【2025年MLB】ドジャースが球団史上初・21世紀初のワールドシリーズ連覇!激闘のワールドシリーズを徹底解説

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現地時間11月1日、ロジャース・センターで行われたワールドシリーズ第7戦、ドジャースが延長11回の激闘の末、5-4でブルージェイズ を下し、2年連続9度目のワールドシリーズ制覇を達成しました。

ワールドシリーズ連覇に挑んだドジャースと1993年以来のワールドシリーズ制覇をかけたブルージェイズ とのシリーズは2019年以来の最終第7戦までもつれる白熱した展開となりました。

本記事では2025年のワールドシリーズの結果と各ゲームの振り返り、ワールドシリーズの勝敗を分けた要因を解説します。

最後まで読んでいただき、激闘となった2025年のワールドシリーズを振り返りましょう。

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  1. ドジャースが4勝3敗でワールドシリーズを制す!MVPは3勝を挙げた山本由伸
  2. ゲームごとの振り返り
    1. ゲーム1 ブルージェイズ打線爆発
      1. 先制はドジャース 4回裏にブルージェイズがバーショのホームランで追いつく
      2. 6回裏 ブルージェイズの猛攻で一挙9点
    2. ゲーム2 山本由伸がわずか105球 9回1失点完投勝利
    3. ゲーム3 延長18回の死闘はフリーマンのサヨナラHRで決着!大谷は4打数4安打2ホームラン9出塁の偉業達成
      1. 白熱の攻防戦
      2. 両チームのブルペンが踏ん張りと試合を決めるフリーマンのサヨナラホームラン
    4. ゲーム4 ゲレーロJr.が大谷から逆転2ラン!大谷はワールドシリーズ初登板を飾れず
      1. ゲレーロJr.が大谷から逆転2ランを放つ
      2. 7回にブルージェイズがドジャース投手陣を捕らえて集中打
    5. ゲーム5 イェサベージが7回1失点13奪三振の快投!ブルージェイズがワールドシリーズ制覇へ大手!
      1. 投打が噛み合うブルージェイズ
      2. ブルージェイズは終盤に効果的に追加点!ドジャースは打線が沈黙
    6. ゲーム6 山本由伸6回1失点6奪三振の好投!ベッツに待望のタイムリー!グラスナウ救援、最後はレフトライナーダブルプレーで試合終了。
      1. 不振のベッツに待望のタイムリー!9回にはチャレンジが2回行われる白熱の展開
    7. ゲーム7 ドジャースがスミスのホームランで延長11回の戦いを制して連覇達成!山本由伸が胴上げ投手に!
      1. 大谷が中3日で登板するもビシェットに3ランを浴びて降板
      2. ドジャースの試合終盤の一発攻勢 
      3. 山本由伸が登板!連投とは思えないパフォーマンスを見せる
      4. スミスの勝ち越しホームラン!山本由伸が胴上げ投手に
  3. 2025年ワールドシリーズの勝敗を分けた要因は?
    1. ドジャースの今シーズンの課題はブルペン
    2. ブルージェイズのワールドシリーズの戦略
    3. ドジャース、2勝3敗からのビジター連勝という重圧
    4. 勝利要因①:山本由伸の歴史的なパフォーマンスとブルペン起用方法の転換
      1. ブルペン戦略の再構築
    5. 勝利の決定要因②:シリーズ終盤のクラッチヒット
    6. 勝利の決定要因③:僅差の試合でのドジャースの好守備とブルージェイズの走塁ミス
    7. ドジャースの歴史的偉業 21世紀初の連覇達成の意義
  4. まとめ

ドジャースが4勝3敗でワールドシリーズを制す!MVPは3勝を挙げた山本由伸

筆者作成
  • ゲーム1:ブルージェイズ11-4ドジャース(ブルージェイズ打線爆発)
  • ゲーム2:ドジャース5-1ブルージェイズ(山本由伸 9回1失点完投勝利)
  • ゲーム3:ドジャース6-5ブルージェイズ(延長18回の死闘!大谷9出塁、フリーマンのサヨナラHR)
  • ゲーム4:ブルージェイズ6-2ドジャース(ゲレーロJr.の逆転2ランと終盤の集中打!)
  • ゲーム5:ブルージェイズ6-1ドジャース(イェサベージ好投!投打が噛み合ったブルージェイズが大手)
  • ゲーム6:ドジャース3-1ブルージェイズ (山本由伸6回1失点の好投!ダブルプレーで終了)
  • ゲーム7:ドジャース5-4ブルージェイズ (延長11回の激闘!山本由伸が連投でワールドシリーズ3勝目)

シリーズ4勝3敗でドジャースが2年連続9度目のワールドシリーズ優勝。

ワールドシリーズMVPは3試合 17.2回 3勝0敗 防御率1.02 1完投 15奪三振 2失点山本由伸が受賞

日本人選手のワールドシリーズMVPは2009年の松井秀喜(ヤンキース)以来2人目、日本人投手では初受賞。

ワールドシリーズ最多勝利は3勝。1969年以降は2001年のランディ・ジョンソン(ダイヤモンドバックス)以来2人目。

山本のワールドシリーズ3勝はすべて敵地、第6戦・第7戦と敵地で勝利投手となったのは史上初。

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ゲームごとの振り返り

ゲーム1 ブルージェイズ打線爆発

123456789RHE
LAD011000200460
TOR00020900×11140

責任投手

  • 勝利:ドミンゲス
  • 敗戦:スネル

HR

  • LAD:大谷6号(7回表2ラン)
  • TOR:バーショ3号(4回裏2ラン)、バージャー3号(6回裏満塁)、カーク4号(6回裏2ラン)

先制はドジャース 4回裏にブルージェイズがバーショのホームランで追いつく

ドジャース先発スネル、ブルージェイズ先発イェサベージで始まったオープニングゲーム。

2回表にドジャースがキケ・ヘルナンデスのタイムリーで1点先制。3回表にウィル・スミスのタイムリーで1点を追加。ドジャースが2-0とブルージェイズをリードします。

4回裏、ブルージェイズはノーアウトランナー1塁からバーショがセンターバックスクリーンへ飛び込む2ランホームランで2-2の同点とします。

6回裏 ブルージェイズの猛攻で一挙9点

6回の裏のブルージェイズの攻撃は四球、ヒット、死球でノーアウト満塁となり、ドジャースはスネルに代えてシーアンを投入。

クレメントがセンターへのタイムリーで3-2と勝ち越すと、ルーカスが押出しの四球、ヒメネスのタイムリーで5-2とリードを広げます。

シーアンはスプリンガーをショートゴロ、ホーム封殺で1アウトとしますが、なおも満塁でシュナイダーに代わり、代打バージャー。

ここでドジャースは左のバンダに交代。2ボール1ストライクとなり4球目のスライダーを振り抜くと、右中間スタンドへ飛び込む満塁ホームランとなり、ブルージェイズが9-2とドジャースを大きく突き放します。

ワールドシリーズでの代打満塁ホームランは史上初!

さらにカークに2ランホームランが飛び出し、この回、打者一巡の猛攻で一挙9点を挙げ、11-2と大量リードを奪います。

7回表のドジャースは1アウト1塁から大谷にワールドシリーズ初ホームランとなる2ランが飛び出し、2点を返すも反撃はここまで。

打線好調のブルージェイズがドジャース投手陣を攻略し、大勝で初戦を制しました。

ドジャースはここまでポストシーズン好調だったスネルが6回途中に降板し、後続のブルペンがブルージェイズ打線の猛攻を浴び、懸念していた展開となってしまいました。

ゲーム2 山本由伸がわずか105球 9回1失点完投勝利

123456789RHE
LAD100000220560
TOR00100000×140

責任投手

  • 勝利:山本
  • 敗戦:ガウスマン

HR

  • LAD:スミス1号(7回表ソロ)、マンシー2号(7回表ソロ)
  • TOR:

1回表のドジャースの攻撃は2アウトからフリーマンの2ベースでランナー2塁とすると、スミスがセンターへのタイムリーで1点を先制。

3回裏のブルージェイズ は1アウト1塁・3塁からカークのセンターへの犠牲フライで同点に追いつきます。

試合はドジャースの山本とブルージェイズのガウスマンの両先発の好投で試合は膠着状態となります。

試合が動いたのは7回の表、1アウトランナーなしでスミスがフルカウントからの6球目を振り抜きレフトへのホームランでドジャースが勝ち越します。

2アウトとなり、マンシーが逆方向へソロホームランを放ち、ドジャースがさらに1点を追加します。

8回の表のドジャースは7回2アウトからガウスマンを継投したバーランドを攻め、パヘズ、大谷の連続安打とベッツの四球で満塁とします。

ここでブルージェイズはクローザーのホフマンを投入します。しかしホフマンのワイルドピッチで1点を失うと、フリーマンを申告敬遠し、再び満塁となります。

ここで迎えたスミスの打球は前進守備のショート ヒメネスへのゴロとなります。

ヒメネスはホームへの送球をせず、ダブルプレーを取りにセカンドへ送球し、1アウト。ファーストはセーフとなり、ドジャースが5-1とさらにリードを広げました。

ドジャースの山本は強力ブルージェイズ打線に4回以降1人のランナーも許さず、わずか105球で完投。

ドジャースがシリーズを1勝1敗のタイに戻しました。

前日に11得点を挙げたブルージェイズ打線は、3回までは毎回先頭打者が出塁するも得点は1点のみ、立て直した山本を打ち崩すことができませんでした。

山本はNLCSのブルワーズ戦に続いて2試合連続完投勝利!

同一ポストシーズンの2完投は2014年のマディソン・バムガーナー以来。

2試合連続の完投勝利は2001年のカート・シリング以来。

ドジャースのピッチャーのワールドシリーズでの完投勝利は1988年のオーレル・ハーシュバイザー以来となりました。

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ゲーム3 延長18回の死闘はフリーマンのサヨナラHRで決着!大谷は4打数4安打2ホームラン9出塁の偉業達成

123456789
TOR000400100
LAD011020100
101112131415161718RHE
0000000005150
0000000016162

責任投手

  • 勝利:クライン
  • 敗戦:リトル

HR

  • LAD:テオスカー・ヘルナンデス5号(2回裏ソロ)、大谷7号(3回裏ソロ)、大谷8号(7回裏ソロ)、フリーマン(18回裏ソロ)
  • TOR:カーク5号(4回表3ラン)

白熱の攻防戦

ドジャースは2回裏にテオスカー・ヘルナンデスのソロホームランで1点を先制。続く3回裏には大谷にソロホームランが飛び出し、2-0とリードします。

4回表のブルージェイズ の攻撃は四球とエラーで2人のランナーを出すと、カークに3ランホームランが飛び出して3-2と逆転に成功。

さらにバージャーとクレメントの連続ヒットで1塁・3塁のチャンスを作ると、続くヒメネスがセンターへの犠牲フライでブルージェイズがリードを2点に広げます。

5回の裏のドジャースは先頭のキケ・ヘルナンデスがヒットで出塁し、バッター大谷。ブルージェイズはここで先発のシャーザーから左投手のフルハーティに交代。

大谷は6球目のインハイへのスイーパーを捕らえて左中間へのタイムリー2ベース。ドジャースが1点差に詰め寄ると、フリーマンのライトへのタイムリーで4-4の同点に追いつきます。

7回の表のブルージェイズはドジャース4番手のトライネンを攻め、ゲレーロJr.とビシェットの連続ヒットで5-4と勝ち越しに成功します。

追うドジャースは7回裏1アウトから大谷のこの試合2本目のホームランで5-5の同点に追いつきます。

両チームのブルペンが踏ん張りと試合を決めるフリーマンのサヨナラホームラン

試合は9回で決着が付かずに延長戦へ突入。

10回の表のブルージェイズ は2アウトからフランスがヒットで出塁。

続くルーカスがライトへの2ベースを放ち、フランスの代走シュナイダーが一気にホームを狙いますが、ライトのテオスカー・ヘルナンデスからエドマン、スミスへの見事な中継プレーでホームタッチアウト。ブルージェイズ は勝ち越しならず。

12回の表のブルージェイズ はカーク四球、ヒメネス敬遠、シュナイダー内野安打で満塁とすると、ドジャースはシーアンからカーショウへピッチャー交代。

カーショウはフルカウントからの8球目のスライダーで、ルーカスをセカンドゴロに打ち取り、満塁のピンチを凌ぎます。

その後は両チームランナーを出すも、両ブルペン陣が踏ん張り、試合は18回の裏へ突入。

18回裏のドジャースは先頭のフリーマンがフルカウントからの6球目をセンターバックスクリーンへサヨナラホームラン。

フリーマンは2年連続でワールドシリーズでサヨナラホームランを記録。同一選手によるワールドシリーズ2本のサヨナラホームランは史上初。

ドジャースがワールドシリーズ歴代最長タイとなる6時間39分の死闘を制し、6-5で勝利。

シリーズ対戦成績を2勝1敗としました。

なお、この試合の大谷翔平は4打数4安打、5四球(4敬遠)で1試合9出塁を記録。

大谷翔平がこの試合で打ち立てた記録

  • 1試合4長打。ワールドシリーズでの1試合4長打は1906年のフランク・イズベル以来119年ぶり。
  • 単年のポストシーズンで3度目のマルチホームラン。(史上初)
  • ポストシーズン11本目のホームランで松井秀喜を上回る。(日本人最多)
  • 2020年のコリー・シーガーが記録した単一ポストシーズン8ホームラン。(球団タイ記録)
  • ポストシーズン1試合4敬遠。(史上初)
  • ワールドシリーズで1試合5四球。(史上初)
  • 1試合9出塁(ポストシーズン史上初・MLBタイ記録)

この試合のドジャースは先発グラスナウを継投した9人の投手リレーで13.1イニングを1失点に抑えました。

特に14回から4回を投げ、わずか被安打1と完璧なリリーフを見せたウィル・クラインがこの試合の影のMVPと言っても過言ではないでしょう。

ゲーム4 ゲレーロJr.が大谷から逆転2ラン!大谷はワールドシリーズ初登板を飾れず

123456789RHE
TOR0020004006110
LAD010000001260

責任投手

  • 勝利:ビーバー
  • 敗戦:大谷

HR

  • LAD:
  • TOR:ゲレーロJr.7号(3回表2ラン)

ゲレーロJr.が大谷から逆転2ランを放つ

ドジャースが大谷、ブルージェイズはビーバーの先発で始まったゲーム4。

2回の裏のドジャースは1アウト1塁・3塁のチャンスからキケ・ヘルナンデスがライトへの犠牲フライで1点を先制。

3回の表のブルージェイズは1アウトからルーカスがライトへのヒットで出塁すると、ゲレーロJr.が真ん中高めに入ったスイーパーを打って2ランホームラン。

ブルージェイズが2対1と逆転します。

その後は大谷、ビーバーが共にランナーを出しながら相手に追加点を許さず、試合は膠着状態となります。

7回にブルージェイズがドジャース投手陣を捕らえて集中打

試合が動いたのは7回表。ブルージェイズは先頭のバーショがヒットで出塁すると、クレメントの2ベースでノーアウトランナー2塁・3塁のチャンスをつくります。

ここでドジャースは大谷からバンダへスイッチ。

しかし、ヒメネスがアウトコースに逃げるスライダーをうまく拾ってレフトへのタイムリー、フランスのセカンドゴロで4-1とリードを広げます。

さらにゲレーロ敬遠で、バンダをリリーフしたトライネンからビシェット、バージャーに連続タイムリーが飛び出し、6-1とドジャースを突き放します。

ドジャースは9回裏にランナー2塁・3塁からエドマンのサードゴロで1点を返しますが反撃はここまで。

ブルージェイズ打線がドジャース投手陣を攻略して勝利を収め、シリーズを2勝2敗のタイに戻しました。

ブルージェイズは先発ビーバーが5.1回を1失点と好投。フルハーティー、バシット、バーランドの継投で勝利。

ゲレーロJr.は今ポストシーズン7本目のホームランを記録し、ジョー・カーターとホセ・バティスタが持つ球団記録のポストシーズン6本塁打を更新し、単独トップとなりました。

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ゲーム5 イェサベージが7回1失点13奪三振の快投!ブルージェイズがワールドシリーズ制覇へ大手!

123456789RHE
TOR200100210690
LAD001000000140

責任投手

  • 勝利:イェサベージ
  • 敗戦:スネル

HR

  • LAD:キケ・ヘルナンデス1号(3回裏ソロ)
  • TOR:シュナイダー1号(1回表ソロ)、ゲレーロJr.8号(1回表ソロ)

投打が噛み合うブルージェイズ

1回の表のブルージェイズはドジャース先発のスネルを攻め、先頭のシュナイダー、ゲレーロにワールドシリーズ初となる初回先頭打者からの2者連続ホームランが飛び出し、いきなり2点を先制。

反撃したいドジャースは3回裏にキケ・ヘルナンデスにソロホームランが飛び出し、2-1と1点を返します。

1点差に迫られたブルージェイズ は4回表、先頭のバーショがスリーベースで出塁すると、続くクレメントの犠牲フライで3-1とすぐさま突き放します。

ドジャースは6回裏に先頭の大谷がライトへ打球速度117.3マイル(約188.7キロ)の強烈なライナーを放ちますが、この打球をライト、バージャーがダイビングキャッチ。

ドジャースに反撃の隙を与ません。

ブルージェイズ先発のイェサベージは7回被安打3無四球12奪三振1失点と素晴らしいパフォーマンスを披露しました。

イェサベージの記録した12奪三振はルーキーピッチャーのワールドシリーズ最多奪三振記録となりました。

ブルージェイズは終盤に効果的に追加点!ドジャースは打線が沈黙

7回の表のブルージェイズ の攻撃は先頭のバージャーのヒットとヒメネスのヒットで1アウト1・2塁とすると、スネルのワイルドピッチでバージャーが3塁へ進塁。

スネルは続くシュナイダーを三振に抑えたところで降板。

ドジャースはスネルからエンリケスに継投しますが、バッター、ゲレーロJr.の場面でワイルドピッチ。またもバッテリーミスでブルージェイズに追加点を与えてしまいます。

ゲレーロJr.は四球で出塁し、続くビシェットがライトへタイムリー。5-1とさらにリードを広げます。

ブルージェイズは8回にも先頭のクレメントがヒットで出塁し、バンダのワイルドピッチで2塁へ進塁すると、カイナーファレファのタイムリーで6-1と駄目押しの追加点。

ドジャース打線はブルージェイズ投手陣に15個の三振を奪われるなど、完全に沈黙し敗退。ドジャー・スタジアムでの2025年の最終戦を飾ることができませんでした。

ブルージェイズはビジターでの3試合を2勝1敗と勝ち越し、ワールドシリーズ制覇へ大手をかけ、ホームのトロントへ戻ります。

ゲーム6 山本由伸6回1失点6奪三振の好投!ベッツに待望のタイムリー!グラスナウ救援、最後はレフトライナーダブルプレーで試合終了。

123456789RHE
LAD003000000341
TOR001000000180

責任投手

  • 勝利:山本
  • 敗戦:ガウスマン
  • セーブ:グラスナウ

HR

  • LAD:
  • TOR:

不振のベッツに待望のタイムリー!9回にはチャレンジが2回行われる白熱の展開

ドジャースが山本、ブルージェイズがガウスマンで始まった試合。

ドジャースは3回表、ここまで6三振を喫している先発ガウスマンからエドマンがライトへの2ベースで出塁。

ロハス三振、大谷敬遠で1塁・2塁となり、スミスのレフトへのタイムリー2ベースで1点を先制。

フリーマン四球で満塁となり、ここまで不振のベッツに2点タイムリーが飛び出し、3-1とリードを広げます。

3回裏のブルージェイズは先頭のバージャーが2ベースで出塁すると、1アウト後、ヒメネスの内野ゴロの間にランナーは3塁へ進塁。

続くスプリンガーがセンターへのタイムリーヒットを放ち、1点を返します。

その後は両先発が踏ん張り、山本が6回1失点6奪三振、ガウスマンが6回3失点8奪三振の好投を見せます。

ドジャースは山本をリリーフしたロブレスキーが7回を、佐々木が8回を無失点に抑えると、ブルージェイズもバーランド、フルハーティ、ドミンゲス、バシットと繋ぎ、ドジャースに追加点を許しません。

9回表のブルージェイズはカークが死球で出塁すると、続くバージャーが放った打球は左中間へ、この打球がフェンスとグラウンドの隙間に挟まります。

この間にランナー2人が返り、ブルージェイズ同点と思われましたが、グラウンドルールダブル(2ベース)となり、ブルージェイズはチャレンジをしますが、ランナーの生還は許されずノーアウト、2・3塁でプレー再開となります。

「フェアボールが地面に触れた後、スタンドに入るか、フェンス、スコアボード、またはフェンスやスコアボードの隙間、あるいはフェンス沿いの植え込みやツタの中、または下を通過したか、突き刺さった場合。ランナーおよびバッターに2つの安全進塁権が与えられる」

MLB公式野球ルール5.05より

今回のケースはフェアボールの打球がフェンスとグラウンドの間に挟まり、このルールが適用され、ボールデッドで「グラウンドルールダブル」となり、1塁ランナーは3塁へ、バッターのバージャーは2塁へ進塁となりました。

ここでドジャースは佐々木に代えてグラスナウを投入。

代わったグラスナウはクレメントを内野フライに抑えて1アウト、バッターはヒメネス。

ヒメネスの放った打球はライナーでレフト、キケ・ヘルナンデスへ。この打球をキケ・ヘルナンデスがキャッチして、すかさずセカンドへ送球。

送球がショートバウンドとなるも、ロハスがキャッチ。2塁ランナーのバージャーが戻りきれずアウトとなり、ダブルプレーで試合終了となります。

このプレーにもチャレンジが行われましたが、バージャーの帰塁より、ロハスのキャッチが一瞬早く、判定はそのまま。

ドジャース勝利で、対戦成績は3勝3敗となり、ワールドシリーズでは2019年のナショナルズ対アストロズ以来の第7戦が行われることになりました。

ドジャース山本由伸はポストシーズン3試合連続で被安打5以下、失点1以下、与四球1以下、奪三振5以上で勝利投手となり史上初の記録を達成。

ブルージェイズは単一ポストシーズンで2回の第7戦(ALCS, WS)をプレーしたチームとなり、2017年のアストロズ以来、史上6チーム目の記録となりました。

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ゲーム7 ドジャースがスミスのホームランで延長11回の戦いを制して連覇達成!山本由伸が胴上げ投手に!

123456789
LAD000101011
TOR003001000
1011RHE
015110
004140

責任投手

  • 勝利:山本
  • 敗戦:ビーバー

HR

  • LAD:マンシー3号(8回表ソロ)、ロハス1号(9回表ソロ)、スミス2号(11回表ソロ)
  • TOR:ビシェット1号(3回裏3ラン)

大谷が中3日で登板するもビシェットに3ランを浴びて降板

ドジャース先発が大谷、ブルージェイズ先発シャーザーで始まった最終戦。

3回裏のブルージェイズは、ヒットのスプリンガーと敬遠のゲレーロJr.をランナーにおいて、バッターはビシェット。

大谷が投じた初球のスライダーを打ってセンター左への先制3ランホームラン。ブルージェイズが3点を先制します。

4回表のドジャースの攻撃はスミスの2ベース、フリーマンのヒット、マンシーの四球で1アウト満塁と、ブルージェイズ先発のシャーザーを攻めると、テオスカー・ヘルナンデスの犠牲フライで1点を返します。

6回の表のドジャースは、ベッツ四球、マンシーのヒットで1塁・2塁とすると、テオスカー・ヘルナンデスの内野ゴロの間にベッツがサードへ進み、1アウト1塁・3塁。

エドマンの犠牲フライで1点を返し、2-3と1点差に詰め寄ります。

その裏のブルージェイズは、ドジャース3番手のグラスナウからクレメントがヒットで出塁、盗塁を決めます。

そしてランナー2塁からヒメネスのタイムリー2ベースで1点を追加し、4-2と迫るドジャースを突き放すことに成功。

ドジャースの試合終盤の一発攻勢 

敗戦ムードが漂い出す中、ドジャースは8回表にマンシーのソロホームランで1点を返し、3-4と再び1点差に迫ります。

8回の裏のブルージェイズは先頭のクレメントが2ベースを放ち、ノーアウト2塁とします。

クレメントは6回に放ったヒットで単一ポストシーズン29安打目の新記録を打ち立て、8回の2ベースでポストシーズン30安打を達成しました。

追加点を与えたくないドジャースはシーアンからスネルへ交代。

スネルはヒメネスをサードライナー、スプリンガー、シュナイダーから連続三振を奪い、ピンチを切り抜けます。

9回表のドジャースは先頭のキケ・ヘルナンデスが三振に倒れると、バッターはロハス。

フルカウントとなって7球目、インコースのスライダーを捕らえた打球はレフトスタンドへ飛び込む値千金の同点ホームラン。

ドジャース、土壇場で4-4の同点に追いつきます。

ワールドシリーズ最終戦で9回の同点・勝ち越しホームランは1960年のビル・マゼロースキー以来、史上2人目。

ブルージェイズは今ポストシーズンの最初の9登板で被本塁打ゼロ、ALDSとALCSの決定戦でセーブを挙げてきたホフマンが一発を浴び、試合を締めくくることができませんでした。

9回裏のブルージェイズはビシェットがヒット、バージャー四球で1アウト1塁・2塁とします。

山本由伸が登板!連投とは思えないパフォーマンスを見せる

ここで、ドジャースはスネルに代えて、前日に6回96球を投げた山本に交代します。

山本はカークに死球を与え、1アウト満塁のピンチを招きます。

ここで迎えたバーショの打球はセカンドのロハスへ、ロハスは体勢を崩しながらもホームへ送球し、スミスがキャッチして判定はアウト。

スミスの足が一瞬離れたため、ブルージェイズがチャレンジしますが、スミスのつま先がランナーより先にホームを踏んでおり、判定変わらず。

続くクレメントは低めのカーブを掬い上げ、打球は左中間へ。半身の体勢で背走するレフトのキケ・ヘルナンデスを吹き飛ばし、エドマンから代わっていたセンターのパヘズがキャッチ。

ドジャース、絶対絶命のピンチを脱します。

10回表のドジャースは、ベッツ四球、マンシーにヒット、テオスカー・ヘルナンデス四球で1アウト満塁とします。

続くパヘズのゴロをサードのヒメネスがホームへ送球し、1アウト。

さらにキケ・ヘルナンデスも内野ゴロに倒れ、ブルージェイズも満塁のピンチを凌ぎます。

10回裏のブルージェイズの攻撃は山本が三者凡退で押さえます。

スミスの勝ち越しホームラン!山本由伸が胴上げ投手に

11回の表、ブルージェイズのマウンドにはドミンゲスに代わってビーバー。

ドジャースはロハス、大谷が内野ゴロに倒れ、わずか3球で2アウトとなります。

ここでバッターはスミス。3球目の真ん中に入ったスライダーを捕らえてレフトへの勝ち越しホームラン。ドジャースが5-4と勝ち越しに成功。

ドジャースはこの試合初めてブルージェイズからリードを奪います。

11回の裏のマウンドにも山本が上がり、ブルージェイズは先頭のゲレーロJr.がレフトへ2ベース。意地の出塁を見せます。

続くカイナーファレファがバントを決め、1アウトランナー3塁。バージャーは四球を選び、1塁・3塁とします。

迎えるバッターはカーク。山本の3球目のスプリットを打つと、ショートベッツがキャッチ、自らセカンドベースを踏み、1アウト。1塁へ送球しダブルプレーで試合終了。

ドジャースが延長戦を制し、球団史上初・21世紀初のワールドシリーズ連覇を達成します。

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2025年ワールドシリーズの勝敗を分けた要因は?

ワールドシリーズの勝敗を分けた要因は何だったのでしょうか?戦前の評価とシリーズを通した戦いから分析しました。

ドジャースの今シーズンの課題はブルペン

ドジャースは、前年のワールドシリーズ優勝後も佐々木朗希などの大型補強を行い、連覇の最有力候補と見られていました。

シーズンが開幕すると、序盤はブレイク・スネル、タイラー・グラスナウ、佐々木朗希が怪我で離脱、大谷翔平はリハビリが長引き、復帰は未定の状態でした。

6月に大谷が復帰し、メジャーでのリハビリ登板を続け、徐々に状態を上げていきます。

シーズン終盤にはスネル、グラスナウも復帰し、シーズン通してローテーションを守っていた山本由伸を含めて、強力なカルテットを形成し、チームの強さの基盤をつくります。

ドジャースの唯一の懸念点は、不安定なブルペンでした。

しかし、佐々木朗希が故障から復帰し、ポストシーズンのハイレバレッジアームとしてクローザーに定着したことで、弱点が一部解消されます。

ブルージェイズのワールドシリーズの戦略

対照的に、ブルージェイズはドジャースのような先発ローテーションの厚さは持たないものの、高いコンタクト率を誇る粘り強い打線が特徴です。

ブルージェイズの戦略は明確であり、強力なドジャースの先発投手の球数を稼ぎ、早期にブルペンを引きずり出すことに焦点を当てていました。

ドジャースはポストシーズン序盤で10試合中9勝を挙げる強さを見せましたが、やはり強力な先発ローテーションに依存するものでした。

ドジャースはワールドシリーズではブルージェイズの粘りの前に苦戦し、特にホームでの3試合で2敗を喫する展開となり、ドジャースは一気に苦境に立たされてしまうことになります。

ドジャース、2勝3敗からのビジター連勝という重圧

シリーズの流れはブルージェイズに傾き、3勝2敗とシリーズ制覇に大手をかけて、本拠地ロジャース・センターに舞台を移してゲーム6を迎えます。

1993年以来となるブルージェイズのワールドシリーズ優勝に対する期待でカナダ全体が熱狂していました。

一方、ドジャースは、後がない状況に追い込まれ、ビジターでゲーム6とゲーム7を連勝しなければならない窮地に立たされます。

この状況からビジターで2連勝はMLB史上で6チームしかない極めてレアな偉業で、ドジャースは連覇への重圧を背負うこととなりました。

ドジャースはゲーム5終了時点で、ブルージェイズに18対30と得点数で劣勢に立たされており、打者が本来のパフォーマンスを発揮できていないことは明白でした。

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勝利要因①:山本由伸の歴史的なパフォーマンスとブルペン起用方法の転換

ドジャース勝利の要因は、打線の不振を補って余りある、先発投手陣の貢献と、監督による極限のリスクを伴う継投策です。

ワールドシリーズの行方を決定づけたのは、山本由伸の異次元のパフォーマンスです。山本はシリーズMVPを獲得し、その貢献度は歴史的と言っても過言ではありません。

山本はドジャースがシリーズ初戦を落とした状況から、ゲーム2で先発登板し、4安打1失点、8奪三振、無四球の完投で、シリーズをタイに戻す重要な役割を果たしました。

さらに、王手をかけられたゲーム6においても、6イニングを5安打1失点に抑え、チームを最終決戦であるゲーム7に導きます。

最大のハイライトは、ゲーム7での救援登板です。ロバーツ監督は、前日に96球を投げたばかりの山本を休みなしで、同点の9回裏からリリーフとして投入するという、近代野球では見られない、日本の高校野球のような起用をします。

山本は、この重圧の中で期待以上の投球を見せ、9回裏には満塁のピンチを招くも、これを無失点で切り抜け、10回は三者凡退、11回裏も、ゲレーロJr.に二塁打を許しながらも得点を許さず、最終的に2.2イニングを無失点で抑え、ドジャースのワールドシリーズ連覇に大きく貢献しました。

ロバーツ監督は、自身の決定を「彼を送り出すには少しクレイジーだ」と認めつつも、「彼が最善の選択肢だと感じた」と述べ、この大胆な戦略の必然性を強調。山本は、同一ワールドシリーズで3勝を挙げた(1969年以降ではランディ・ジョンソン以来)唯一の投手となり、ゲーム6とゲーム7を敵地で勝利投手となった史上初の投手として、そのパフォーマンスは歴史に刻まれました。

ブルペン戦略の再構築

ドジャースのブルペンは、レギュラーシーズンを通じて抱えていた脆さが、シリーズ序盤で露呈します。

ブルージェイズは、ゲーム1で先発ブレイク・スネルを序盤から消耗させ、ドジャースのブルペンから一挙9点を奪って試合をものにします。

しかし、ブルペンはシリーズの重要な局面で安定化を見せました。

特に、延長18回に及んだ壮絶なゲーム3では、多くのピッチャーが消耗した末、ウィル・クラインがキャリア最長となる72球を投げ、4イニングを無失点に抑えるという見事なリリーフを見せました。

チームの勝利はフリーマンのサヨナラホームランによってもたらさましたが、クラインは監督から「予想を超えた貢献」と称賛され、この経験はブルペンの精神的なタフネスを高めたことになりました。

ロバーツ監督はゲーム7において、大谷翔平を先発させ、グラスナウ、スネル、そして山本という最高のタレントを躊躇なく投入するというワールドシリーズ最終戦という舞台だからこそ可能な手段を選択します。

この継投策が、ドジャースが勝利のために支払った最も重いコストであり、勝利の決定打となったと言えます。

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勝利の決定要因②:シリーズ終盤のクラッチヒット

ドジャース打線は深刻な不振に陥っていました。ゲーム5終了時点でチーム打率はわずか.201であり、ブルージェイズに30対18と得点数でも差をつけられていました。

ブルージェイズと比較して三振率に大きな差はなかったものの、ブルージェイズが粘って球数を稼ぐ戦略を実行したのに対し 、ドジャースはヒットが出ず、打線の繋がりを欠いていました。

ドジャース打線はシリーズのほとんどで沈黙していましたが、勝負を分ける最終局面で一発攻勢を見せました。

ドジャースは、劣勢に立たされたゲーム7の8回にマンシーがイェサベージからソロホームランを放ち1点差に迫ると、9回には1アウトからロハスに同点ホームラン、延長11回にはスミスが勝ち越しホームランと、終盤のクラッチホームランが見られました。

勝利の決定要因③:僅差の試合でのドジャースの好守備とブルージェイズの走塁ミス

ゲーム6の9回裏、ランナー1塁からバージャーの打球は左中間へ。打球はフェンスとグラウンドの隙間に挟まります。

これを見ていたキケ・ヘルナンデスとディーンがアピールプレーをしてからすかさず送球するシーンがありました。

打球はボールデッドとなり、グラウンドルールダブルで2塁・3塁となります。

この直後、ヒメネスの打球がレフトへのライナーとなり、キケ・ヘルナンデスがキャッチ後に瞬時の送球でセカンドもアウトにする見事なプレーがありました。

野球ではライナーバックというセオリーがありますが、バージャーが打球判断を誤り、ハーフウェイからセカンドに戻るのが遅れたことで、セカンドアウトとなり、チャンスを潰して試合終了となってしまいました。

ゲーム7では9回裏の満塁のピンチで、ロハスがバーショの打球処理にもたついたものの、迅速な本塁送球でフォースアウトを奪い、サヨナラ負けを回避しました。

このプレーも3塁ランナーのカイナーファレファのリードが小さかったことが幸いしました。

さらに続くクレメントの打球をセンターのパヘズが長い距離を走りながらバックハンドキャッチに成功。

キケ・ヘルナンデスと接触しながらも打球を最後まで追いかけてキャッチ。これらのプレーが山本とチーム敗退の危機から救うビッグプレーとなりました。

ゲーム6とゲーム7の終盤でドジャース側の守備に好プレー、ブルージェイズ側に走塁ミスが出たことが勝敗を分ける要因となりました。

ドジャースの歴史的偉業 21世紀初の連覇達成の意義

ドジャースがゲーム7までもつれた激闘を制し、ワールドシリーズを連覇したことは、MLBの歴史に新たな1ページを刻むことになりました。

ドジャースはニューヨーク・ヤンキースが1998年から2000年にかけて達成した3連覇以来、四半世紀ぶりにMLBで連覇を果たしたチームとなりました。

ナショナル・リーグに限れば、1975年-1976年のシンシナティ・レッズ以来の偉業達成です。

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まとめ

昨シーズンオフのドジャースはワールドシリーズ制覇後もオフに積極的な補強を行い、連覇を目指す姿勢を見せました。

2025年のシーズンは東京で開幕。開幕直後は圧倒的な強さを見せたものの、先発投手の相次ぐ離脱、ベッツの不振など、予想外の苦戦を強いられることになります。

終盤に先発投手陣が復帰すると、強力な先発ローテーションが形成され、ポストシーズンを勝ち抜くという、昨年とは違うパターンが出来上がり、ワールドシリーズ連覇でシーズンを締めくくりました。

一方のブルージェイズは昨シーズンの地区最下位からア・リーグ勝率1位で地区優勝を果たし、ALDS、ALCSで強力打線と終盤の粘り強いバッティングでリーグ優勝に上り詰めます。

ワールドシリーズでも強力打線と試合中盤・終盤の集中打は健在で、常にドジャース投手陣にプレッシャーをかけ続けました。

また、先発投手陣は堅実にゲームメイクをし、ブルペン陣も存分にパフォーマンスを発揮する投打ともにハイレベルで見事な戦いぶりを見せてくれました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今シーズン、ワールドシリーズの感想をコメント欄でお待ちしています。

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