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みなさん、こんにちは!Chanです。
2026年のMLBも前半戦が終了し、3つの大きな個人タイトル――MVP・サイヤング賞・新人王のレースが見どころを迎えています。
ア・リーグはウィットJr.とアルバレスらによる大混戦、ナ・リーグは大谷翔平が先頭で走っています。
サイヤング賞はナ・リーグでミジオロウスキーとサンチェスが抜け出し、新人王では日本人の村上宗隆も有力候補の一人です。
この記事では、3賞の中間レースをFanGraphsのWARやwRC+といったデータをもとに、両リーグそろえて整理します。「今、誰がタイトルに近いのか」がひと目で分かる構成にしました。
※データはいずれも日本時間2026年7月20日時点(FanGraphs)のものです。
- 2026年 MVP・サイヤング賞・新人王の中間ランキング(ア・リーグ/ナ・リーグ)
- 大谷翔平・山本由伸・村上宗隆ら日本人選手の各賞での評価
- WAR・wRC+・FIPなどデータで読み解く有力候補
- シーズン後半戦に向けた注目ポイント
2026年MVP 中間レース|ア・リーグは混戦、ナ・リーグは大谷
まずは最も注目度の高いMVPレースから。
打者の力を測る指標として、ここではWAR(Wins Above Replacement=打撃・守備・走塁をまとめて勝利数で表す総合指標)とwRC+(打撃による得点創出力。
100がリーグ平均で、150なら平均より50%多く得点を生み出している計算)を中心に見ていきます。
| 順位 | 選手 | チーム | WAR | wRC+ | 本塁打 | OPS |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ヨルダン・アルバレス | アストロズ | 4.9 | 192 | 33 | .083 |
| 2 | ボビー・ウィットJr. | ロイヤルズ | 4.7 | 119 | 13 | .800 |
| 3 | ディロン・ディングラー | タイガース | 4.3 | 135 | 21 | .855 |
| 4 | ケビン・マゴニグル | タイガース | 4.1 | 134 | 9 | .817 |
| 5 | ジュニア・カミネロ | レイズ | 3.5 | 154 | 29 | .933 |
ア・リーグは大混戦です。ついにヨルダン・アルバレスがWAR4.9で首位に浮上しました。wRC+192・33本塁打・OPS1.083と打撃指標はMLB全体トップで、ウィットJr.(WAR4.7)との総合力対決になっています。
さらにタイガースの新人コンビ、ディングラー(WAR4.3)とマゴニグル(4.1)が続き、カミネロ(29本塁打)も好調で、票が割れそうな展開です。なお昨季までの主役アーロン・ジャッジは肋骨の疲労骨折で離脱しており、後半戦の出遅れがMVP争いに影響しそうです。
| 順位 | 選手 | チーム | WAR | wRC+ | 本塁打 | OPS |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 大谷翔平日本 | ドジャース | 約6.0※ | 150 | 22 | .930 |
| 2 | ピート・クロウアームストロング | カブス | 5.9 | 145 | 21 | .890 |
| 3 | オットー・ロペス | マーリンズ | 4.3 | 136 | 9 | .873 |
| 4 | ジェームズ・ウッド | ナショナルズ | 4.2 | 158 | 28 | .954 |
| 5 | JJ・ウェザーホルト | カージナルス | 3.7 | 114 | 14 | .757 |
※大谷のWARは打撃2.8+投球2.2の合算(投打二刀流のため)
ナ・リーグは大谷翔平が一歩リードしています。打者としてのWARは3.1ですが、投手としても3.0を上積みし、合算で約6.0とリーグ最高水準。投打の両面で貢献できる二刀流の価値が、そのまま数字に表れています。
野手単体ではピート・クロウアームストロング(WAR5.9)が大谷に0.1差まで迫っており、ジェームズ・ウッド(wRC+158・28本塁打)も力強い成績を残しています。
2026年サイヤング賞 中間レース|ナ・リーグは2強、日本人2投手も上位
続いて投手のサイヤング賞です。投手の評価では、守備の影響を除いて投手本来の力を表すFIP(Fielding Independent Pitching。
見方は防御率と同じで、低いほど優秀)と、防御率(ERA)・WARを合わせて見ると実力が掴みやすくなります。
| 順位 | 選手 | チーム | 防御率 | FIP | WAR | 投球回 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | キャム・シュリットラー | ヤンキース | 2.20 | 2.72 | 3.8 | 123.0 |
| 2 | ディラン・シース | ブルージェイズ | 2.67 | 2.38 | 3.7 | 104.1 |
| 3 | リード・デトマーズ | エンゼルス | 4.16 | 3.22 | 3.0 | 114.2 |
| 4 | デイビス・マーティン | ホワイトソックス | 3.31 | 3.06 | 3.0 | 106.0 |
| 5 | パーカー・メシック | ガーディアンズ | 2.73 | 3.29 | 2.8 | 112.0 |
ア・リーグはキャム・シュリットラー(防御率2.20・WAR3.8・123回)が首位に返り咲きました。オールスターでAL先発を務めたディラン・シース(FIP2.38・WAR3.7)と、僅差の争いが続いています。
なお、昨季のサイヤング賞投手タリク・スクーバルは、FanGraphsのシーズン予想(残り試合の見込みを含む)では依然として最有力候補に挙げられており、後半戦の巻き返しに注目です。
| 順位 | 選手 | チーム | 防御率 | FIP | WAR | 投球回 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ミジオロウスキー | ブルワーズ | 1.57 | 2.05 | 4.6 | 115.0 |
| 2 | クリストファー・サンチェス | フィリーズ | 2.71 | 2.66 | 4.2 | 132.2 |
| 3 | ポール・スキーンズ | パイレーツ | 3.43 | 2.81 | 3.5 | 115.1 |
| 4 | ヘスス・ルザード | フィリーズ | 3.43 | 2.90 | 3.4 | 115.1 |
| 5 | クリス・セール | ブレーブス | 2.06 | 2.72 | 3.1 | 105.0 |
| 6位タイ | 大谷翔平日本 | ドジャース | 1.79 | 2.61 | 3.0 | 85.2 |
| 6位タイ | 山本由伸日本 | ドジャース | 2.78 | 3.33 | 3.0 | 119.2 |
ナ・リーグはミジオロウスキーとクリストファー・サンチェスの2強。
ミジオロウスキーは防御率1.57・FIP2.05・WAR4.6と圧巻の数字で、9イニング平均13.5奪三振という球威も光ります。
サンチェスもリーグ最多級の132.2イニングを投げて防御率2.71と安定感は随一です。
そして日本人投手2人も上位。
大谷翔平は投手としても防御率1.79(85.2回)と高水準で上位につけ、山本由伸も防御率2.78・WAR3.0に数字を伸ばし、直近では今季初の9回完投も披露しています。
2026年新人王 中間レース|村上宗隆が有力候補に
ルーキーたちが競う新人王も見どころです。ここでは日本人選手の村上宗隆が、ア・リーグの有力候補の一人になっています。
| 順位 | 選手 | チーム | ポジション | 主な成績 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ケビン・マゴニグル | タイガース | 遊撃手 | 打率.281・wRC+134・WAR4.1 |
| 2 | 村上宗隆日本 | ホワイトソックス | 一塁手 | 20本塁打・wRC+148・WAR1.9(7月10日に復帰) |
ア・リーグはタイガースの遊撃手ケビン・マゴニグル(打率.281・WAR4.1)が先頭。これを追うのが村上宗隆です。
村上は20本塁打・wRC+148とパワーは新人トップクラス。5月末の故障で約6週間離脱しましたが、7月10日に復帰し、ホームランダービーとオールスター本戦にも出場しました。
マゴニグルと首位を争っていただけに、復帰後の巻き返しが鍵になります。
| 順位 | 選手 | チーム | ポジション | 主な成績 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | JJ・ウェザーホルト | カージナルス | 内野手 | 打率.260・wRC+114・WAR3.7 |
| 2 | ノーラン・マクリーン | メッツ | 投手 | 防御率3.34・FIP3.30・WAR2.6 |
| 3 | サル・スチュワート | レッズ | 内野手 | 20本塁打・wRC+112・WAR1.4 |
| 4 | コナー・グリフィン | パイレーツ | 内野手 | 打率.276・wRC+102・WAR1.1 |
ナ・リーグはカージナルスのJJ・ウェザーホルト(WAR3.7)が一歩リード。
メッツの先発ノーラン・マクリーン(WAR2.6)が2番手につけ、レッズのサル・スチュワート(20本塁打)、パイレーツのコナー・グリフィンらが追う展開です。
日本人選手は各賞でどう評価されている?
2026年の日本人選手を、3賞の観点でまとめると次のようになります。
大谷翔平は投打二刀流で総合WAR約6.0。
ナ・リーグMVPの最有力であり、サイヤング賞でも上位に食い込む稀有な存在です。
山本由伸は防御率2.78・WAR3.0でサイヤング賞争いに位置し、ローテーションの軸として安定感を示しています。
村上宗隆はメジャー1年目で20本塁打を放ち、新人王の有力候補です。約6週間の故障離脱を経て、7月10日に復帰しました。
後半戦でどこまで上積みできるかが評価を左右しそうです。また鈴木誠也は一時右膝の違和感で欠場した影響もあり、各賞争いには絡めていません。日本人選手の最新の故障状況は別記事でまとめています。
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タイトル争いと並んで、オールスター期のもう一つの見どころがホームランダービーですね。ジョーダン・ウォーカーが初出場で優勝し、村上宗隆も出場しました。結果の詳細はこちらの記事でまとめています。

今回の三賞予想はいずれもWARを軸に見てきましたが、その大本になる2026年の最新ランキングでは大谷翔平がfWAR・rWARともに単独首位に立っています。各部門のTOP10はこちらでまとめています。



まとめ|後半戦で各賞レースはどう動く?
2026年の3賞中間レースを振り返ると、ナ・リーグMVPは大谷翔平が二刀流の総合力で先頭、ア・リーグMVPはアルバレスを軸にした大混戦。
サイヤング賞はナ・リーグでミジオロウスキーとサンチェスが抜け出し、新人王は7月10日に復帰した村上宗隆の巻き返しが一つの焦点になりそうです。
タイトル争いは後半戦の数字次第で大きく動きます。最新データを追いながら、ぜひ観戦を楽しんでみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。この記事が参考になれば幸いです。
よくある質問(FAQ)
Q1. 2026年MVPの最有力候補は誰ですか?
ア・リーグはヨルダン・アルバレス(wRC+はMLB最高の192)がWAR4.9で首位に立ち、ボビー・ウィットJr.(4.7)が追う展開です。ナ・リーグは投打二刀流で総合WAR約6.0の大谷翔平が先頭ですが、クロウアームストロング(WAR5.9)が0.1差まで迫っています。
Q2. 大谷翔平はMVPとサイヤング賞の両方を狙えますか?
投手としても防御率1.79と高水準で、ナ・リーグのサイヤング賞でも上位に入っています。ただしサイヤング賞はミジオロウスキーやサンチェスが先行しており、現時点ではMVPのほうが現実的な状況です。
Q3. 村上宗隆は新人王を獲れますか?
20本塁打・wRC+148と打撃成績は新人トップクラスです。5月末の故障離脱から7月10日に復帰しており、先頭に立つケビン・マゴニグル(WAR4.1)をどこまで追い上げられるかが鍵になります。
参考・データ出典
・FanGraphs
・MLB.com
・Baseball Savant
※記事内の成績は2026年6月16日時点のものです。



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