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2026年、ニューヨーク・メッツはワールドシリーズ制覇を目指して、オフに多くの選手の入れ替えを行いました。
フアン・ソト、フランシスコ・リンドーアという球界屈指の1〜2番コンビ、ペラルタ、マクリーンを軸に再構築された先発ローテーション。
そしてFAで補強したデビン・ウィリアムズ、ボー・ビシェットと、総年俸は再びリーグ上位クラスに膨らんでいます。
メッツは2025年シーズン、83勝79敗でポストシーズンを逃しました。
その最大の要因は「6月以降に崩壊した投手陣」でした。
2026年、その弱点は解消できたのか——データと最新情報をもとに徹底分析します。
・2026年メッツのオフシーズン補強まとめ
・ソト、リンドーアら野手陣のデータ分析
・ペラルタ、マクリーン、千賀ら先発ローテの実力と不安要素
・ブルペンの現状と課題
・ポストシーズン進出の現実的な可能性
2026年オフの補強まとめ
メッツのオフシーズンの主な動きを整理しておきましょう。
| 選手名 | ポジション | 移籍先 | 一言メモ |
|---|---|---|---|
ブランドン・ニモ | CF/LF | →レンジャーズ | セミエン獲得のトレード対象として放出 |
ジェフ・マクニール | 2B/OF | →アスレチックス | 2022年首位打者もチームを去る |
ピート・アロンゾ | 1B | →オリオールズ | 「ポーラーベア」がNYを離れFA移籍 |
エドウィン・ディアス | RP(CL) | →ドジャース | 元守護神がライバル・ドジャースへ |
メッツのフランチャイズプレーヤーであったブランドン・ニモをトレードでレンジャーズに放出。
2025年には打撃好調だったピート・アロンゾと積極的な再契約交渉を行わず、FAで流出。
さらにクローザーのエドウィン・ディアスもFAで放出。
そしてジェフ・マクニールもアスレチックスにトレードで放出と、メッツの顔とも言える選手を次々と放出し、ファンの間で大きな衝撃を与えました。
ブルワーズから有望株2名との交換で獲得。
3年1億2,600万ドルの大型FA契約。本職SSからサードにコンバート。
3年5,100万ドルで契約。メッツの新守護神として活躍が期待される。
2年4,000万ドルで契約。2025年はレギュラーシーズン・ポストシーズンともに好活躍。
ホワイトソックスからトレードで獲得。センターのレギュラー候補。
レンジャーズからトレード加入(ブランドン・ニモを放出)。守備固めの役割。
2年2,200万ドルで契約。ブルペンをさらに強化する。
1年175万ドルで契約。コスト効率の高いリリーフ補強。
ペラルタとともにトレードで加入。先発・中継ぎ両対応のスイングマン。
ニモとのトレードでベテランのセミエンを獲得。大型契約選手同士のトレードが話題となりました。
FA市場の目玉、ボー・ビシェットを3年1億2,600万ドルで獲得。内野の強化に着手。
ビシェットの契約内容の詳細はこちらの記事でご覧ください🔽
また、ブルワーズからはフレディ・ペラルタとトバイアス・マイヤーズの投手2人を獲得。先発・ブルペンの強化を行いました。
主な野手の紹介と分析
メッツの主力選手を紹介します。2026年シーズンの分析と展望もしていきます。
※2026年シーズンの各選手の成績は出場10試合終了時点のものです。
フアン・ソト──開幕直後に負傷離脱
NEW YORK METS · RF / LF
フアン・ソト
Juan Soto
2025年の実績
2026年開幕後の成績
注目ポイント
各投影システム(Steamer・ZiPS・THE BAT)が予測する2026年の成績はwRC+ 150前後・WAR 6〜7。「リーグ平均打者の1.5倍の打撃貢献」を誇るスーパースターが序盤に離脱したことは痛手ですが、2〜3週間での復帰が見込まれています。
⚠ 離脱情報
開幕直後に右ふくらはぎの肉離れで10日間IL入り。復帰まで2〜3週間を要する見込み。
wRC+がわからないという方はこちらの記事で解説しています🔽
WARについて知りたいという方はこちらの記事で解説しています🔽
フランシスコ・リンドーア──スロースターターは2026年シーズンも継続
NEW YORK METS · SS
フランシスコ・リンドーア
Francisco Lindor
直近2シーズンの成績
2026年開幕後の成績
注目ポイント
スロースターターとして知られるリンドーア。4月は不調でも5月以降に急激に状態を上げるのは例年のパターン。現在のゴロ率(48.3%)・ハードヒット率(35%未満)には懸念材料もありますが、各予測システムはフルシーズンでwRC+ 121前後・WAR 4.5〜5.2を見込みます。
✦ WATCH POINT
ソトの不在で打線の核として早期復調が急務。過去の5月以降の数字は別人級——辛抱強く待つべきフェーズです。
その他の野手陣
| 選手 | 見どころ |
|---|---|
| ボー・ビシェット3B | 全打球を広角に使えるコンタクトヒッター。サードへのコンバートが守備面の鍵 |
| カーソン・ベンジRF | メッツ第2位プロスペクト。ルーキーシーズンがいよいよスタート |
| ホルヘ・ポランコ1B/DH | 主にDHでの起用。2025年シーズンのようなパフォーマンスを発揮したい |
開幕10試合、メッツ打撃陣は決して好調なスタートではありませんでした。
その中で、好調な滑り出しを見せたのはフランシスコ・アルバレス、ルイス・ロバートJr.、マーク・ビエントスです。
フランシスコ・アルバレス──開幕から打撃好調
NEW YORK METS · C
フランシスコ・アルバレス
Francisco Álvarez
2026年開幕後の成績
注目ポイント
昨季終盤41試合でOPS.921を記録し本格覚醒の兆しを見せていた24歳の若きキャッチャー。2026年開幕10試合もOPS .957・3本塁打と爆発中。年齢的な成長曲線を考えれば、今後さらに上積みが期待できるメッツの中長期的なコアプレーヤーです。
✦ WATCH POINT
ソト不在の打線を引っ張る覚醒モードが継続するか。捕手でOPS .900超えは球界でも屈指の数字——このまま突き抜けるか。
ルイス・ロバートJr. ──新天地で復活を目指す
NEW YORK METS · CF
ルイス・ロバートJr.
Luis Robert Jr.
2026年開幕後の成績
注目ポイント
ホワイトソックスからトレードで加入した高身体能力の中堅手。新天地での開幕直後にサヨナラ本塁打を放つなど存在感を示しています。打率.313・出塁率.476と好スタートを切り、新天地での復活をアピール中です。
✦ WATCH POINT
守備範囲の広さとパワーが売りのアスリート型外野手。センターを本職とする守備力でもチームに貢献できれば、メッツの外野を長期間安定させる戦力になります。
マーク・ビエントス──バウンスバックを狙う
NEW YORK METS · DH / 3B
マーク・ビエントス
Mark Vientos
2026年開幕後の成績
注目ポイント
2025年はバウンスバックを目指した1年でしたが、2026年は打率.323・OPS .837と開幕から絶好調。打率.500スタートを切った時期もあり、チームが打線低調に悩む中でひときわ目立つ存在感を発揮しています。
✦ WATCH POINT
ソト離脱の打線を下位から支える”隠れた爆発力”。この好スタートを維持できれば、チームにとって大きなサプライズになります。
先発ローテーション一覧

メッツの2026年シーズンの先発ローテーションから注目選手を紹介します。
※2026年シーズンの各選手の成績はチーム10試合終了時点のものです。
フレディ・ペラルタ──待望のエース獲得
NEW YORK METS · SP — ACE
フレディ・ペラルタ
Freddy Peralta
2025年の実績(ブルワーズ)
2026年開幕後の成績
注目ポイント
ブルワーズから有望株2名との交換トレードで電撃加入。平均94.8マイルの4シームと高い空振り率を誇るカーブを武器とする本格派右腕。2025年のキャリアベスト(防御率2.70・17勝)を引っ提げて新天地入り。開幕戦は4失点も、WHIP 1.13・19奪三振と本来の三振奪取力は健在です。
✦ WATCH POINT
2025年に崩壊した先発上位陣の最大補強ポイント。新天地でも安定してエースの役割を果たせるか——メッツのシーズン成否を左右する存在です。
ノーラン・マクリーン──メッツNo.1有望株!次世代エース候補
NEW YORK METS · SP — PROSPECT
ノーラン・マクリーン
Nolan McLean
2025年デビューシーズン実績
2026年開幕後の成績
注目ポイント
2025年8月にデビューし、わずか8先発で防御率2.06・57奪三振という衝撃的な成績を残した次世代エース候補。3000回転を超えるカーブとスイーパーはSNSでも大きな話題に。2026年WBCではアメリカ代表入りし、さらに知名度を上げてメッツに帰還。WHIP 0.84という数字がその実力を物語っています。
✦ WATCH POINT
チームの予測でもローテ最高の天井を持つとされる逸材。ポテンシャル面では今ローテで最も高い可能性を秘めており、長期的に見ればペラルタを超えるエースになり得ます。
千賀滉大──復活にかける正念場のシーズン
NEW YORK METS · SP
千賀滉大
Kodai Senga
2023年(キャリアベスト)の実績
2026年開幕後の成績
注目ポイント
2023年は防御率2.98・12勝でNLオールスターに選ばれたものの、2024年は肩・ふくらはぎ、2025年はハムストリングの故障と2年間を棒に振りました。復活を目指す2026年のスプリングトレーニングでは最速99マイル(約159km/h)の4シームを含め7球種を操り、防御率1.86と絶好調。メンドーサ監督も「キャンプで最も良いボールを投げている」と太鼓判を押しています。
✦ WATCH POINT
開幕2登板でWHIP 1.20・16奪三振と三振奪取力は健在。健康であれば球界屈指のスタッフを持つ先発投手——完全復活すればローテ全体の安定感が段違いになります。
⚠ リスク要因
過去2年間の度重なる故障により、フルシーズン健康に投げられるかは未知数。イニング管理と健康維持がシーズンキーポイント。
その他の2026年にMLBでプレーする日本人選手についてはこちらの記事で解説しています🔽
メッツのブルペン陣
2025年オフ、長らくメッツのクローザーを務めたエドウィン・ディアスが退団しました。
その後継を担うのがデビン・ウィリアムズです。
デビン・ウィリアムズ──復活を目指すメッツの新守護神
NEW YORK METS · RP — CLOSER
デビン・ウィリアムズ
Devin Williams
2026年開幕後の成績
注目ポイント
ヤンキースからFAで加入した新守護神。4シームとチェンジアップの2球種のみという超シンプルな構成ながら、「エアベンダー」と称されるチェンジアップは左投手のスライダーのような独特の軌道で打者を翻弄します。2025年はヤンキースで成績を落としましたが、心機一転の新天地でかつての圧倒的なパフォーマンスを取り戻せるか注目です。
✦ WATCH POINT
ディアス退団後のクローザー問題を解決する大型補強。2セーブを記録した開幕は合格点——WHIPをさらに下げていければ、リーグ屈指の守護神として機能します。
その他のブルペン陣
セットアッパーにはルーク・ウィーバーが就き、ブルックス・ライリーが左のセットアップで脇を固めます。
試合中盤はWBCドミニカ代表でも活躍したワスカル・ブラゾバン、ルイス・ガルシア、トバイアス・マイヤーズ、そして先発の実績もあるショーン・マネエアが待機します。
現地時間4月11日、レジェンド・クローザーのクレイグ・キンブレルが満を持してマイナーから昇格。
メジャー17年目のシーズンを迎えます。
5月上旬には背中の手術からAJ・ミンターも復帰予定です。
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メッツ2026年の総合評価とシーズン展望
強みと課題
- ペラルタ獲得でローテーション上位先発を確保。マクリーンの開幕ローテーション入りで2025年の最大の弱点だった先発上位陣の問題を解決。
- ソト、リンドーアに加えてビシェット、ポランコに2025年のパフォーマンスが継続可能であればナ・リーグ有数の打線。
- 千賀の復活でホームズ、ピーターソンと先発ローテーション下位が充実する。マネエアも控える。
- ソトの負傷が序盤の不安材料。
- ビシェットのサードへのコンバートが守備面でどう機能するか。
- 千賀が健康的にシーズンを過ごせるか未知数。
ポストシーズン進出の可能性
メッツは2025年は83勝79敗でプレーオフ逃しています。
前年比で先発陣を大幅強化したことを考えると、90勝前後のラインは十分狙えそうです。
ナ・リーグ東地区はブレーブス、フィリーズと強力なライバルチームがおり、ここまでマーリーンズも好調ですが、メッツは地区制覇を狙うには十分な戦力といえます。
「95勝の地区制覇」も「85勝のワイルドカード争い」も十分あり得る——そんな振れ幅の大きいシーズンになりそうです。
FAQ
Q1: 2026年メッツの開幕投手は誰ですか?
A1: 2026年の開幕投手はフレディ・ペラルタ(右腕)です。ブルワーズから移籍1年目でエースに抜擢され、2025年に防御率2.70を記録した実績を買われて開幕マウンドを任されました。
Q2: フアン・ソトの2026年シーズンはどうなっていますか?
A2: 開幕好スタート(打率.355)を切りましたが、4月初旬に右ふくらはぎの肉離れでIL入り。2〜3週間の離脱が見込まれています。シーズン通算では各種予測システムがwRC+ 150前後・WAR 6〜7を見込む球界トップクラスの打者です。
Q3: 日本人選手はメッツにいますか?
A3: 2026年4月現在、日本人選手としては先発投手の千賀滉大が在籍しており、2023年のNLオールスター選出から2年の負傷続きを経て、2026年は完全復活を目指しています。
まとめ
2026年メッツは大きくメンバーを入れ替え、新たな戦力とともにポストシーズン進出・ワールドシリーズ制覇を目指しています。
ソトの離脱は打線が低調な中で痛手となっていますが、戦力の厚みは例年にも匹敵します。
先発陣はペラルタとマクリーンの安定と千賀の復活。ブルペンは新守護神デビン・ウィリアムズを加えて、投手陣の安定化が期待されます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が参考になれば幸いです。






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