【MLB】2025-2026年 FA投手をランキング形式で紹介!契約と移籍先予想を解説

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※本記事にはプロモーションが含まれています

みなさんこんにちは、Chanです。

ワールドシリーズが終わると、いよいよFA市場が解禁。各チームとの契約交渉が本格化します。

本記事では、2025-26年オフにFAとなる注目の先発投手をランキング形式で紹介します。
ポスティングを利用してMLBに挑戦する今井達也選手も含め、契約内容や移籍先の予想を徹底解説。

※ランキングは筆者の独自評価に基づき、2025年シーズンのWAR、過去の実績、契約内容などを総合的に考慮しています。
予想を楽しみながら読んでいただけると幸いです。

FA選手ランキングの野手編はこちらの記事です。

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FA先発投手ランキング

今オフFAとなる先発投手をランキング形式でご紹介していきます。

1位:フランバー・バルデス(ヒューストン・アストロズ)LHP 31歳

今オフのFA先発投手の最大の目玉。毎年180イニング前後は計算でき、打球のゴロ率が非常に高く、高いレベルで安定感抜群のピッチャーです。

2025年WAR

fWAR4.0/rWAR3.8

契約予想

6-7年、総額1億9,000万-2億2,000万

移籍が予想されているチーム

  • ジャイアンツ:ウェブに続く、ローテーションの柱として獲得上位候補。
  • ブルージェイズ:左の先発ローテーション確保を狙う。
  • メッツ:オールスタークラスの先発補強はオフの命題の一つ。以前よりトレードの噂あり。

2位:レンジャー・スアレス(フィラデルフィア・フィリーズ)LHP 30歳

投球の46%を占めるシンカーでゴロの山を築く左ピッチャー。カーブとチェンジアップのコンビネーションで安定感抜群。

2025年WAR

  fWAR4.0/rWAR4.7

契約予想

6年総額1億6,000万-1億8,000万ドル

移籍が予想されているチーム

  • メッツ:ゴロピッチャーのスアレスはバルデスとともにメッツの獲得上位候補の1人。
  • オリオールズ:ポストシーズン進出のために先発ローテーションの強化は必須事項。
  • フィリーズ:リアルミュート、シュワーバーの再契約を優先する方針のため、可能性は低いが再契約の可能性もあり。

3位:ディラン・シース(サンディエゴ・パドレス)RHP 30歳

今シーズンは32試合に登板して8勝12敗、防御率4.55。投球割合は4シームとスライダーで82%が大半を占め、落差の大きなナックルカーブを織り混ぜます。

168回を投げて奪った三振は215、奪三振率29.8%と高い奪三振能力のあるピッチャーです。

好不調が波が激しく、四球も多いピッチャーですが、良い時は支配的な投球が期待できます。

故障が少なく耐久性の高さも魅力的です。

2025年WAR

fWAR3.4/rWAR1.1

契約予想

7年総額1億7,800万ドル

移籍が予想されているチーム

  • カブス:先発ローテーションの強化。カブスが獲得に積極的との報道あり。
  • メッツ:以前からトレード獲得の噂もあり、先発獲得候補の1人。
  • アストロズ:トレードデッドラインでトレード候補に挙がっていたとの報道あり。チームはペイロール削減方針なので、可能性は低いと見られる。

  4位:マイケル・キング(サンディエゴ・パドレス)RHP  31歳

サイド気味のスリークウォーターから投球割合はシンカー30%、4シーム24%、チェンジアップ21%、スイーパー19%、スライダー6%のコンビネーション。

キャリアハイを記録した2024年から故障の影響でパフォーマンスを落としましたが、健康であればローテーション1、2番手を任せることができます。

しかし、今シーズンの肩と膝の負傷歴は契約期間短縮の懸念材料となりそうです。

 2025年WAR

fWAR0.8/rWAR1.2

契約予想

3-5年総額6,000万-1億4,000万ドル

移籍が予想されているチーム

  • メッツ:堅実な先発ピッチャーの強化。獲得に積極的との報道も。
  • オリオールズ:再び優勝・ポストシーズン争いに返り咲くために先発補強は急務。
  • レッドソックス:ローテーション再建が必要。クロシェに続くローテーション2番手の確保。

 ザック・ギャレン (アリゾナ・ダイヤモンドバックス)RHP 30歳 

ギャレンは2022-2024とエリートクラスのパフォーマンスを発揮しましたが、今シーズンは33登板で13勝15敗、防御率4.83と大きく成績を落としました。

特にギャレンの最大の武器であるナックルカーブの指標に大幅な低下が見られました。

しかし、8月以降は調子を取り戻し、シーズン全体を通して192.0回を投げる耐久性の高さを見せましたので、今後の契約にどう影響するか注目です。

2025年WAR

fWAR1.1/rWAR1.1

契約予想

5年総額1億1,500万ドル

移籍が予想されているチーム

  • カブス:先発2-3番手を担う実績のある投手を確保したい。資金的な制約も低いため、獲得に乗り出す可能性大。
  • ヤンキース:来シーズンはコールが復帰予定ですが、安定してイニングを投げられるギャレンは需要にマッチする。

その他の主な先発投手10選

その他のFAとなっている先発投手を10人ピックアップしてご紹介します。菅野投手も含まれていますので、日本人選手の動向に注目している方もぜひチェックしてください。

  ブランドン・ウッドラフ(ミルウォーキー・ブルワーズ) RHP  33歳

2024年シーズンを右肩の手術で全休。

2025年に復帰し、12試合で64.2回を投げ、83奪三振。7勝2敗、防御率3.10を記録するも、終盤に右広背筋を損傷し、ポストシーズンは欠場となりました。

ウッドラフの武器は投球の18%を占めるチェンジアップです。空振りも多く、ハードヒットを許さない球質で、指標も良好です。

健康であれば高いパフォーマンスが期待できますが、33歳という年齢と多発的な怪我は長期的な耐久性に懸念をもたらしています。

2025年WAR

fWAR1.8/rWAR1.2

契約予想

2年総額3,000万ドル(3年目クラブオプション2,500万ドルなど)

  タイラー・マーリー(テキサス・レンジャーズ) RHP  31歳

トミージョン手術からの復帰となった2025年シーズンは16試合に登板し、86.2回を投げ防御率2.18という成績でした。

マーリーは投球の50%を占める4シームを武器としており、平均92マイルとMLB平均以下ながら、ホップする伸びる球質は、高めのボールで空振りを奪うのに有効となっています。

シーズン後半に肩の故障で離脱しており、既往歴もあることから、FA市場では3年程度の契約予想と見られています。

ミドルマーケットのチームで、ローテーション2-3番手を確保したいチームに最適となりそうです。

2025年WAR

fWAR1.9/rWAR2.2

契約予想

3年3,600万ドル

  メリル・ケリー(テキサス・レンジャーズ) RHP  37歳

与四球が少なく、イニング数を稼げる安定感のあるベテラン投手です。

今シーズンはカッターとチェンジアップを効果的に使い、32試合で184回を投げ167奪三振、防御率3.52をマークしています。

ケリーはアリゾナ州スコッチデールで育ち、アリゾナ州立大学に入学。

大学時代までを過ごしたアリゾナ州の地元チームであるダイヤモンドバックス復帰か、出生地のテキサス州(生まれはヒューストンだが)のレンジャーズと再契約が有力と見られています。

2025年WAR

fWAR3.1/rWAR2.9

契約予想

2-3年総額2,800万-4,000万ドル

  ルーカス・ジオリト(ボストン・レッドソックス) RHP  31歳

トミージョン手術により2024年を全休し、復帰となった2025年は26試合に登板し、145回を投げ、121奪三振、10勝4敗、防御率3.41と好成績を残しました。

ジオリトは独特のテイクバックと球持ちの良さが特徴で、今シーズンは4シームで効果的にアウトを積み重ねました。

しかし、打たれた打球の質から算出されるxERA(期待防御率)は5.06と大幅な乖離が見られ、今シーズンの成績は上振れが大きかったという見方も強く、契約に影響を及ぼしそうです。

2025年WAR

fWAR2.0/rWAR2.1

契約予想

2年総額3,200万ドル

  エイドリアン・ハウザー(タンパベイ・レイズ) RHP  33歳

2025年はホワイトソックスとレイズでプレー。125回を投げて防御率3.31、8勝5敗と素晴らしいシーズンを送りました。

投球の46%がシンカーで、ゴロの山を築くグラウンドボール型の投手です。

奪三振率は突出していませんが、先発ローテーションの終盤を任せるには魅力的なピッチャーです。

2025年WAR

fWAR2.3/rWAR3.3

契約予想

2年総額1,800万-2,000万ドル

  クリス・バシット(トロント・ブルージェイズ) RHP  37歳

ブルージェイズとの3年契約が終わり、FAとなりました。

投球割合は42%を占めるシンカーで高いゴロ率を誇ります。その他の球種はカッター、カーブ、4シーム、スイーパー、スプリット、スライダー、チェンジアップと多彩です。

バシットは怪我が少なく、2022年以降は毎年170回以上を投げる耐久性の高さを見せています。

安定感があり、ローテーションの2-3番手を任せられるベテランは魅力的です。

2025年WAR

fWAR2.4/rWAR2.1

契約予想

2年総額3,600万-4,000万

  ニック・マルティネス(シンシナティ・レッズ) RHP  35歳

かつて北海道日本ハムファイターズと福岡ソフトバンクホークスでもプレーしたベテラン右腕です。

マルティネスの最大の価値は先発とロングリリーフをこなす柔軟性の高さです。

今シーズンは40登板で先発が26試合。イニングは165.2回とMLBではキャリア最多でした。

先発としての実績は不足しているものの、ローテーションの層が薄いチームにとっては貴重な存在となりそうです。

2025年WAR

fWAR2.1/rWAR2.3

契約予想

2年総額1,800万-2,700万ドル程度

  ジャスティン・バーランダー(テキサス・レンジャーズ) RHP  43歳

キャリア20年を突破した大ベテランは現役続行を表明しています。

今シーズンは29試合に登板し、152回を投げ、137奪三振、防御率3.85をマーク。

4勝11敗と大きく負けが先行したものの、後半戦は安定した投球を見せ、存在感を示しました。

2025年WAR

fWAR2.2/rWAR1.2

契約予想

1年780万-880万ドル

  マックス・シャーザー(トロント・ブルージェイズ) RHP  42歳

シャーザーもまた現役続行を表明。

高年齢のリスクと直近シーズンのBarrel率が12.4%と高く、被本塁打に繋がるパフォーマンスの懸念があります。

しかし、シャーザーの豊富な経験と、高い潜在能力に賭け、短期契約を提示するチームはありそうです。

2025年WAR

fWAR0.4/rWAR0.2

契約予想

1年900万-1,000万ドル

  菅野智之(ボルティモア・オリオールズ) RHP  36歳

MLB挑戦の1年目は30試合に登板し、157回を投げ、防御率4.64。10勝10敗でシーズンを終えました。

菅野の評価はイニングイーターで、ローテーション終盤を任せられるベテラン投手となり、今シーズンの1,300万ドルからは契約額が大幅に下がることになりそうです。

2025年WAR

fWAR0.1/rWAR1.3

契約予想

1年600万-800万ドル

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ポスティング制度を利用してMLBに挑戦する2人の日本人投手

ポスティング制度を利用してMLB挑戦を表明した2人の投手を紹介します。

  今井達也(埼玉西武ライオンズ) RHP  28歳

NPBを代表する右腕に成長した埼玉西武ライオンズのエース今井達也。

今井はNPB9年間で187登板、1077.2回、1045奪三振、防御率3.07、66勝49敗を記録しています。

今井の4シームの平均球速は94.9マイルとMLB平均レベルに達しており、逆方向に曲がるユニークな軌道のスライダーも評価されています。

今井の契約は千賀滉大の5年7,500万ドルがモデルと見られますが、今井は千賀のMLB挑戦時より2歳若く、今オフのFA市場でも今井の年齢は先発投手の中で最も若い1人となっており、先発投手の市場価格の高騰も相まって、大型の契約が見込めそうです。

契約予想

5-8年総額1億-1億9,000万ドル

移籍が予想されているチーム

  • メッツ:先発ローテーションの強化。千賀がいることも今井のメンターとなる期待が大きく、獲得に動く可能性は高い。
  • ドジャース:日本人投手が数多く在籍し、アジア市場をほぼ掌握していると言っても過言ではない。先発は余剰気味ではあるが、故障のリスクが高い投手を多く抱えているため、獲得に動く可能性は高い。
  • カブス:先発ローテーションの確保。今永の去就次第ではターゲットになる可能性は高い。
  • レッドソックス:先発ローテーションの強化。過去に多くの日本人投手が在籍した実績もあり、獲得に動く可能性大。

高橋光成(埼玉西武ライオンズ)RHP 29歳

以前からMLB挑戦を希望していた高橋光成のポスティングが埼玉西武から承認されました。

高橋は2021-2023年に素晴らしい成績を残しましたが、2024年に大きく成績を落としました。

今シーズンは24登板で148.0回を投げて、防御率3.04とバウンスバックを果たします。

しかし、高橋は直近の奪三振率が14.3%と低く、MLB球団が重視する奪三振能力に懸念をもたらすとともに、市場価値が最も高かった2021-2023年を逃したことで、希望するような大型契約を得るのは難しいと見られています。

契約はナショナルズ小笠原慎之介の2年350万ドルがモデルとなり、マイナーオプションを持たせ、先発・ブルペン兼任として評価し、投球回数や登板回数にインセンティブを盛り込ませて、成績連動型の低リスクでの契約予想になると見られています。

契約予想

2年総額400-500万ドル

今永昇太がFAとなる

シカゴ・カブスの今永昇太は球団側と今永自身の双方が持つオプションを破棄し、FAとなりました。

契約の内容が複雑だったため、契約内容と今後の動向を含めてまとめました。

今永昇太(シカゴ・カブス)LHP 32歳

今永の2024-2025年シーズンのパフォーマンス

今永は2024年に29試合に登板し173.1回を投げ、174奪三振、防御率2.91で15勝3敗をマーク。

オールスター出場、サイヤング投票5位、ROY4位(新人王投票)と素晴らしいメジャーデビューイヤーとなりました。

今シーズンはハムストリングスの怪我で5月から6月下旬にかけて離脱。

復帰後は17試合に登板し100回、83奪三振、防御率4.14と昨シーズンからパフォーマンスを大きく落とします。

シーズン通して奪三振率20.6%と昨シーズンの25.1%から低下。4シームの平均球速も91.5マイルから90.8マイルと球速の低下が見られ、スプリットも有効に機能せず、空振りを奪うのに苦労しました。

後半戦は被本塁打が増え、9イニングあたりの被本塁打を表すHR/9が2.35と悪化し、ポストシーズンのブルワーズ戦でもチーム先制後に同点ホームランを許し、その後ノックアウトされ、第5戦の先発も回避されるなど、徐々にチームからの信頼も失うことになりました。

複雑な契約内容

球団オプション

今永の契約には2026年から2028年にかけて3年5,700万ドルの球団オプションがあり、さらに2024年のサイヤング投票5位で75万ドルが追加され、総額5,775万ドルとなります。

球団オプションを行使すると全チームに対するノートレード条項も付与されることになっていましたが、球団側がオプション破棄します。

選手オプション

今永には1年1,525万ドルのプレイヤーオプションがありましたが、破棄します。

項目内容
球団オプション3年5,700万ドル(+サイヤング5位で75万ドル)→合計5,775万ドル
付加条項オプション行使時に全チームへのノートレード条項付与
選手オプション1年1,525万ドル(今永側が破棄)

FAとなった経緯

カブス側からすると、パフォーマンスの悪化と加齢、被本塁打の多い投球スタイルの投手に3年契約はリスクがあると判断し、球団オプションを破棄します。

一方、今永にもオプションがありましたが、FAとなればさらに好条件の契約が期待できるため、オプションを破棄。

双方がオプションを破棄したことにより、FAとなりました。

FAとなった選手には元所属球団が優先交渉権を持つため、すでにカブスから今永に1年2,202万5,000ドルのクオリファイングオファー(以下QO)が提示されています。

QOについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

今後の展望と契約予想

QOの返答期限は日本時間11月19日午前6時で、受諾した場合は1年2,205万5,000ドルでカブスと再契約となりますが、QOは受諾せず、引き続きFA選手としてカブスを含む、各チームとの契約交渉にあたると見られます。

契約予想

4年総額7,330万-9,000万ドル(※AAV 1,830万-2,250万ドル)

※AAV=年平均

移籍が予想されるチーム

  • レッドソックス:実績のある先発投手の確保。今永のMLB挑戦の際に獲得に乗り出していた経緯あり。
  • ジャイアンツ:先発ローテーションの確保。本拠地オラクルパークはホームランの出にくい球場のため、今永の投球スタイルとの相性○
  • カブス:契約期間での折り合いがつけば再契約も。ファンベースと今永の関係も良好。
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FAリリーフ投手ランキング

ここからはリリーフのFA投手をランキング形式でご紹介します。

1位:エドウィン・ディアス(ニューヨーク・メッツ) RHP  32歳

メッツとの5年契約の残り3年をオプトアウトしてFAとなりました。

ディアスは、2025年シーズンにバウンスバックを果たし、防御率1.63、WHIP 0.87、66.1回を投げて98奪三振、28セーブと、圧倒的な成績を残しました。この支配的なパフォーマンスは、市場価値を押し上げます。

ディアスの契約交渉の障害となりそうなのは、近年の負傷歴です。2023年WBCでの膝の負傷、2024年5月の肩の負傷です。

市場の評価は、パフォーマンスの高さと年齢、怪我のリスクとの間で均衡が図られます。

ディアスの契約モデルはジョシュ・ヘイダーの5年9,500万ドルやタナー・スコットの4年7,200万ドルがモデルとなりますが、年齢と負傷歴を考慮して契約期間は4年という見方が大半です。

2025年WAR

fWAR2.0/ rWAR3.0

契約予想

4年総額6,000万-8,200万ドル

移籍が予想されているチーム

  • メッツ:ディアスとの再契約を優先事項としており、契約内容で折り合いがつけば最有力か。
  • ヤンキース:クローザーとしてディアス獲得を狙っているとの情報あり。
  • レンジャーズ:ブルペン強化のため、クローザーとして獲得に動くとの情報あり。

2位:ロバート・スアレス(サンディエゴ・パドレス)RHP 35歳

NPBでは福岡ソフトバンクホークスと阪神タイガースに計4年在籍しており、NPBファンからの知名度も高いのではないでしょうか。

スアレスは今オフ、パドレスとの5年契約の残り2年をオプトアウトしてFAとなりました。

今シーズンは70試合に登板し、防御率2.97、WHIP0.904、69.2回を投げて75奪三振、40セーブを記録。

スアレスの投球の60%は4シームで、平均98.6マイルとMLBでも上位の平均球速を誇り、ホップする球質で三振とフライアウトをとるスタイルです。

2025年WAR

fWAR1.9/fWAR2.3

契約予想

2-4年総額2,500万-8,000万ドル

移籍が予想されているチーム

  • ジャイアンツ:クローザーとして獲得に動く可能性あり。同地区ライバルチームから戦力を奪う意味も。
  • アスレチックス:クローザーとして獲得に動く可能性あり。
  • ブレーブス:イグレシアス移籍後のクローザー確保に動くか。

3位:デビン・ウィリアムズ(ニューヨーク・ヤンキース)RHP  31歳

投球割合はチェンジアップ52%、4シーム47%の2球種。

左投手の投げるスライダーのような起動を描く通称エアベンダー(空気を曲げるの意味)と呼ばれるチェンジアップが最大の武器で、多くの空振りを奪います。

ブルワーズ在籍時、2021-2024はまさに圧巻のパフォマーンスを見せ、今オフのリリーフ投手で最大の目玉となると思われていましたが、今シーズンは67試合の登板で62回、防御率4.79とダウンイヤーとなってしまい、市場評価を落とすことになりました。

しかし、指標では成績ほど数値は悪くなく、打たれた打球の質で算出されるxERAは3.07で、FIPも2.68と防御率との乖離が大きく、LOB率%(出塁した走者のうち得点されずに塁上に残った割合)はMLB平均70%前後なのに対し、今シーズンのウィリアムスは55.2%と、下振れは否めません。

2025年WAR

fWAR1.4/rWAR-0.3

契約予想

3-6年総額3,600万-6年1億2,000万ドル

移籍が予想されているチーム

  • ヤンキース:再契約に向け積極的との情報。
  • マーリンズ:市場価値が下がったことにより獲得に乗り出す可能性ありとの情報。
  • エンゼルス:リリーフの防御率4.86とリーグワースト4位。カート・スズキ新体制の下、ブルペン強化に乗り出す可能性大。

4位: フィル・メイトン(テキサス・レンジャーズ)RHP 33歳

2025シーズンはカージナルス、レンジャーズに所属し、63試合、61.1回を投げ、奪三振81、防御率2.79を記録。

メイトンは速球の平均球速は89.6マイルとリーグで下位クラスながら、投球の中で最も割合の高い38%を投じる3000回転超えのカーブとカッター、スイーパー、スライダーのコンビネーションで多くの三振を奪います。

セットアッパーなどハイレバレッジもこなせるリリーフの需要は高まりそうです。

2025年WAR

fWAR1.5/rWAR1.3

契約予想

2年総額1,420万-1,800万ドル

移籍が予想されているチーム

  • ヤンキース:セットアッパーとして獲得に動くと見られる。
  • アスレチックス:比較的安価なため、ブルペン強化のために獲得に動く可能性あり。
  • ブルージェイズ:ブルペンの安定化を図るため獲得に乗り出すか。

5位:ショーン・アームストロング(テキサス・レンジャーズ)RHP 35歳 

35歳のベテラン右腕。

2025年シーズンはトレードデッドラインでレンジャーズに移籍。71試合、74回を投げ、74奪三振、防御率2.31と好成績を残しました。

4シームの平均球速は93.5と平均を下回るものの、カッター、シンカー、スイーパーをほぼ同じ割合で投げ分けます。

今シーズンは特にスイーパーが効果的で、被長打率はわずか.120と素晴らしいパフォーマンスでした。

2025年WAR

fWAR1.4/rWAR1.5

契約予想

1年総額300万-900万ドル

移籍が予想されているチーム

  • レッドソックス:試合中盤から後半のブリッジリリーフとして期待。
  • メッツ:シーズン後半のブルペン運用に苦しんだメッツにとって、比較的低コストなリリーフは魅力的です。
  • レンジャーズ:シーズン後半の活躍を踏まえて、再契約に前向きとの情報あり。

その他の主なリリーフ投手 7選

その他のFAとなっている主なリリーフ投手を7人ピックアップしてご紹介します。

タイラー・ロジャース(ニューヨーク・メッツ)RHP 35歳

MLBでは珍しいアームアングル -61°のサブマリン投手です。

投げるのはシンカーとスライダーの2球種のみですが、アンダーハンドからの独特のボール起動で打者を翻弄します。

特出しているのは、与四球率2.3%という驚異的な四球の少なさと、被barrel%の低さで被本塁打のリスクが極めて低く、高いゴロ率で安定した投球を見せます。

2025年WAR

fWAR1.3/rWAR2.4

契約予想

1-3年総額800万-2,700万ドル

  ブラッド・ケラー(シカゴ・カブス) RHP 30歳

近年目立った活躍がなかったケラーは、2025年1月にカブスと1年150万ドルのマイナー契約を結びます。

スプリングトレーニングは招待選手としての参加でしたが、結果を残し、レギュラーシーズンではキャリア最多の68試合に登板し、69.2回を投げて75奪三振、防御率2.07とブレイクし、FAとなります。

元々、ゴロ率の高い投手でしたが、四球が多めで、三振を奪うことに苦労していました。

今シーズンは奪三振率が前年の16.7%から27.2%と大幅に上昇。投球に幅が生まれました。

2025年WAR

fWAR1.3/rWAR1.4

契約予想

2-3年総額2,400万-3,600万ドル

  エミリオ・パガン(シンシナティ・レッズ)  RHP  35歳

今シーズンはレッズで70試合に登板し、68.2回を投げ、81奪三振、防御率2.88をマーク。

32セーブを挙げ、クローザーとしてブレイク。

球種は4シーム61%、スプリット20%、カッター19%の3球種。ブレイキングボール(カーブやスライダー)を投げない珍しい投手です。

4シームはホップする球質で、フライボールが多く、やや被Barrel%が高いので、ヒッターズパークだと被弾のリスクがある投手ですが、スプリッターで多くの空振りを奪うことができ、奪三振能力の高さは魅力的です。

2025年WAR

fWAR1.0/rWAR2.0

契約予想

2年総額1,600万-2,200万ドル

ダニー・クローム(テキサス・レンジャーズ) LHP 36歳

高いアームアングルから5種類の球種を操ります。

堅実で毎年安定した投球を見せますが、近年は故障が増え、今シーズンは2回の故障者リスト入りがあり、契約に影響を及ぼすことになりそうです。

2025年WAR

fWAR0.7/rWAR1.4

契約予想

1-2年総額400万-800万ドル

  セランソニー・ドミンゲス(トロント・ブルージェイズ) RHP  31歳

トレードデッドラインでオリオールズからブルージェイズへ移籍。

キャリア最多の67試合に登板し、62.2回を投げ、79奪三振、防御率3.16と素晴らしいシーズンを送りました。

今シーズンは奪三振率が前年の26.7%から30.3%と増加。

一方で与四球率は8.2%から13.8%と悪化したことが懸念材料です。

2025年WAR

fWAR0.9/rWAR1.3

契約予想

1-3年総額900万-3,800万ドル

  ライゼル・イグレシアス(アトランタ・ブレーブス)RHP 36歳 

5年契約が終了し、FAとなったベテランクローザー。

球種は4シーム40%、チェンジアップ28%、シンカー23%、スライダー10%の4球種。

ボール球を振らせることができ、空振り・奪三振能力が高く、与四球率の低いピッチャーです。

懸念は球速の低下とフライボールピッチャーのため、被Barrel率が増加傾向にあるので、被弾リスクがあることです。

しかし試合の終盤を任せることは十分可能で、短期契約でリスクを回避したいチームに最適です。

2025年WAR

fWAR1.0/rWAR1.3

契約予想

1-2年総額900万-3,200万ドル

ライアン・ヘルズリー(ニューヨーク・メッツ)RHP  31歳 

スライダーと平均球速99.3マイルの4シームが投球の92%を占める剛腕クローザー。

2025年はトレードデッドラインでカージナルスからメッツへ移籍。メッツ移籍後は22試合、20回を投げ、22奪三振、防御率7.20、0勝3敗と大きくパフォーマンスを落としました。

BABIP(インプレー被打率)が.342と非常に高く、HR/FB(フライボールがホームランになった割合)が前年の4.5%から14.5%に増加。

特に4シームの被打率が.422、被長打率が.667と打ち込まれており、問題は投球メカニクスではなく、癖がバレているのではという指摘がありました。

市場の価値は大きく下がってしまいましたが、立て直すことができればMLBでも屈指の剛腕クローザーの1人です。年齢も来シーズン31歳ですので、獲得に乗り出すチームはいくつかありそうです。

2025年WAR

fWAR0.2/rWAR0.1

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まとめ

今オフのFA投手は先発がバルデスとレンジャー・スアレスという左腕2人がトップ2で、次点にシースが続きます。

リリーフ投手もオプトアウトを選択したディアス、ロバート・スアレス、そして今シーズンは成績を落としてしまいましたが、バウンスバックを目指すデビン・ウィリアムズと豪華な顔ぶれが揃いました。

日本時間11月10日、今井達也のポスティングも容認され、いよいよ各球団が獲得に乗り出します。

今井の評価は非常に高く、レンジャー・スアレスやシースと同等かそれ以上の大型契約が期待されています。

今後、ますます盛り上がるFA市場の動向に注目です。

2025-2026年 FA野手ランキングはこちらの記事です。

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