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みなさん、こんにちは!Chanです。
「メジャーリーグで一番速いボールを投げているのは、いったい誰なのか?」
2026年シーズン、4シーム速球の平均球速でメジャートップに立っているのは、パドレスの守護神メイソン・ミラー。
その数値は平均でも約162.9km/h(101.2マイル)に達します。
この記事では、MLB公式の計測システム「Baseball Savant(Statcast)」のデータをもとに、2026年シーズンのMLB平均球速ランキングTOP20を一覧でまとめました。
あわせて、大谷翔平・佐々木朗希をはじめとする日本人投手が今どのくらいの球速なのか、そして「球速が速い=抑えられる」とは限らない理由まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。
読み終わるころには、球速という数字の見方がぐっと面白くなるはずです。
※本記事の球速データはBaseball Savant(Statcast)の2026年シーズン集計に基づきます(2026年6月時点・一定の投球数に達した投手が対象/4シーム速球の平均値)。シーズンの進行により数値は変動します。
- ✅ MLB平均球速ランキングTOP20【2026年・Baseball Savant最新データ】
- ✅ 「平均球速」と「最高球速」の違いと、見るべきポイント
- ✅ 大谷翔平・佐々木朗希ら日本人投手は今どのくらい速いのか
- ✅ 球速が速い投手=抑えられる、とは限らない理由
【2026年最新】MLB平均球速ランキングTOP20一覧
さっそく結論から見ていきましょう。
下の表は、2026年シーズンの4シーム速球(フォーシーム・ファストボール)の平均球速が速い順に並べたMLB投手TOP20です。
数値はBaseball Savantの計測データで、わかりやすいようにキロ表記(マイル併記)にしています。
| 順位 | 投手 | 球団 | 平均球速 |
|---|---|---|---|
| 🥇 1 | メイソン・ミラー | パドレス | 162.9 km/h101.2 mph |
| 🥈 2 | エドガルド・エンリケス | ドジャース | 161.4 km/h100.3 mph |
| 🥉 3 | ジェイコブ・ミジオロウスキー | ブルワーズ | 160.8 km/h99.9 mph |
| 4 | エイドリアン・モレホン | パドレス | 159.6 km/h99.2 mph |
| 5 | チェイス・ドーランダー | ロッキーズ | 159.2 km/h98.9 mph |
| 6 | ロベルト・スアレス | ブレーブス | 158.8 km/h98.7 mph |
| 7 | ビクター・ボドニック | ロッキーズ | 158.8 km/h98.7 mph |
| 8 | フアン・モリーヨ | ダイヤモンドバックス | 158.7 km/h98.6 mph |
| 9 | ババ・チャンドラー | パイレーツ | 158.4 km/h98.4 mph |
| 10 | ルイス・バーランド | ブルージェイズ | 158.4 km/h98.4 mph |
| 11 | アンドレス・ムニョス | マリナーズ | 158.4 km/h98.4 mph |
| 12 | コナー・フィリップス | レッズ | 158.2 km/h98.3 mph |
| 13 | グラント・テイラー | ホワイトソックス | 158.2 km/h98.3 mph |
| 14 | メイソン・モンゴメリー | パイレーツ | 158.2 km/h98.3 mph |
| 15 | ユーリ・ペレス | マーリンズ | 158.0 km/h98.2 mph |
| 16 | ライン・スタネック | カージナルス | 158.0 km/h98.2 mph |
| 17 | ブラッグリー・ロドリゲス | パドレス | 158.0 km/h98.2 mph |
| 18 | チェイス・バーンズ | レッズ | 157.7 km/h98.0 mph |
| 19 | ジョーダン・ヒックス | ホワイトソックス | 157.6 km/h97.9 mph |
| 20 | ディラン・シース | ブルージェイズ | 157.4 km/h97.8 mph |
1位はメイソン・ミラー(パドレス)—平均101マイル超の守護神
2026年シーズンの平均球速トップは、パドレスのクローザーメイソン・ミラーです。
最高球速ではなく「平均」で約162.9km/h(101.2マイル)というのは、いわば全力投球を毎回続けているような数字で、リーグでも頭一つ抜けています。
2位以下のエドガルド・エンリケス(ドジャース)、ジェイコブ・ミジオロウスキー(ブルワーズ)も平均160km/h前後と、近年の球速インフレを象徴する顔ぶれが並びました。
2位はエドガルド・エンリケス(ドジャース)—平均100マイル超の若きリリーバー
2位につけたのは、ドジャースのエドガルド・エンリケスです。
平均球速は約161.4km/h(100.3マイル)で、平均100マイルを超えているのはミラーとエンリケスの2人だけ。
さらに6月には単発で約166.7km/h(103.6マイル)のシンカーも記録しており、平均でも最高でも上位に名を連ねる若手リリーバーです。
3位はジェイコブ・ミジオロウスキー(ブルワーズ)—平均160km/h超の先発右腕
3位はブルワーズのジェイコブ・ミジオロウスキー。
平均球速は約160.8km/h(99.9マイル)で、上位を占めるリリーフ勢のなか先発投手としてただ一人トップ3に食い込んでいます。
5月には先発として103.6マイル(約166.7km/h)を計測し、スタットキャスト時代の先発最速タイも記録しました。
4位はエイドリアン・モレホン(パドレス)—平均159km/h超の左腕
4位はパドレスのエイドリアン・モレホンです。
平均球速は約159.6km/h(99.2マイル)で、1位のミラーと同じパドレスから2人がトップ5に入っています。
先発・中継ぎの両方をこなす左腕で、サウスポーでこの球速はリーグでも数少ない存在です。
5位はチェイス・ドーランダー(ロッキーズ)—平均159km/h超の若手先発
5位はロッキーズのチェイス・ドーランダーです。
平均球速は約159.2km/h(98.9マイル)。
投手に不利とされるクアーズ・フィールドを本拠地にしながら、先発で奮闘する若き本格派右腕で、ロッキーズの将来を担う存在として注目を集めています。
上位を占めるのはリリーフ投手—その理由とは
ランキングを見て気づくのは、上位の多くがリリーフ投手(クローザーや中継ぎ)だという点です。
これは偶然ではありません。
リリーフは1イニング前後しか投げないため、配球を考えずに1球ごとを全力で投げ込めます。
一方の先発投手は、5〜7イニングを投げ切るためにスタミナを配分する必要があり、平均球速はどうしても抑えめになります。
先発でトップ20入りしているミジオロウスキーやユーリ・ペレス、ディラン・シースは、その意味で例外的なパワーの持ち主だといえます。
そもそも「平均球速」とは?最高球速との違い
球速ランキングには「最高球速」のものと「平均球速」のものがあり、見ているとどちらの数字か混乱しがちです。ここで違いを整理しておきましょう。
「最高球速」と「平均球速」はどう違う?
最高球速は、そのシーズンで最も速かった「1球」の数値です。
瞬間最大風速のようなもので、調子が良いとき1球だけ出た記録も含まれます。
対して平均球速は、投げたすべての速球の平均値。
つまり「いつ見てもこのくらい速い」という安定した球威を表します。
ニュースで話題になりやすいのは最高球速ですが、投手の実力を比べるなら平均球速のほうが参考になります。
なぜ平均球速のほうが投手の実力を表すのか
たとえば最高球速163km/hでも、平均が152km/hなら「たまに速い球が出る投手」。
逆に最高162km/h・平均160km/hなら「常に速い投手」です。
打者にとって怖いのは後者で、毎球160km/hを覚悟しなければなりません。
安定して速い球を投げ続けられるかどうか、それが平均球速に表れます。
マイルとキロの換算早見表
MLBの球速は「マイル(mph)」で表示されます。1マイル=約1.609kmなので、おおよその目安は次のとおりです。
| マイル (mph) | キロ (km/h) | 目安 |
|---|---|---|
| 95 mph | 約153 km/h | 先発の平均的な速球 |
| 98 mph | 約158 km/h | トップ20入りの水準 |
| 100 mph | 約161 km/h | “100マイルの壁” |
| 102 mph | 約164 km/h | リーグ最速クラス |
【2026年】最高球速(マックススピード)ランキングTOP10|単発の最速球
ここからは「平均」ではなく、2026年シーズンに記録された“単発で最も速い1球”のランキングです。
平均球速トップのメイソン・ミラーが最高球速でも全体1位。
先発投手ではジェイコブ・ミジオロウスキーがただ一人トップ3に入っています。
| 順位 | 投手(球団) | 最速球速 | 球種 | 記録日 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | メイソン・ミラーパドレス/抑え🔥全体最速 | 167.0 km/h103.8 mph | 4シーム | 4/25 |
| 2 | エドガルド・エンリケスドジャース | 166.7 km/h103.6 mph | シンカー | 6/2 |
| 3 | ジェイコブ・ミジオロウスキーブルワーズ/先発⚡先発最速 | 166.7 km/h103.6 mph | 4シーム | 5/8 |
| 4 | カルロス・ラグランジュヤンキース | 165.9 km/h103.1 mph | 4シーム | 3/11 |
| 5 | タイロン・ゲレーロレッドソックス | 165.6 km/h102.9 mph | シンカー | 5/26 |
| 6 | カミロ・ドバルヤンキース | 165.4 km/h102.8 mph | カッター | 5/27 |
| 7 | ジョエル・ペゲーロジャイアンツ | 165.1 km/h102.6 mph | 4シーム | 5/29 |
| 8 | ダニエル・パレンシアカブス | 165.0 km/h102.5 mph | 4シーム | 5/26 |
| 9 | セス・ハルボーセンロッキーズ | 165.0 km/h102.5 mph | 4シーム | 3/8 |
| 10 | ジョアン・デュランフィリーズ | 164.5 km/h102.2 mph | 4シーム | 5/18 |
- 先発投手としてStatcast時代の最速タイとなる103.6 mph(166.7 km/h)を5月8日・対ヤンキース戦でマーク。同じ試合で103 mph以上を10球投げ込みました。
- 別の試合では、1試合に100 mph超を57球。これはStatcast計測が始まった2008年以降で1試合最多の記録です。
- 最速トップ10をリリーフ投手が占めるなか、先発でただ一人トップ3入り。先発でこの球速域を投げ続けている点が際立ちます。
日本人投手の平均球速は?大谷・佐々木らの2026年データ
日本のファンが気になるのは、やはり日本人投手の球速ではないでしょうか。
2026年シーズンの4シーム平均球速を、全体順位とあわせてまとめました。
| 全体順位 | 投手 | 球団 | 平均球速 |
|---|---|---|---|
| 21位 | 大谷翔平 🇯🇵 | ドジャース | 157.4 km/h97.8 mph |
| 37位 | 佐々木朗希 🇯🇵 | ドジャース | 156.3 km/h97.1 mph |
| 88位 | 千賀滉大 🇯🇵 | メッツ | 154.7 km/h96.1 mph |
| 94位 | 山本由伸 🇯🇵 | ドジャース | 154.2 km/h95.8 mph |
| 113位 | 菊池雄星 🇯🇵 | エンゼルス | 153.5 km/h95.4 mph |
| 278位 | 菅野智之 🇯🇵 | ロッキーズ | 148.4 km/h92.2 mph |
大谷翔平は21位、佐々木朗希は37位
投手としての大谷翔平は、平均約157.4km/h(97.8マイル)で全体21位。
TOP20入りまであと一歩という、先発投手としては屈指のスピードです。
同じドジャースの佐々木朗希も平均約156.3km/h(97.1マイル)で37位につけており、二人とも先発でこの数値は際立っています。
先述のとおり上位はリリーフが中心なので、先発でこの位置にいること自体が非凡だといえます。

山本由伸・千賀滉大・菊池雄星・菅野智之
山本由伸は平均約154.2km/h(95.8マイル)で95位。
球速そのものは中位ですが、彼の武器は球の速さよりも多彩な変化球と制球力にあります。
千賀滉大(メッツ・約154.7km/h)、菊池雄星(エンゼルス・約153.5km/h)も同様で、球速だけでは測れないタイプです。
ロッキーズに移籍した菅野智之は約148.4km/hと、制球と緩急で勝負する技巧派であることが数字にも表れています。

球速が速い=抑えられる、とは限らない
ここまで球速ランキングを見てきましたが、最後にひとつ大切なポイントを。
球速が速いことと、打者を抑えられることは、必ずしもイコールではありません。
球速とFIP・空振り率の関係
たしかに球速は空振り率(Whiff%=スイングのうち空振りになった割合)と相関があり、速い球ほど空振りを奪いやすい傾向はあります。
しかし、実際の投球は球速だけで決まりません。
回転数や変化量、コースの精度、緩急の付け方が組み合わさって、はじめて打者を抑えられます。
投手の総合的な実力を見るときは、球速とあわせてFIP(守備に左右されない投手の実力指標。防御率の“中身”を見るようなもの)や空振り率もチェックすると、より立体的に評価できます。

球速がそのまま結果につながる「打球速度」や「打球の角度」については、こちらの記事でも解説しています。あわせて読むと、データの見方がさらに深まります。


まとめ:MLBの平均球速ランキングを楽しもう
2026年シーズンのMLB平均球速ランキングは、パドレスのメイソン・ミラーが平均約162.9km/h(101.2マイル)でトップ。
上位はリリーフ投手が中心で、先発で食い込む大谷翔平(21位)・佐々木朗希(37位)が際立ちました。
球速は投手を楽しむうえでわかりやすい入口ですが、最高球速と平均球速の違いや、FIP・空振り率とあわせて見ることで、投手の本当の実力がより立体的に見えてきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。この記事が参考になれば幸いです。
よくある質問(FAQ)
Q. MLBで一番球速が速い投手は誰ですか?
2026年シーズンの4シーム速球の平均球速では、パドレスのメイソン・ミラーが約162.9km/h(101.2マイル)でトップです。最高球速ではさらに速い数値を記録する投手もいますが、平均で160km/hを超えるのは限られた投手だけです。
Q. 大谷翔平の球速はMLBで何位ですか?
2026年シーズンの4シーム平均球速では、大谷翔平は約157.4km/h(97.8マイル)で全体21位です。上位がリリーフ中心であることを踏まえると、先発投手としては屈指の球威で、トップ20入りまであと一歩の数値です。
Q. 平均球速と最高球速は何が違いますか?
最高球速はそのシーズンで最も速かった1球の数値、平均球速はすべての速球の平均値です。最高球速は一瞬の最大値、平均球速はシーズンを通した安定した球威を表すため、投手の総合的な速さを比べるなら平均球速のほうが参考になります。
参考・データ出典
・Baseball Savant(Statcast / Pitch Arsenals Leaderboard)
・FanGraphs
※記事内の球速データは2026年6月時点のもので、シーズンの進行により変動します。


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