハンク・アーロン賞を受賞しています。

2025年ナ・リーグのハンク・アーロン賞は大谷翔平が受賞

得点数でMLBトップ長打率、OPS、wRC+、WARでナ・リーグトップ55本塁打の大谷翔平が3年連続の受賞となりました。

ハンク・アーロン賞の歴代受賞回数トップは?

ハンク・アーロン賞の歴代最多受賞者はアレックス・ロドリゲスの4回です。

2位はバリー・ボンズと、今年両リーグで揃って、2連続の受賞となったアーロン・ジャッジと大谷翔平3回となっています。

回数選手名受賞年
4回アレックス・ロドリゲス2001-2003, 2007
3回アーロン・ジャッジ2022, 2024, 2025
3回大谷翔平2023-2025
3回バリー・ボンズ2001-2002, 2004

2025年エドガー・マルティネス賞発表

エドガー・マルティネス賞はシーズンで最も優れた指名打者(DH)に贈られる賞です。

エドガー・マルティネス賞とは?

1973年に設立され、当時は最優秀指名打者賞という名称でしたが、最高の指名打者と言われたエドガー・マルティネスの功績を称えて、2004年に改称されました。

2025年エドガー・マルティネス賞は大谷翔平が受賞

2025年のエドガー・マルティネス賞は大谷翔平が受賞。5年連続5回目の受賞となりました。

エドガー・マルティネス賞の歴代受賞回数トップは?

エドガー・マルティネス賞の歴代最多受賞者はデイビッド・オルティズの8回です。

2位は賞の名前が冠されているエドガー・マルティネスと、今年受賞した大谷翔平の5回となっています。

回数選手名受賞年
8回デイビッド・オルティズ2003-2007, 2011, 2013, 2016
5回エドガー・マルティネス1995, 1997-1998, 2000,-2001
5回大谷翔平2021-2025
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まとめ

衝撃のデビューイヤーとなり、ルーキーとしてMLBの歴史にその名を刻んだニック・カーツ。

2年連続のサイ・ヤング賞となったタリク・スクーバル。

昨シーズンの新人王に続いてサイ・ヤング賞を受賞したポール・スキーンズ。

大接戦となったア・リーグのMVP投票。4度目のMVP満票受賞となった大谷翔平など、今年のMLB各アワード発表も話題は盛り沢山でした。

今後のMLBのオフシーズンはFAやトレードなど各チームが来シーズンに向けての戦力補強が活発化します。

MLBの各シームの動向に注目し、MLBのオフシーズンを楽しみましょう。

当ブログでは引き続きMLBに関する情報を発信していきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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各アワードの投票結果 BBWAA

各選手の成績 Baseball-Reference, FanGraphs

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