本記事内にはプロモーションが含まれます
こんにちは、Chanです!
白熱しているポストシーズンの戦いもいよいよワールドシリーズを残すのみとなりました。
2025年のワールドシリーズのカードはドジャース対ブルージェイズに決定!
本記事ではワールドシリーズの日程、視聴方法、ワールドシリーズで対戦する2チームのポストシーズン成績やワールドシリーズの展望を解説しています。
記事を最後まで読んでいただき、日本時間10月25日から開幕するワールドシリーズを楽しみましょう!
2025年ワールドシリーズの対戦カードと日程

ここまでのポストシーズンを勝ち上がり、ワールドシリーズへ駒を進めたのはドジャースとブルージェイズとなりました。
両チームのワールドシリーズでの対戦は初となります。
ロサンゼルス・ドジャース(2年連続23回目のワールドシリーズ進出)
THE LOS ANGELES DODGERS ARE YOUR 2025 NATIONAL LEAGUE CHAMPIONS! pic.twitter.com/rfn4jxIGXW
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) October 18, 2025
トロント・ブルージェイズ(32年ぶり3回目のワールドシリーズ進出)
WE'RE GOING TO THE WORLD SERIES!!!!! #WANTITALL pic.twitter.com/HMgqJGcySD
— Toronto Blue Jays (@BlueJays) October 21, 2025
ワールドシリーズは日本時間の10月25日(土)からブルージェイズのホーム、ロジャース・センターで開幕します。
| 試合 | 日付 | 球場 |
| 第1戦 | 10月25日(土)午前9:00 | ロジャース・センター(トロント) |
| 第2戦 | 10月26日(日)午前9:00 | ロジャース・センター(トロント) |
| 第3戦 | 10月28日(火)午前9:00 | ドジャー・スタジアム(ロサンゼルス) |
| 第4戦 | 10月29日(水)午前9:00 | ドジャー・スタジアム(ロサンゼルス) |
| 第5戦 | 10月30日(木)午前9:00 | ドジャー・スタジアム(ロサンゼルス) |
| 第6戦 | 11月1日(土)午前9:00 | ロジャース・センター(トロント) |
| 第7戦 | 11月2日(日)午前9:00 | ロジャース・センター(トロント) |
ワールドシリーズの開幕戦はレギュラーシーズンの勝率が高い方のチームのホーム球場で開催されます。
最大7試合制で、4戦先取したチームがワールドチャンピオンになります。
プレーオフ(ポストシーズン)の仕組みはこちらの記事で解説しています。
ワールドシリーズの放送予定と視聴方法

ワールドシリーズはテレビ・ネットでの配信が予定されています。
各コンテンツ別の配信予定は以下のとおりです。
| コンテンツ | 放送方法 |
| NHK(BS/地上波) | 生中継予定 |
| J SPORTS(スカパー!) | 録画放送予定 |
| MLB.TV | ライブ配信予定 |
| SPOTV NOW | ライブ配信予定 |
| Amazon Prime video | ライブ配信予定 |
各コンテンツの放送予定の詳細は公式ホームページをご確認ください。
ドジャースとブルージェイズのポストシーズン成績

両チームのここまでのポストシーズンの成績を投打別にまとめました。
チーム成績
ドジャース打撃成績
| 試合 | 打席 | 得点 | ヒット | 2B | 3B | HR | 打率 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
| 10 | 344 | 46 | 88 | 12 | 2 | 13 | .256 | .340 | .523 | .770 |
平均得点は4.6で、要所で長打も出ており、効果的に得点できています。
ドジャースはシーズン終盤からポストシーズンにかけて先発が好調なので、打線が投手陣を十分に援護できている状態と言えます。
ドジャース投手成績
| 試合 | 防御率 | QS | イニング | 失点 | 与四球 | 被安打 | 被HR | 被出塁率 |
| 10 | 2.45 | 8 | 92.0 | 29 | 38 | 56 | 4 | .173 |
特筆すべきは10試合中8試合で先発投手がQSを達成しています。
他のポストシーズン進出チームで、次にQSが多かったのは7試合中4試合のヤンキースで、8試合以上戦っているブルワーズやカブスは先発投手がQSを達成した試合は0です。
チームの投手運用もありますが、近年のポストシーズンでは先発投手が長いイニングを投げることが減少傾向にありますので、近年では稀なQS率の高さです。
ブルージェイズ打撃成績
| 試合 | 打席 | 得点 | ヒット | 2B | 3B | HR | 打率 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
| 11 | 388 | 71 | 115 | 26 | 1 | 20 | .296 | .355 | .430 | .878 |
1試合あたりの平均得点は6.45で、各スタッツも高い水準となっており、ポストシーズンを通して非常に打線が活発です。
ドジャースの強力な先発陣との対戦が注目ポイントの一つでしょう。
ブルージェイズ投手成績
| 試合 | 防御率 | QS | イニング | 失点 | 与四球 | 被安打 | 被HR | 被出塁率 |
| 11 | 4.36 | 1 | 97.0 | 49 | 44 | 84 | 18 | .233 |
ドジャースとは対照的に、先発は長くて6回途中までという試合が多く。QSはマリナーズとのアメリカン・リーグ チャンピオンシップ・シリーズ(以降ALCS)第3戦のビーバーのみです。
6回以降は継投に入り、小刻みにブルペン投手を注ぎ込んできます。
1試合平均の失点数は4.4点で、打撃で投手陣をカバーして勝ち抜いてきました。
選手成績
ドジャース野手成績
| 選手名 | 試合 | 得点 | HR | 打点 | 打率 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
| M・ベッツ | 10 | 2 | 0 | 6 | .293 | .370 | .439 | .809 |
| 大谷翔平 | 10 | 7 | 5 | 9 | .220 | .333 | .634 | .967 |
| T・ヘルナンデス | 10 | 5 | 4 | 11 | .268 | .302 | .585 | .888 |
| F・フリーマン | 10 | 5 | 1 | 1 | .231 | .333 | .410 | .744 |
| E・ヘルナンデス | 10 | 7 | 0 | 4 | .306 | .375 | .417 | .792 |
| T・エドマン | 9 | 3 | 2 | 6 | .286 | .306 | .486 | .791 |
| A・パヘズ | 10 | 1 | 0 | 1 | .086 | .135 | .114 | .249 |
| M・マンシー | 10 | 5 | 1 | 1 | .214 | .389 | .357 | .746 |
| W・スミス | 8 | 4 | 0 | 2 | .286 | .375 | .286 | .661 |
| M・ロハス | 5 | 2 | 0 | 1 | .375 | .444 | .375 | .819 |
| B・ロートベット | 4 | 2 | 0 | 1 | .429 | .500 | .571 | 1.071 |
| A・コール | 4 | 1 | 0 | 0 | .750 | .857 | .750 | 1.607 |
ポストシーズン全般を通して大谷、パヘズが調子を落としていましたが、その他のラインナップに名を連ねるメンバーは概ね好調をキープしています。
シーズン終盤に故障のため欠場していたスミスも戻り、野手はベストメンバーが揃いました。
ドジャース投手成績
| 選手名 | 試合 | QS | セーブ | 投球回 | 四球 | 三振 | WHIP | 防御率 |
| B・スネル | 3 | 3 | 0 | 21.0 | 5 | 28 | 0.52 | 0.86 |
| 山本由伸 | 3 | 2 | 0 | 19.2 | 4 | 18 | 0.86 | 1.83 |
| T・グラスナウ | 3 | 2 | 0 | 13.1 | 8 | 18 | 1.13 | 0.68 |
| 大谷翔平 | 2 | 2 | 0 | 12.0 | 4 | 19 | 0.75 | 2.25 |
| 佐々木朗希 | 7 | 0 | 3 | 8.0 | 2 | 6 | 0.63 | 1.13 |
| A・ベシア | 7 | 0 | 0 | 4.2 | 3 | 4 | 1.29 | 3.86 |
| B・トライネン | 7 | 0 | 1 | 3.2 | 2 | 5 | 1.91 | 7.36 |
| E・シーアン | 3 | 0 | 0 | 3.1 | 2 | 2 | 2.40 | 10.80 |
| A・バンダ | 3 | 0 | 0 | 2.2 | 1 | 3 | 0.75 | 0.00 |
| C・カーショウ | 1 | 0 | 0 | 2.0 | 3 | 0 | 4.50 | 18.00 |
| J・ドレイヤー | 2 | 0 | 0 | 1.2 | 2 | 1 | 1.20 | 0.00 |
| E・エンリケス | 1 | 0 | 0 | 0.0 | 2 | 0 | INF | INF |
スネル、山本、グラスナウ、大谷の先発4人が絶好調です。スネルはポストシーズン3先発でQSを達成。山本、グラスナウ、大谷も2回QSを達成しています。
一方でブルペン陣は不安を抱えていますが、佐々木がポストシーズンからクローザーをつとめていて、見事な活躍を見せています。
先発が長いイニングを投げ、少ない継投で佐々木まで繋ぐのがドジャースの勝ちパターンとなっています。
ブルージェイズ野手成績
| 選手名 | 試合 | 得点 | HR | 打点 | 打率 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
| G・スプリンガー | 11 | 11 | 4 | 9 | .239 | .321 | .609 | .929 |
| A・カーク | 11 | 7 | 3 | 7 | .222 | .286 | .467 | .752 |
| D・バーショ | 11 | 8 | 2 | 8 | .273 | .304 | .500 | .804 |
| V・ゲレーロ Jr. | 11 | 11 | 6 | 12 | .429 | .510 | .930 | 1.440 |
| E・クレメント | 11 | 10 | 1 | 7 | .429 | .444 | .619 | 1.063 |
| N・ルーカス | 11 | 3 | 0 | 7 | .333 | .381 | .410 | .791 |
| A・ヒメネス | 11 | 7 | 2 | 8 | .263 | .317 | .447 | .764 |
| A・バージャー | 10 | 4 | 2 | 4 | .286 | .375 | .514 | .889 |
| I・カイナーファレファ | 9 | 3 | 0 | 1 | .238 | .238 | .333 | .571 |
| A・サンタンデール | 5 | 1 | 0 | 2 | .200 | .250 | .200 | .450 |
| D・シュナイダー | 4 | 3 | 0 | 0 | .200 | .385 | .300 | .685 |
| M・ストロー | 9 | 3 | 0 | 1 | .222 | .300 | .222 | .522 |
シーズン終盤にビシェットを、ポストシーズン途中でサンタンデールをそれぞれ故障で欠いていますが、打線は非常に活発です。
ALCSでMVPを受賞したゲレーロJr.がポストシーズンを通して絶好調で、6本のホームランを放ち、OPS1.440を記録しています。
ブルージェイズ投手成績
| 選手名 | 試合 | QS | セーブ | 投球回 | 四球 | 三振 | WHIP | 防御率 |
| K・ガウスマン | 4 | 0 | 0 | 18.0 | 9 | 12 | 1.06 | 2.00 |
| T・イェサベージ | 3 | 0 | 0 | 15.0 | 7 | 22 | 1.13 | 4.20 |
| S・ビーバー | 3 | 1 | 0 | 12.1 | 3 | 15 | 1.54 | 4.38 |
| L・バーランド | 10 | 0 | 0 | 11.0 | 1 | 13 | 0.82 | 3.27 |
| J・ホフマン | 6 | 0 | 2 | 7.1 | 2 | 12 | 0.68 | 1.23 |
| S・ドミンゲス | 7 | 0 | 0 | 6.2 | 5 | 5 | 1.20 | 4.05 |
| M・シャーザー | 1 | 0 | 1 | 5.2 | 4 | 5 | 1.24 | 3.18 |
| M・フルハーティー | 7 | 0 | 0 | 4.1 | 2 | 7 | 1.62 | 6.23 |
| B・フィッシャー | 5 | 0 | 0 | 3.2 | 1 | 6 | 2.18 | 7.36 |
| B・リトル | 5 | 0 | 0 | 3.0 | 4 | 1 | 3.00 | 12.00 |
| E・ラウアー | 3 | 0 | 0 | 3.0 | 1 | 5 | 1.67 | 9.00 |
| Y・ロドリゲス | 4 | 0 | 0 | 2.2 | 4 | 1 | 2.25 | 10.13 |
| C・バシット | 2 | 0 | 0 | 2.2 | 0 | 3 | 0.00 | 0.00 |
| T・ナンス | 2 | 0 | 0 | 1.1 | 1 | 0 | 4.50 | 13.40 |
| J・ブルール | 1 | 0 | 0 | 0.1 | 0 | 0 | 9.00 | 54.00 |
先発ではア・リーグ ディビジョン・シリーズ(ALDS)でのヤンキース戦で5.1回11奪三振の快投が話題となった、ルーキーのイェサベージが素晴らしいパフォーマンスを見せています。
先発はガウスマン、イェサベージ、ビーバー、シャーザーの4人で、バーランド、ホフマンの盤石のリリーフ2人に繋ぐのが現在のブルージェイズの勝ちパターンとなっています。
ブルージェイズもブルペン陣に不安を抱えていて、ポストシーズンではバシットがブルペンにまわっていました。
直近2年のドジャース対ブルージェイズの対戦成績とワールドシリーズの展望

ドジャースとブルージェイズの直近2年の対戦成績は以下の通りです。
2024年
| スコア | 球場 |
| 12-2 | ロジャース・センター |
| 4-2 | ロジャース・センター |
| 1-3 | ロジャース・センター |
2025年
| スコア | 球場 |
| 5-1 | ドジャー・スタジアム |
| 9-1 | ドジャー・スタジアム |
| 4-5 | ドジャー・スタジアム |
直帰2年の対戦成績はドジャースが4勝2敗と2カード連続で勝ち越しています。
ワールドシリーズの展望
この結果のみでどちらが優位とは判断できませんが、現状のチーム状態はドジャースは先発陣が好調で、ブルージェイズは打線が好調です。
ワールドシリーズではドジャース投手陣とブルージェイズ打線の対戦が注目ポイントです。
ただ、ドジャース打線もNLCS最終戦で打棒が大爆発した大谷をはじめ、フリーマンやパヘズが調子を取り戻すと投打共にウィークポイントが少なくなります。
ブルージェイズとしては先発陣を早く降ろして、不安定なドジャースのブルペン陣を引きずり出せるかがポイントとなるでしょう。
一方のドジャースは先発陣がブルージェイズの強力打線相手に長いイニングを投げ、これまで通り少ない継投で佐々木に繋ぎたいところです。
ドジャース対ブルージェイズの注目ポイント

いくつかあるワールドシリーズの注目ポイントの中から、2つ挙げます。
大谷翔平対ブラディミール・ゲレーロJr.
NLCS MVPの大谷とALCS MVPのゲレーロJr.の対決に注目が集まります。
大谷翔平(NLCS MVP)
What a Sho.
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) October 18, 2025
Shohei Ohtani is your 2025 NLCS MVP! pic.twitter.com/VGX8LlFt9R
ブラディミール・ゲレーロJr.(ALCS MVP)
M-V-P
— Toronto Blue Jays (@BlueJays) October 21, 2025
M-V-P
VLADIMIR GUERRERO JR. IS YOUR ALCS MVP! #WANTITALL pic.twitter.com/SGvFMIpo7c
2人は2021年にもレギュラーシーズンでホームラン王とMVPを争ったこともあり、ワールドシリーズという最高の舞台でスーパースター2人の対決が実現することになりました。
ドジャースとジョージ・スプリンガーの因縁の対決
スプリンガーは2017年に在籍していたアストロズでドジャースとワールドシリーズを対戦しており、ワールドシリーズMVPを獲得しています。
2017年シーズンはアストロズのサイン盗みスキャンダルがあり、後に発覚したことで、大きな話題となりました。
詳しくはアストロズの球団紹介記事で解説しています。
ドジャースと当時のアストロズの主力だったスプリンガーとの因縁の対決にも注目です。
まとめ
ワールドシリーズは日本時間10月25日(土)に開幕します。
ワールドシリーズでは初の対戦となるドジャース対ブルージェイズはドジャースの21世紀初のワールドシリーズ連覇か、ブルージェイズの32年ぶりの優勝か・・・
どちらが制しても話題満載のワールドシリーズとなりそうです。
最後までご覧いただきありがとうございます。
あなたはどちらが勝つと思いますか?よかったら予想をコメント欄にしてください。
にほんブログ村



コメント