みなさん、こんにちは!Chanです。
現地時間2026年1月8日は、年俸調停権資格保有選手と所属球団による希望額提示の締切日でした。
2026年シーズンは216人の選手が年俸調停対象選手となっており、そのうち18人の選手を除いて全ての選手が契約合意となりました。
「MLBの年俸調停制度ってどんな仕組み?」
「どんな選手が年俸調停の対象になるの?」
本記事ではMLBの年俸調停制度の仕組みや日本人選手も適用となるのか、過去の年俸調停資格保有選手の高額契約ランキングや2026年シーズンの年俸調停保有選手を紹介します。
- 年俸調停の仕組み
- 日本人選手には適用されるか?
- 規定の例外「スーパー2」の仕組み
- 調停前ボーナスプールの仕組み
- 年俸調停の流れ
- 過去の年俸調停選手高額ランキング
- 2026年シーズンの年俸調停権資格保有選手一覧
- 注目のタリク・スクーバルの年俸調停
最後までお読みいただけると幸いです。
年俸調停制度(Arbitration)とは?

メジャーリーグサービスタイム(以下MLS)3年以上6年未満の選手に与えられる、適正年俸の見直し制度です。
メジャーリーグサービスタイム(MLS)の仕組み
MLSはメジャーの試合に出場可能な26人枠のアクティブ・ロスターに1シーズンで172日間登録されると、1年(1.000)とカウントされます。(故障者リスト入り選手も含まれます)
選手はMLS6年に達してFA権を得るまでは、球団側に保留権があります。
球団が保留権を持つ選手は、他球団との契約交渉ができません。
選手意思での移籍や、退団して移籍することもできない仕組みとなっています。
MLS年数ごとの契約更改例

FA権を取得すると他球団との交渉が可能になるので、年俸調停権はなくなります。
年俸調停権資格はMLS3年以上6年未満の選手に限られます。
一般的なメジャー選手の契約更改例は以下の通りです。
MLS3年未満の選手
年俸調停権なし:球団が年俸を決定。概ね、最低契約額で1年契約で更改。(選手に拒否権なし)
※2026年シーズンの最低年俸は$780K(約1億1千万円)となる予定です。
MLS3-5年の選手
年俸調停権資格あり:年棒調停をするか、年俸調停を回避して1年の契約更改。
MLS6年でオフシーズンを迎えた選手
FA権(自動行使)を獲得:全球団と自由に契約交渉が可能となり、以降のキャリアで保留権に縛られることはありません。
日本人選手にも年俸調停権は与えられる?

NPBからMLBに移籍する場合、25歳未満の選手には同様の規則が適用され、デビュー後、3年間は所属球団に保留権があり、年俸が決定されます。
MLS3年を経過すると年俸調停権を得て、適正な年俸が設定されます。
この規則は25歳以上の選手には適用されません。
25歳以上の選手はMLBへ移籍する段階で年俸交渉が可能となっています。
年俸調停の流れ

選手と球団の交渉がまとまらない場合、公聴会にて第三者による仲裁が行われます。
公聴会では選手と球団どちらか一方が提示した希望年俸が完全採用されます。双方の希望額の中間をとることはできません。
年俸調停のスケジュール
年俸調停権保有選手のスケジュールは以下の通りです。
- 1月の期限までに選手と球団が契約交渉をおこないます。
- 期限までに契約がまとまらなかった場合は、選手と球団の双方で希望年俸額を提示した上で2月に行われる公聴会に進みます。(さらに交渉を行い、公聴会前に妥結点で契約が合意されることもあります)
- 中立の裁定人により、適正年俸額が決定されます。
年俸調停は回避されることかとがほとんど
基本的に年俸調停は回避される傾向にあります。
年俸調停を申請する選手は、多い年で150人以上。そのうち、公聴会が開かれるケースは年間10-20人前後です。
ほとんどの選手が球団との主張額の中間点で妥結し、単年あるいは複数年契約が結ばれます。
公聴会では双方の主張の折衷案は採用されないことや、球団と選手の対立による、関係悪化を避けるためです。
規定の例外 スーパー2とは?

MLS2年以上3年未満の選手でも年俸調停の対象となる選手がいます。
この制度は「スーパー2」と呼ばれ、MLBで年俸調停を通常より早く獲得できる選手の特別枠です。
早い段階で年俸が大きく上がる可能性があり、活躍次第では通常の選手より得られる給与が増えることになります。
スーパー2の資格を得るための条件
スーパー2の資格を得るための条件は以下の通りです。
- MLS2年以上3年未満の選手をサービスタイムの長い順に並べます。(MLS2.000〜2.171)
- その中でサービスタイム上位22%の選手が対象となります。
- この「22%ライン」は毎年変動します。(概ね、2.120〜2.140の間)
- 前シーズンで最低86日間のサービスタイムを累積していることが追加条件となります。(アクティブ・ロスターで約3ヶ月弱の稼働日数が必要)

若手選手への収入救済制度:調停前ボーナスプール(Pre-arbitration bonus pool)の導入

2022年から調停権を持たない選手の中で、各アワード表彰を受賞した選手や、活躍度の高い100人の選手への分配金制度「調停前ボーナスプール (Pre-arbitration bonus pool)」が導入されました。
調停前ボーナスプールの概要
2022-26 年の労使協定で導入された若手選手への収入救済制度です。
年俸調停権を持たないMLS3年未満の選手がどんなに活躍しても、ほとんどの選手がMLB最低保証年俸に近い金額で契約更改されていたためです。
ボーナスプールは各チームから拠出された合計$50Mが対象の各選手へ分配されます。
ボーナスプール分配の基準
配分は各種表彰の最終順位やWARなどの客観的指標に基づいて決定されます。
主な表彰の支給額は以下の通りです。
- MVP、サイ・ヤング賞:$2.5M
- 新人王:$750K
- ALL-MLB 1st team:$1M
複数の表彰を受けた場合は、支給額の中で最も高い金額が支払われます。
例えば、サイ・ヤング賞とALL-MLB 1st teamに選出された場合、それぞれがボーナスプールの支給対象となります。
このケースでは$2.5M(サイ・ヤング賞のボーナス)>$1M(ALL MLBのボーナス)のため、$2.5Mのみが支払われることになります。
活躍度で支給額は増加する
表彰で支給された分配金の残額はランキングから算出された金額をWAR上位100人に分配します。
サイ・ヤング賞や新人王の投票で上位となった選手は、WARでも上位になることがほとんどです。
例として、2025年シーズンのポール・スキーンズはサイ・ヤング賞を受賞し、WARでもトップ10に入っています。
スキーンズにはサイ・ヤング賞によって支給された$2.5Mと、WAR上位の活躍度によって支給された$936Kの合計$3.43Mが支給されました。
高額年俸調停選手ランキング

年俸調停権資格保有選手で高年俸となった歴代選手のランキングを紹介します。
年俸調停を受けて高額年俸となった選手と、年俸調停を回避して高額年俸となった選手、それぞれのランキングを発表します。
年俸調停をして高額年俸となった選手のランキング(公聴会決定額)
年俸調停公聴会を経て決定された年俸のランキングです。※日本円の記載は本記事投稿時の為替レートでの金額です。
| 順位 | 名前(年度:所属チーム) | 年俸 | 採用 |
| 1 | ブラディミール・ゲレーロJr.(2024年:ブルージェイズ) | $19,9000,000(約30億円) | 選手側 |
| 2 | テオスカー・ヘルナンデス(2023年:マリナーズ) | $14,000,000(約22億1,101万円) | 球団側 |
| 3 | ゲリット・コール(2019年:アストロズ) | $13,500,000(約21億3205万円) | 選手側 |
| 3 | マックス・フリード(2023年:ブレーブス) | $13,500,000(約21億3205万円) | 選手側 |
| 5 | トレバー・バウアー(2019年:インディアンス) | $13,000,000(約20億5,308万円) | 球団側 |
調停を回避して高額年俸となった選手
年俸調停を回避して高額契約を結んだ選手は以下の通りです。年俸調停権を得て、実績を残した選手の年俸は年々高騰しており、単年で$30Mを超える契約もあります。
| 順位 | 名前(年度:所属チーム) | 年俸 | MLS年数 |
| 1 | フアン・ソト(2024年:ヤンキース) | $31,000,000 (約48億8,956万円) | 5年 |
| 2 | 大谷翔平(2023年:エンゼルス) | $30,000,000 (約47億3,136万円) | 5年 |
| 3 | ブラディミール・ゲレーロJr.(2025年:ブルージェイズ) | $28,500,000 (約44億9,476万円) | 5年 |
| 4 | ムーキー・ベッツ(2020年:レッドソックス) | $27,000,000(約42億6,880万) | 5年 |
| 5 | ノーラン・アレナド(2019年:ロッキーズ) | $26,000,000 (約41億1,005万4,616円) | 5年 |
| 番外 | デイビッド・プライス(2015年:タイガース) | $19,750,000(約31億4,232万円) ※投手史上最高額 | 5年 |
このランキングの中からブラディミール・ゲレーロJr.とノーラン・アレナドは契約更改後に所属球団と長期契約を結んでいます。
またムーキー・ベッツも2020年シーズン中にドジャースへ移籍し、長期契約を結んでいます。
年俸調停権資格保有選手の複数年契約

選手が球団と長期の複数年契約を結ぶ可能性は、どのタイミングでもありえます。(メジャーデビュー前も含む)
長期の複数年契約が結ばれるよくある例としては
「それほど裕福ではない球団が、メジャーデビュー後の早い段階で実績を残した若手有望株に対して、今後数年間にわたる活躍に期待して締結する」
年俸の高騰や活躍した有望株のFA流出を避けて、戦力を確保することが主な狙いです。
球団側
- 選手としてピークの年齢を保有できる
- MLS6年でのFA流出を避けることができる
- ローリスク・ローリターンの長期契約を締結することで、年俸の跳ね上がりを防ぐことができる
選手側のメリット
- 仮に活躍できなくても、長期契約とそれなりの年俸が担保される
2025-2026年オフシーズンの主な年俸調停選手一覧

エンゼルス
| 選手名(MLS) | 契約内容 |
| ジョー・アデル(4.085) | $5.2Mで契約合意 |
| レイド・デトマーズ(3.195) | 合意に至らず、公聴会へ |
| ホセ・ソリアーノ(3.121) | $2.9Mで契約合意 |
| ローガン・オハッピー(3.008) | $2.625Mで契約合意 |
| ザック・ネト(2.170) | $4.15Mで契約合意 |
アストロズ
| 選手名(MLS) | 契約内容 |
| イサック・パレイデス(4.160) | 合意に至らず、公聴会へ |
| ヘスス・サンチェス(4.118) | $6.8Mで契約合意 |
| ジェイク・メイヤーズ(4.044) | $3.55Mで契約合意 |
| ジェレミー・ペーニャ(4.000) | $9.475Mで契約合意 |
| ハンター・ブラウン(3.035) | $5.71Mで契約合意 |
| ヤイナー・ディアス(3.035) | 合意に至らず、公聴会へ |
アスレチックス
| 選手名(MLS) | 契約内容 |
| シェイ・ランゲリアーズ(3.051) | $5.25Mで契約合意 |
ブルージェイズ
| 選手名(MLS) | 契約内容 |
| ドールトン・バーショ(5.128) | $10.75Mで契約合意 |
| アーニー・クレメント(3.168) | $4.6Mで契約合意 |
| タイラー・ハイネマン(3.066) | $1.23Mで契約合意 |
ブレーブス
| 選手名(MLS) | 契約内容 |
| マウリシオ・デュボン(5.162) | $6.1Mで契約合意 |
ブルワーズ
| 選手名(MLS) | 契約内容 |
| ジェイク・バウアーズ(5.084) | $2.7Mで契約合意 |
| アンドリュー・ボーン(4.142) | $7.65Mで契約合意 |
| ウィリアム・コントレラス(4.112) | 合意に至らず、公聴会へ |
| トレバー・メギル(4.002) | $9.475Mで契約合意 |
| ブライス・トゥラング(2.165) | $4.15Mで契約合意 |
カージナルス
| 選手名(MLS) | 契約内容 |
| ジョジョ・ロメロ(5.045) | $4.26Mで契約合意 |
| ラーズ・ヌートバー(4.076) | $5.25Mで契約合意 |
| ブランドン・ドノバン(4.000) | $5.8Mで契約合意 |
| アンドレ・パランテ(3.145) | $4Mで契約合意 |
| ノーラン・ゴーマン(3.114) | $2.65Mで契約合意 |
| アレク・バールソン(3.029) | $3.3Mで契約合意 |
| マシュー・リベラトーレ(2.144) | $2.26Mで契約合意 |
カブス
| 選手名(MLS) | 契約内容 |
| ジャスティン・スティール(4.143) | $6.775Mで契約合意 |
| エドワード・カブレラ(3.147) | $4.45Mで契約合意 |
| ハビアー・アサド(3.027) | $1.8Mで契約合意 |
ダイヤモンドバックス
| 選手名(MLS) | 契約内容 |
| ケビン・ギンケル(5.033) | $2.72Mで契約合意 |
| ガブリエル・モレノ(3.061) | $2.55Mで契約合意 |
| ライン・ネルソン(3.020) | $3Mで契約合意 |
ドジャース
| 選手名(MLS) | 契約内容 |
| ブルスダー・グラテロル(5.167) | $2.8Mで契約合意 |
| アレックス・べシア(5.078) | クラブオプション$3.65Mを行使 |
| アンソニー・バンダ(4.135) | $1.625Mで契約合意 |
| ブロック・スチュアート(4.093) | $1.3Mで契約合意 |
| アレックス・コール(2.161) | $1.6Mで契約合意 |
ガーディアンズ
| 選手名(MLS) | 契約内容 |
| スティーブン・クワン(4.000) | $7.72Mで契約合意 |
| デイビッド・フライ(2.154) | $1.37Mで契約合意 |
マーリンズ
| 選手名(MLS) | 契約内容 |
| アンソニー・ベンダー(4.153) | $2.81Mで契約合意 |
| ライアン・ウェザーズ(3.066) | $3.06Mで契約合意 |
| カルビン・フォーシェイ(2.156) | 合意に至らず、公聴会へ |
マリナーズ
| 選手名(MLS) | 契約内容 |
| ランディ・アロザレーナ(5.129) | $15.65Mで契約合意 |
| ローガン・ギルバート(4.144) | $10.92Mで契約合意 |
| ジョージ・カービー(3.151) | $6.55Mで契約合意 |
| マット・ブラッシュ(3.121) | $1.55Mで契約合意 |
| ブライス・ミラー(2.153) | 合意に至らず、公聴会へ |
メッツ
| 選手名(MLS) | 契約内容 |
| ルイス・トレンス(5.105) | $2.27Mで契約合意 |
| タイロン・テイラー(5.093) | $3.8Mで契約合意 |
| デイビッド・ピーターソン(5.089) | $8.1Mで契約合意 |
| タイラー・メギル(4.031) | S2.5Mで契約合意 |
| ワスカル・ブラゾバン(2.170) | $1.05M |
| フランシスコ・アルバレス(2.164) | $2.4M |
| リード・ギャレット(2.143) | $1.3M |
ナショナルズ
| 選手名(MLS) | 契約内容 |
| ルイス・ガルシアJr.(4.142) | $6.87Mで契約合意 |
| マッケンジー・ゴア(4.000) | $5.6Mで契約合意 |
| CJ・エイブラムス(3.130) | $4.2Mで契約合意 |
| ジェイク・アービン(2.152) | $2.8Mで契約合意 |
| ケイド・カバーリ(2.141) | 合意に至らず、公聴会へ |
オリオールズ
| 選手名(MLS) | 契約内容 |
| テイラー・ウォード(5.164) | $12.17Mで契約合意 |
| ライアン・マウントキャッスル(5.105) | 1年$6.78M(2027年のクラブオプション$7.5Mつき)で契約合意 |
| キーガン・エイキン(5.083) | 合意に至らず、公聴会へ |
| トレバー・ロジャース(5.047) | $6.2Mで契約合意 |
| タイラー・ウェールズ(4.132) | $2.44Mで契約合意 |
| ディーン・クレイマー(4.112) | $5.75Mで契約合意 |
| アドリー・ラッチマン(4.000) | $7.25Mで契約合意 |
| フェリックス・バティースタ(4.000) | $2.25Mで契約合意 |
| カイル・ブラディッシュ(3.160) | 合意に至らず、公聴会へ |
| シェーン・バズ(3.158) | $3.5Mで契約合意 |
| イェニエル・カノ(3.065) | $1.6Mで契約合意 |
| ガナー・ヘンダーソン(3.036) | $8.5Mで契約合意 |
パドレス
| 選手名(MLS) | 契約内容 |
| エイドリアン・モレホン(5.140) | $3.9Mで契約合意 |
| ジェイソン・アダム(5.132) | $6.67Mで契約合意 |
| ギャビン・シーツ(4.076) | $4.5Mで契約合意 |
| JP・シアーズ(3.065) | $2.75Mで契約合意 |
| メイソン・ミラー(2.166) | $4Mで契約合意 |
| フレディ・ファーミン(2.165) | $2.1M |
フィリーズ
| 選手名(MLS) | 契約内容 |
| ヘスス・ルザード(5.165) | $11Mで契約合意 |
| エドムンド・ソーサ(5.140) | $4.4Mで契約合意 |
| アレク・ボーム(5.106) | $10.2Mで契約合意 |
| ブランドン・マーシュ(4.078) | $5.2Mで契約合意 |
| ジョアン・デュラン(4.000) | $7.5Mで契約合意 |
| ブライソン・ストット(4.000) | $5.9Mで契約合意 |
| タナー・バンクス(3.092) | $1.2Mで契約合意 |
パイレーツ
| 選手名(MLS) | 契約内容 |
| デニス・サンタナ(5.126) | $3.5Mで契約合意 |
| ジョーイ・バート(4.020) | $2.53Mで契約合意 |
| ジャスティン・ローレンス(3.167) | $1.22Mで契約合意 |
| オニール・クルーズ(3.110) | $3.3Mで契約合意 |
| ジャック・スウィンスキー(2.170) | $1.25Mで契約合意 |
レンジャーズ
| 選手名(MLS) | 契約内容 |
| サム・ハーガティ(5.007) | $1.25Mで契約合意 |
| ジョシュ・スミス(3.129) | $3.22Mで契約合意 |
| ジェイク・バーガー(3.127) | $3.2Mで契約合意 |
| エズキエル・デュラン(3.050) | $1.37Mで契約合意 |
| ジョシュ・ヤング(3.023) | $2.9Mで契約合意 |
レイズ
| 選手名(MLS) | 契約内容 |
| シェーン・マクラナハン(4.158) | $3.6Mで契約合意 |
| コール・サルサー(4.096) | $1.05Mで契約合意 |
| テイラー・ウォールズ(4.092) | $2.45Mのオプション行使して2027年$3.1Mの契約合意 |
| グリフィン・ジャックス(4.091) | $3.56Mで契約合意 |
| ギャレット・クレビンジャー(4.060) | $2.4Mで契約合意 |
| スティーブン・ウィルソン(3.166) | $1.52Mで契約合意 |
| ニック・フォーテス(3.149) | $2.53Mで契約合意 |
| ジョシュ・ロウ(3.093) | $2.6Mで契約合意 |
| ブライアン・ベイカー(3.049) | $1.27Mで契約合意 |
| ライアン・ペピオ(3.005) | $3.02Mで契約合意 |
| エドウィン・ウセタ(2.150) | 契約合意に至らず、額を変更予定 |
レッドソックス
| 選手名(MLS) | 契約内容 |
| タナー・ハウク(4.100) | $4.1Mで契約合意 |
| ジョアン・オビエド(4.078) | $1.55Mで契約合意 |
| ジャレン・デュラン(3.155) | $7.7Mの契約合意 |
| カッター・クロフォード(3.136) | $2.75Mで契約合意 |
| ロミー・ゴンザレス(3.083) | $1.6Mで契約合意 |
| コナー・ウォン(3.079) | $1.37Mで契約合意 |
| トリストン・カサス(3.032) | $1.61Mで契約合意 |
レッズ
| 選手名(MLS) | 契約内容 |
| ブレディ・シンガー(5.156) | $12.75Mで契約合意 |
| ギャビン・ラックス(5.114) | $5.52Mで契約合意 |
| タイラー・スティーブソン(5.056) | 契約合意に至らず、公聴会へ |
| ニック・ロドロ(4.000) | $4.72Mで契約合意 |
| ベン・ロートベット(3.135) | $1.25Mで契約合意(2025年11月にドジャースと合意済み) |
| グラハム・アーシュクラフト(3.130) | 契約合意に至らず、公聴会へ |
| TJ・フリードル(3.112) | $3.8Mで契約合意 |
| トニー・サンティラン(3.099) | $1.8Mで契約合意 |
| スペンサー・スティアー(3.035) | $4Mで契約合意 |
| ウィル・ベンソン(3.003) | $1.725Mで契約合意 |
| マット・マクレーン(2.140) | $2.3Mで契約合意 |
ロッキーズ
| 選手名(MLS) | 契約内容 |
| ジミー・ハーゲット(4.069) | $1.55Mで契約合意 |
| ミッキー・モニアック(4.027) | $4Mで契約合意 |
| ライアン・フェルトナー(3.071) | $2.45Mの契約合意 |
| タイラー・フリーマン(3.046) | $1.52Mで契約合意 |
| ブレントン・ドイル(2.161) | $3.1Mで契約合意 |
ロイヤルズ
| 選手名(MLS) | 契約内容 |
| クリス・ブービッチ(5.135) | 契約合意に至らず、公聴会へ |
| ジョン・シュレーバー(5.027) | $3.715Mで契約合意 |
| ジョナサン・インディア(5.000) | $8Mの契約合意 |
| カイル・イズベル(4.043) | $2.7Mで契約合意 |
| ニック・ミアーズ(4.022) | $1.9Mで契約合意 |
| ベイリー・フォルター(3.138) | $3.6Mで契約合意 |
| ダニエル・リンチ4世(3.136) | $1.02Mで契約合意 |
| ビニー・パスカンティーノ(3.101) | 契約合意に至らず、公聴会へ |
| マイケル・マッシー(3.068) | $1.57Mで契約合意 |
| マイケル・ガルシア(2.168) | 5年総額$57.5Mで契約延長済み |
タイガース
| 選手名(MLS) | 契約内容 |
| タリク・スクーバル(5.114) | 契約合意に至らず、公聴会へ |
| ケイシー・マイズ(5.111) | $6.15Mで契約合意 |
| ジェイク・ロジャース(5.040) | $3.05Mの契約合意 |
| ウィル・ベスト(4.100) | $3.95Mで契約合意 |
| ザック・マッキンストリー(4.099) | $4.2Mで契約合意 |
| マット・バーリング(4.026) | $3.22Mで契約合意 |
| ライリー・グリーン(3.110) | $5Mで契約合意 |
| スペンサー・トーケルソン(3.076) | $4.07Mで契約合意 |
| ケリー・カーペンター(3.057) | $3.27Mで契約合意 |
| タイラー・ホートン(3.047) | $1.57Mで契約合意 |
ツインズ
| 選手名(MLS) | 契約内容 |
| ライアン・ジェファーズ(5.089) | $6.7Mで契約合意 |
| ジャスティン・トパ(5.044) | $1.22Mで契約合意 |
| ベイリー・オーバー(4.093) | $5.2Mの契約合意 |
| ジョー・ライアン(4.033) | 契約合意に至らず |
| トレバー・ラーナック(4.014) | $4.47Mで契約合意 |
| ロイス・ルイス(3.142) | $2.85Mで契約合意 |
| アレックス・ジャクソン(3.036) | $1.35Mで契約合意 |
| コール・サンズ(3.017) | $1.1Mで契約合意 |
ホワイトソックス
| 選手名(MLS) | 契約内容 |
| デレク・ヒル(3.040) | $900Kで契約合意 |
ヤンキース
| 選手名(MLS) | 契約内容 |
| ジャズ・チザムJr.(5.075) | $10.2Mで契約合意 |
| デイビッド・べドナー(5.073) | $9Mで契約合意 |
| クラーク・シュミット(4.148) | $4.5Mで契約合意 |
| カミロ・ドバル(4.071) | $6.1Mで契約合意 |
| ルイス・ヒル(3.073) | $2.16Mで契約合意 |
| ジェイク・バード(3.051) | $975Kで契約合意 |
| オズワルド・カブレラ(3.050) | $1.2Mで契約合意 |
| フェルナンド・クルーズ(3.035) | $1.45Mで契約合意 |
| アンソニー・ボルピー(3.000) | $3.47Mで契約合意 |
| ホセ・カバレロ(2.170) | $2Mで契約合意 |
注目のタリク・スクーバルの年俸調停の概要

デトロイト・タイガースのエース左腕、タリク・スクーバルは、2026シーズンの年俸について球団と合意に至らず、公聴会に進む見込みとなりました。
スクーバルは2024年と2025年に2連続でア・リーグのサイ・ヤング賞を受賞したトップ投手で、2025年の年俸は$10.15Mドルでした。
スクーバルとタイガース、双方の要求額の差
スクーバル側は$32M要求。一方、タイガース側は$19Mを提示。差額は$13Mで、MLBの年俸調停史上最大の開きとなります。
中間値は25.5Mですが、公聴会では中間額を取ることはできず、どちらかの金額をそのまま採用します。
つまり、スクーバル側の希望額が採用されれば$32M、タイガース側の提示額が採用されれば、$19Mとなります。
スクーバルの希望額の背景
スクーバルの要求は、過去の年俸調停権資格保有投手の記録を大幅に上回ります。
これまでの最大の年俸上昇額はジェイコブ・デグロムの$9.6M(2019年)。最高額の記録はデイビッド・プライスの$19.75M(2015年)ですが、スクーバルの希望額はこれらを大幅に上回るものです。
スクーバルの代理人スコット・ボラスは、スクーバルの実績(連続サイ・ヤング賞)を基に、集団交渉協定の特別条項を主張して高額を求めています。
一方、タイガースは伝統的な年俸調停の基準(過去の類似事例)を重視して、年俸を提示。
今後の展望
公聴会前までに両者が交渉を続け、合意するケースもあります。
タイガースはスクーバルをチームの柱として残したい意向があるので、妥協点(22〜23M程度の推定額)で決着するかも知れません。
ただし、差額が大きいため、公聴会まで行く可能性は高いと見られます。
スクーバルの調停結果は、大きな実績を残した選手の市場価値を見直す重要なモデルケースとなり、今後の年俸調停制度に大きな影響を与える可能性があります。
まとめ
年俸調停権はMLS3年以上6年未満の選手に与えらる適正年俸の見直し制度です。
- 25歳未満の日本人選手も対象となる。
- 期限までに交渉がまとまらなかった場合は公聴会に進み、第三者が適正年俸を裁定する。
- MLS2-3年の例外規定「スーパー2」になると年俸調停権資格保有期間が4年になる。
- 調停資格を持たない選手が実績を残した際の収入救済制度、「調停前ボーナスプール」がある。
- 選手が活躍すると年俸調停資格保有期間に年俸が高騰していくので、長期契約が結ばれる可能性がある。
- タリク・スクーバルの年俸要求額とタイガースの提示額の乖離は過去最高額、公聴会での裁定に注目が集まる。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が参考になれば幸いです。
出典
TradeRumors: Arbitration Tracker
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